ブハラ観光 【世界遺産】昼間のブハラ旧市街散策 〜カラーン・モスク&イスマーイール・サーマーニー廟〜

前日の夜に散策したエリアの一部と+αを見てまわります。この日も35度越えと暑い・・・。連日の暑さにやられたのか、私(嫁)が多少体調不良気味、昼前までホテルでゆっくりすることにしました。

前日の夜に全体の雰囲気は見て回ったこともあるので、昼間の観光は一部に絞って回ることにします。タイムリミットは、夕方16時のフライトですが、1時間前位には空港に、、、ということこで4時間です。

ちかくのチャイハネでランチ

朝食は抑えたものの、ウズベク料理の機会も残り少ないのでチャイハネに向かいます。屋外のチャイハネですが湿度はカラッとしているので日陰であれば生きてはいけます。

↑では入り口が分かりにくいです。ホテルMarikaで聞いたらため池側にありました。中はシンボルツリーを中心にいい雰囲気です。

病み上がりの私(嫁)はナンと雛豆のスープであっさりと。ディルの香りで爽やかです。私(旦那)は、残り少ないウズベク料理の機会にプロフをオーダーです。パラパラライスとホクホクのニンジンで絶品です。

その後は、いよいよ観光に向かいます。暑さからか人がいない〜、でもいい雰囲気です。

カラーン・モスク

前日夜にライトアップを待ったカラーン・モスクに入場します。入場の際に現地語でなんか言われましたがさっぱり分かりません。礼拝中だからモスク自体には入れないと言っていたようです。

中はそこそこ人がいましたね。。。ゲートをくぐり奥のモスクに向かいます。遠目に見て大規模、青の装飾が美しいです。

さてどう進むか。。。お寺でいう伽藍配置のように周囲に関連施設が置かれ回廊っぽく、日陰でいけそうに見えますが改修中で不可能でした。この日向を進むしかありません。暑さの中、鳩は元気に飛び回っていました。なんとか辿り着きました。綺麗に再建されています。

観光客がかわるがわる写真を撮っていたので同じ場所から撮ってみました。うーん、どうなんでしょうか・・・

ちょっと中心からずらした方がいいかな。日陰から、中庭、正面のゲート、ミナレット、謎の8角形をおさえておきます。暑さでクラクラしていた中ではハードな印象が残っていますが写真で見ると素晴らしいですね。

モスクの広さは1ha、1万人が礼拝できるということでした。1万人の礼拝はこの中庭でやるのかモスクの中の広さなのか気になりましたが・・・モスクは礼拝中で見られませんでした。やはり1haはこの中庭を含めてかな???

イスマーイール・サーマーニー廟

そして次に向かったのは、イスマーイール・サーマーニー廟です。距離としては1km強ですがYandexで向かいます。冷房を期待してコンフォートのクラスをオーダーしても大体窓全開な感じです。個人経営の場合はガソリン代をケチって利益をあげようとするのでしょうがないです。

廟は公園の中にあり、木陰があるのはありがたいです。

しばらく進むといよいよ廟が見えてきました。9m四方くらいのこじんまりした建物です。ほかの建築物に比べると規模が小さく、公園の中にそっと佇んでおりぶっちゃけ地味です。

よく見ると装飾は細かく、この造形はレンガのみで実現されているというのも特徴の一つです。この建物が重要なのは現存する最古のイスラム建築ということです。てっぺんのドームの4隅に小さなドームがあるような点、外壁が垂直ではなく微妙に内側に倒れている点など、専門家が見ると貴重な建物ということです。

貴重な建物を見学しました。中にも入れますが、、、暑そうなので今回はパスで・・・

デフコン・バザール

すごい広く、食料品から、トイレットペーパーなどの日用品、家電製品まで品数豊富です。そんな中で買い求めたものは、コーラゼロ8000sum(100円)です。

店主がいない豆屋では、鳩が豆を食べまくっていました。

サムサの人気店

このバザーの外周に絶品サムサのお店があるというのを何かの情報で得ていました。場所は、Pistaskkanon通り沿いで、ピンの位置より若干北側です。さらに寒さのお店が2店舗並んでいますが、写真のお店になります。

キリル文字でタンドール・サムサと書いてあります。

ほんとは1つづつ食べる予定でしたが、体調面の懸念もあるので1つをシェアとしました。

木陰の公園のベンチでいただきます。出来立てなのか釜の上に置かれていたためか熱々です。冬ならありがたいですが灼熱ですので。。。実際食べてみるとなんてことない見た目ですが、パイの層が細かく、適度な弾力で歯応えがベストです。あんのスパイスの香り、炭火の香りもよく確かに絶品です。暑さの中熱い食べ物ですが、止まりません。うーん、今食べたい、、、2個はいける。。。

お近くに行く際はぜひご賞味ください。

タクシーで空港へ

お目当てのサムサを満喫して14:30。ちょっと早いですが空港に向かうことにします。Yandex Goが便利です。初めてエアコン稼働の車に当たりました(そして唯一のエアコン稼働車でした)。たまたま法人の車だったようでガソリン代が会社持ちで自分の懐が傷まないのでしょう。そして、現地の人もエアコン使えれば使いたいのが実情のようです。

空港まで20分程度、比較的長距離のルートで当たってラッキーでした。ふう、快適です。

出発して間もなく、車窓にはアルク城が。結局今回は行けませんでした。またの機会に・・・

新市街を通って空港に到着です。とはいえ、入り口まで車で乗り入れできず、最後は500m程度徒歩で辿り着く必要があります。地方空港ですがターミナルは立派です。なんとか生きてブハラ観光を終えることができました。

まとめ

夜の快適性とは違い、雲ひとつない青空でやはり暑い、多少体調不良の予兆もあり無理せず最低限の観光をしました。食事としてははやり雰囲気のいいチャイハネで。夜であればさらに雰囲気良かったでしょうね。ブハラは何泊かゆっくり滞在するリゾートに最適かと思います。

厳選した観光スポットは、モスクとイスマーイール・サーマーニー廟。モスクは、サマルカンドのビビハニムモスクに匹敵する大規模なモスクで、広さに加えて、再建もだいぶ進み立派でした。モスク自体は礼拝の時間で見られませんでしたが、雰囲気はだいぶ体験できました。イスマーイール・サーマーニー廟は、現存する最古のイスラム建築ということ、周辺に美味しいと評判のサムサ屋があるということで行ってみました。地味ですが今のイスラム建築のようにタイルではなく、レンガの組み方で装飾しているのが印象的でした。近くのサムサは絶品です。ここに行った際は是非、オススメです。

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