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3年ぶりの海外、一度シュリンクした観光産業はまだ全回復とはいかずコストは高め。再開1発目にはハードシップ高めですが、マイル活用、米ドルやユーロに比べて円安が穏やかな中央アジア方面に。
プランニング
この旅程に至った経緯はこちらを参照下さい。
期間・訪問先
期間:2023/7/5(水) ~ 2023/7/15(土)
訪問先:
- ソウル(韓国)
- タシュケント(ウズベキスタン)
- サマルカンド(ウズベキスタン)
- ブハラ(ウズベキスタン)
- バクー(アゼルバイジャン)
- バトゥミ(ジョージア)
- アルマトゥイ(カザフスタン)
- 福岡(日本)
マイルを使って欲張り周遊6カ国8都市の旅行となりました。
旅程
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日 | 時間 | 現地時間・スケジュール | 宿泊 |
---|---|---|---|
1 | 7:00 9:00 10:20 – 16:35 20:20 |
京急リムジンバスで羽田空港へ 羽田発 アシアナ航空 OZ1055(2h20m) ソウル金浦着 プラン:移動がてら雲西でランチ ソウル仁川発 アシアナ航空 OZ573(7h45m) タシュケント着 |
タシュケント シティーパレスホテル |
2 | 8:00 10:08 午前中 昼 – – 夕方 – |
タシュケント発 Afrosiyob 760ФА (2h08m) サマルカンド駅着 プラン:グーリ・アミール廟 プロフランチ プラン:レギスタン広場 プラン:ビビハニム・モスク チャイハネディナー プラン:レギスタン広場ライトアップ |
サマルカンド Sangzor Boutique Hotel |
3 | 朝 – 12:40 15:04 夕方 – |
プラン:シャーヒ・ズィンダ廟群 ホテルで朝食 サマルカンド発 Sharq 010 (2h24m) ブハラ1駅着 ディナー プラン:ブハラ旧市街散策 |
ブハラ ホテルアジアブハラ |
4 | 朝 – 16:25 17:25 夕方 |
ホテルで朝食 プラン:ブハラ旧市街散策 ブハラ発 HY24 (1h) タシュケント着 プラン:タシュケント散策&ディナー |
タシュケント シティーパレスホテル |
5 | 7:35 9:30 昼 夕方 夜 |
タシュケント発 HY755 (2h55m) バクー着、ホテルアーリーチェックイン プラン:ランチ@ニザミストリート プラン:展望台&フレームタワー プラン:夜のバクー&海岸散策 |
バクー ランドマークホテル, バクー |
6 | 朝 – 17:45 19:15 – |
ホテルで朝食 プラン:バクー旧市街&ランチ バクー発 J2 9227 (1h30m) バトゥミ着 近くのスーパーに買い出し |
バトゥミ アライアンスパレス (Air bnb) |
7 | フリー(旧市街・新市街・ビーチ等) |
バトゥミ アライアンスパレス (Air bnb) |
|
8 | フリー(旧市街・新市街・ビーチ等) |
バトゥミ アライアンスパレス (Air bnb) |
|
9 | – 19:50 1:35 |
フリー(旧市街・新市街・ビーチ等) バトゥミ発 KC170 (3h45m) アルマトゥイ着 |
アルマトゥイ カザフスタンホテル |
10 | 朝 – – – 夕方 23:00 |
ホテルで朝食 プラン:ゼンコフ教会・バザール プラン:アルバートストリート プラン:Kok Tobe 最後のディナー アルマトゥイ発 OZ 578 (5h40m) |
(機内泊) |
11 | 7:40 8:45 10:15 – 14:10 16:00 夕方 |
ソウル仁川着 ソウル仁川発 OZ132 (1h30m) 福岡着 プラン:福岡観光 福岡発 NH256 (1h50m) 羽田着 京急リムジンバスで帰宅 |
- |
予算
交通 | 区間 | 数量 | キャッシュ(JPY) | マイル (JPY) |
Value (JPY) |
---|---|---|---|---|---|
Asiana ANA |
Tokyo(HND) -> Seoul(GMP/ICN) -> Tashkent(TAS) Almaty(ALA) -> Seoul(ICN) -> Fukuoka(FUK) -> Tokyo(HND) |
2 | 50,810 | 126,000 | 353,620 |
Uzbekistan Airways | Bukhara(BHK) -> Tashkent(TAS) | 2 | 5,000 | 10,000 | |
Uzbekistan Airways | Tashkent(TAS) -> Baku(BAK) | 2 | 27,700 | 55,400 | |
Buta Airways | Baku(BAK) -> Batumi(BUS) | 2 | 15,300 | 30,600 | |
Air Astana | Tashkent(TAS) -> Baku(BAK) | 2 | 55,000 | 110,000 | |
Afrosiyob | Tashkent -> Samarkand | 2 | 1,900 | 3,800 | |
Sharq | Samarkand -> Bukhara | 2 | 1,250 | 2,500 | |
Subtotal | 313,920 | 252,000 | 565,920 | ||
都市 | ホテル | 宿泊数 | キャッシュ(JPY) | ポイント (JPY) |
Value (JPY) |
Tashkent | City Palace Hotel : Standard | 1 | 12,000 | 12,000 | |
Samarkand | Sangzor Boutique Hotel : Superior Room | 1 | 11,000 | 11,000 | |
Bukhara | Hotel Asia Bukhara : Standard | 1 | 12,600 | 12,600 | |
Tashkent | City Palace Hotel : Standard | 1 | 12,000 | 12,000 | |
Baku | The Landmark Hotel : Junior Suite | 1 | 19,000 | 19,000 | |
Batumi | Alliance Palace (Airbnb) : 1BR Suite | 3 | 11,500 | 34,500 | |
Almaty | Kazakhustan Hotel : Standard | 1 | 8,500 | 8,500 | |
Subtotal | 109,600 | 109,600 | |||
Total | 423,520 | 252,000 | 675,520 |
※ 為替 : USDJPY 140、EURJPY 150、KRWJPY 0.11、UZSJPY 0.0125、AZNJPY 85、GELJPY 55、KZTJPY 0.30
※ 為替 : 1マイル2円換算
計画時のポイント
2023年は、超円安、燃油サーチャージ高騰、ホテルもコロナ前には戻っておらず高止まりということで物価の安い地域を選びたいところです。加えて、ANAのマイルもコロナ収束によりそろそろ有効期限の延長も終わりになる可能性もあり今のうちに活用しておきたいところでした。
そんな方向性が合致したのが中央アジア/コーカサス地方で、張り切って周遊することにしました。元々物価が安い地域で円安の影響はあってもまだ安く感じます。マイル活用としても中央アジアはアジアの分類で、東南アジアよりも距離は遠いですが、マイル数は同じでお得とも言えます。
ただ、別で手配した地域内の国際線は1フライトで1.5〜5万円(国内線は5,000円)で距離の割にかなり高めでした。また、前半は毎日移動が続き若干ハードですが、バトゥミでゆっくりできるのでそこまでは頑張るプランとなりました。
加えて、今回は洗練されたエリアではないので無駄に目立たないように、ソフトタイプのスーツケースとリュックというスタイルに変更しました。新調には5万円程度かかりましたが、それを加えても11日間の旅費トータルでキャッシュ負担が40万円台というのは、かなり抑えられた印象です。
旅行後総括
エキゾチックなイスラム圏の文化遺産とカスピ海・黒海、天山山脈の山岳と自然的にもバリエーション豊かでした。でも、昼間はほんとに暑かった。特にサマルカンド、ブハラは40度近くになりますので、真昼の観光はかなりきつかったですね。バトゥミも温暖湿潤気候で気温自体は20度台でしたが日向はやっぱり暑い。最後は高原のアルマトゥイも35度とバテバテでした。日本と違って夜は過ごしやすいんですけどね。ただ、体感一番辛かったのは気温に加えて湿度も高い福岡でした。。。
訪問地として一番よかったのは1泊しかしなかったバクーでした。やはりオイルマネーの200万人都市ということで街が綺麗、その割に物価はそれほどでもない感じです。昼は暑いですが夜は涼しく、そんな環境からか、人々も愛想が良く好印象でした。ウズベキスタン、アルマトゥイも想定通りよかったです。
一方で、バトゥミは保守的というか若干ルーズ、道路や走っている車の整備状態など旧共産圏の雰囲気が強いです。黒海のラスベガスというのも、カジノだけでエンターテイメント系はなし、コンドミニアムと小売店は多いですが、他の産業がなくアンバランスさを感じました。今後の成長に期待ですね。
とはいえ、3年半ぶりの海外で、ソウル以外は新規開拓にも関わらず思いの外大きな事件もなく無事に帰ってこられました。今後徐々に観光業の回復、円安の調整、戦争の終息が進んでほしいところです。


