プレミアホテル門司港は、もともとは北九州市も出資する半官半民の門司港開発株式会社が建築、運営は民間会社に委託、1996年に門司港ホテルとして開業しました。レトロ地区の観光拠点としてかなり気合が入っていたと思われ、イタリアの著名建築家を起用し随所にこだわりが見られる設計、造作となっています。

その後低迷した時期などもあり、2016年に、ハイグレードな不動産仲介業を本業とするケン・コーポレーションに売却されています。ケン・コーポレーションは、門司港以外にも結構な数のホテルをガンガン買収して主に「プレミアホテル」ブランドで35のホテルを展開しています。以前、私たちが滞在したことのあるルネッサンスホテル札幌も、ノボテル札幌も気付いたらプレミアホテルになっていました。グアムで滞在したヒルトングアムもブランドはヒルトンのままですが、現在はプレミアホテルがオーナーとなっているようです。

というかグアムは、シェラトンも、ハイアットリージェンシーも、PIC、日航も全部ケン・コーポレーションの所有のようです。

立地

プレミアホテル門司港は、門司港駅から徒歩3分、海峡と船溜に挟まれた三方を水に囲まれた立地です。北側には「ブルーウイングもじ」という跳ね橋が架けられており対岸に渡れますが、昼間の毎時0分から15分までは橋が上がり往来不可になります。特にワーケーション中の昼休みなど13時を過ぎるとしばらく渡れず、ぐるっと回る必要があり午後の業務開始が大幅に遅れことに繋がりかねないのでご注意下さい。

エクステリア

デザインコンセプトは、「門」と「鮫(サメ)」ということです。「門」は門司港の「門」、九州の玄関口という意味でしょうけど、サメは何でしょうかね?外観はサメの形をモチーフということで左上の丸い大きな窓の部分が目、その下の2階、3階の貫通している通路が口でしょうか。この部分は門も絡めていそうです。上に飛び出ている黒いエレベーターの機械室が背びれ、左右の白い張り出し部分が胸びれなんでしょうか。

ちなみに、目の部分はスイートルームのリビングで2層吹き抜けになってます。その2フロア下の左端から3つの明かりのついている部分が私たちが滞在したジュニアスイートの位置になります。

エントランス

エントランスも尖っています。「門」だからでしょうか・・・メインエントランスを入ったところにはこの大きな威圧的な階段が現れます。ロビー、レストラン、MICE施設など、これを登った2階ですが、エスカレーターはなし、向かって左側を入ったところにはエレベーターがありますので、日常的にはそちらを使う形になります。

階段の踊り場からはこんな感じです。両サイドにはさらに上への階段なども見えますが登る機会はありませんでした。床は白黒の市松模様の大理石でスタイリッシュです。

ロビー&ロビーバー

同フロア海峡側にはロビー&ロビーバーがあります。突き当たりは大きめな窓で海峡に面してなかなか開放的です。スクエアなソファが並び、手前側はバーエリアで、ちょっとした軽食なども食べやすいダイニングっぽいテーブル&チェアが配置されています。

入り口側にはバーカウンターが設置されています。全体的におしゃれな門司港レトロですが洗練されたスポットはあまりないので、ここがそうした役割を担っている感じです。今回訪れた時期はコロナの影響でお休みでした。

部屋

ほとんどの部屋が西側(関門海峡ビュー)、東側(レトロ街ビュー)向きということで、いずれの部屋も水辺が視界に入り、開放感はあるかと思います。

ジュニアスイート(関門海峡側)

今回はワーケーション目的ということで、こちらの条件を満たした、2部屋あり、船などの交通で変化のある眺めが楽しめる海峡側のジュニアスイートに滞在しました。大変快適に過ごせました。

プレミアホテル門司港 : ジュニアスイート(海峡側)

レストラン

2階大階段正面がレストランの入り口になります。エンタシスが4本、なかなか存在感があります、これも「門」の1つなんでしょうね。この先には、イタリアンのPORTONE、グリル料理のRED&BLACKという2つのレストランがあります。コロナの影響で、グリルの方は営業休止していました。

他には、先のロビーバー、あとは最上階に別のバーがあるようですが、それらも営業休止中でした。

PORTONE

ホテルのデザイナーがイタリア人だったからか、ホテルレストランはイタリアンレストランです。なかなかハイレベルで結果的に2回も訪れてしまいました。

1回目は到着初日に、その日は宗像観光で疲れていそう、かつ、翌日からのワーケーションに向けたクールダウンを考慮し、ここを予約していました。

プレミアホテル門司港 : PORTONEでハイセンスなディナー

ディナーがなかなか良かったということ、また、ランチで予定していたレストランが1箇所休業中だったことで、その空きスロットでこちらに再訪しました。ランチもよかったです。

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ルームサービス(In-room Dining)

ルームサービスは確かなかったと思います。普段は、部屋のサービスメニューを一通り確認するんですが、今回は予め食事の予定がだいぶ確定していたこともあり利用しませんでした。

他施設・サービス

製氷機&自販機

確か4階、5階、8階に製氷器&自動販売機がありました(写真は5階)。アイスペールは部屋のを持っていく形ですが、ガラス製で断熱仕様ではなく氷の持ちはあまり長くないです。自動販売機は利用していませんが電子マネーなど対応しているようですね。

チャペル

滞在した6階には、婚礼向けのオフィス、チャペルがあり、シティーホテル然としています。エレベーター前の踊り場も広く開放的な空間でビビッドな群青色のカーペットから海を感じます。

チャペル

チャペルの扉は時々開いていましたが、奥からは明るい光が差し込んでいました。このスペースは6、7階の2階層分使っているようで、天井も高く開放的です。

傘の貸し出しサービス

雨天の時は入り口に長傘が並べられています(↑エントランスの写真にも写っています)。あまりに無防備なので盗られないか心配になりますが非常に親切なサービスです。私たちの滞在時は、当初予報ではずっと雨だったにもかかわらず、実際外出時にはほとんど降らなかったので利用する機会はありませんでした。

荷物の受取り、配送受付サービス

ここでのワーケーションの前に、福岡・宗像に立ち寄りましたので、この5連泊で必要な荷物は、事前に自宅から直送しておきました。ホテルへの送付ルールは、ホテルごとに異なりますのでご確認ください。宛先・メモの項目に「○月○日〜滞在 名前」と記載しておくと、ホテル側も誰の荷物か分かり易くロストを防げお互いハッピーかと思います。また、あまり気が利かないホテルですと、ホテル到着時に手渡しされたりしますが、ここではちゃんと事前に部屋まで運んでくれていました。

ワーケーションの後は由布院に2泊しますので、チェックアウトに合わせて(正確には前日夜)不要な荷物を自宅に送り返す手配をしました。送付時の段ボールに詰め直しましたがガムテープを持ってきておらずフロントで借りようと開たまま持っていったところフロントの方が全部やってくれました。配送伝票の取扱も、配送料の計算も手慣れておりスムーズでした。

まとめ

門司港というそれほど大きくない都市のホテルですが、レトロ地区の再開発で重要な位置付けなのかかなり拘りが見られるホテルでした。街のサイズに合わせて160部屋程度の中規模ホテルですが、意匠は凝っており、婚礼や会議といった地域のMICEの役割も担っています。海峡、船溜に囲まれた開放的な立地であながら、駅も近く、周辺には観光スポット・レストランが点在しており、非常に便利でした。

5泊というそこそこ長期で滞在しましたが、特に致命的なデメリットもなく、門司港も暇になることもなく快適に滞在できました。

いろいろとご当地料理や個性的なレストランがある門司港で、イタリアンというのは優先度が落とされがちかもしれませんが、ここのPORTONEはなかなかの品質でした。何泊か滞在する方は一度訪れてみるといいかと思います。グリルも同じ品質であれば楽しめそうですが、今回滞在期間はコロナの影響でお休みでしたので残念でした。また機会があれば行ってみたいところです。

非常に満足いく滞在となりました。

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