2021年に入り、ワクチン摂取が徐々に進む一方で、デルタ型といったより感染力の強いウィルスの登場もあり、新型コロナとの戦いはしばらく続きそうです。「GoToトラベル」は2020年末の中断を最後に復活できる状況ではなく、もうこのままフェードアウトの可能性もあるかと思います。そんな状況ですので積極的な旅行は無理、一方で、私たちは夫婦共に幸いにもリモートワーク可能な仕事ということで、そんなに混雑していない所でのワーケーション計画を考えていました。

検討し始めた4月中旬は、第4波の感染者が延びつつあった時期でその終息を見越し、かつオリンピック時期はいろいろあるかもしれないのでその前に、ということで7月上旬で計画しました。

目的地

本当は海外に行きたいところですが、まだ気軽に渡航できる状況ではありません。今後、コロナが終息した状況においても、仕事においてリアルタイムな連携が必要となると時差があまりないところ、日本からは東南アジア、オセアニアといった地域が比較的やりやすい地域になるかと思います。2021年7月現在、タイやインドネシアといった東南アジアでは感染拡大が続いており、ロックダウン、駐在員の帰国に対して臨時便が出されるなど状況はあまりよくありません。

ではまずはお試しということで日本国内で検討します。ワーケーションは、ワーク+バケーションということで、当初は、日本の中でバケーションのイメージに一番近い「沖縄」で、とも思いましたが、2021年5月から沖縄での感染者が増加、5月23日に緊急事態宣言が出たタイミングで一旦見直しとなりました。

さて、どうしようか、、、

ワーケーション計画10のポイント

仕事をするということで ↑ の条件をそれなりに満たしたところで検索してみると、次のホテルがHITしました(2部屋が完全に分離できていないホテル、車なしでは生活が困難な立地のホテルは除外しています)。

  • プレミアホテル門司港(北九州-門司港 11,000円 /泊〜)
  • びわ湖大津プリンスホテル(滋賀-大津 13,000円 /泊〜)
  • リーガロイヤル京都(京都 20,000円 /泊〜)
  • 神戸ポートピアホテル(神戸 20,000円 /泊〜)
  • プレミアホテル中島公園札幌(札幌 22,000円 /泊〜)

今回はトライアルということで、ちょっとお高めの札幌、神戸は除外することにしました。お安い2箇所(うち滋賀は隣の京都含めて)の検討としました。

滋賀&京都プラン

滋賀-大津 : びわ湖大津プリンスホテル

びわ湖大津プリンスでは、1ベッドルームスイート(1BR)のタイプがあり、バスルーム(トイレ)が各部屋から独立し廊下経由でアクセスでき、快適に滞在できそうです。ベッドルームにはライティングデスクが、リビングには机はありませんが、ダイニングテーブルとソファ&コーヒーテーブルがあるのでなんとかなりそうです。また、高層の大型ホテルで琵琶湖に面した立地、眺めなども開放感があって良さそう、収納などの細かい部分は分かりませんがかなり条件に適した環境と言えると思います。

(公式サイトより:スカイフロア スイートツイン(21〜31階))

また、滋賀-大津は私たちはまだ行ったことがない場所であり、地図を見る限り琵琶湖に面した立地で周辺は遊歩道なども整備されておりジョギングなどにも向いていそうな感じです。西武大津は閉店してしまったようですが、周辺には大型スーパーやレストランなどはそれなりにありそうなので長期滞在でも不便はなさそうです。公共交通機関はちょっと距離がありそうですね。

京都 : リーガロイヤル京都

そして、もう一つ有効なホテルがある京都と1時間かからずに移動できるということで、京都と組み合わせると滞在に幅が出ていいかもと思います。京都はリーガロイヤル京都のジュニアスイートが2万円程度ということで、大津プリンスに比べると高いですが一大観光地であることを考えるとリーズナブルとも言えます。また、滋賀と組み合わせれば1泊あたりの平均では抑えられます。

こちらもリビングとベッドルームがそれぞれ独立したレイアウトで扉で仕切れます。リーガロイヤルらしい暖かみのある落ち着いたインテリアで雰囲気もよさそうです、ベッドルーム側にデスクがあるかは不明ですが、最悪リビングのコーヒーテーブルとチェアをそちらに持って行けば対応できるでしょう。街中の立地ですので嵐山や東山に比べると京都らしい雰囲気とは言えないかもですが、東寺や西本願寺などは徒歩圏、京都駅からも徒歩5分程度ということで、フレックスや昼休みなどの時間帯に機動力を生かす、、、というのも可能かと思います。

(公式サイトより:エグゼクティブフロア ジュニアスイートツイン)

北九州プラン

北九州-門司港 : プレミアホテル門司港

プレミアホテル門司港は、なんといっても関門海峡に面した立地、海峡側は多少値段が上がりますがそれでも13,000円程度でスイートとしては全国最安級です。広さが40m²程度と(スイートとしては)それほど広くないということでジュニアスイートとされていますが、リビングとベッドルームは扉で完全に仕切ることができ、両方の部屋にワークデスクがありますので、2人で仕事をする場合でもそれぞれが十分快適です。リビングルーム、ベッドルームとも関門海峡に面しており明るく、休憩時には海峡を行き交う船を眺めてリフレッシュできそうです。

私たちは、門司港はお気に入りで過去2回訪れていますが、2回とも半日程度の滞在、腰を据えて観光したことはなくちょうどいい機会とも言えます。あまり大きな町ではないので逆に飽きる可能性もありますが、九州随一の繁華街である小倉に電車で15分、対岸の下関には連絡船で5分ですので、そうした場合にも潰しが効く環境とも言えます。

コスト面と、そうした環境面で「滋賀&京都プラン」に比べて優れていそうということで、今回は北九州-門司港を拠点にすることにしました。

経験した後から言うと、非常に快適にワーケーションできました。ただ、完璧なわけではなく、バスルーム(トイレ)がベッドルームからのアクセスのみ、そしてベッドルーム側のデスクがその出入り口付近にあるというところで、ベッドルーム側が電話会議している時にはトイレに行きにくいという点は気になりました。あとは、収納がハンガータイプのクローゼットのみで、引き出しや棚がないので、衣類の格納場所がない点は若干不便でしたね。ただまあいずれも許容範囲(トイレに関しては同一フロアに共用トイレがありますのでそちらを使うという解決策がありました)で総じて満足です。

北九州プラン詳細化 : バケーション部分

ワーケーションのワーク本拠地は門司港として、バケーションの部分も力を入れて検討しました。

当初計画

今回は1週間+前後の週末の組み合わせ、その週末部分でバケーションとして周辺観光を考えました。1箇所は、美味しいものがいっぱいあってこちらもお気に入りの福岡、そしてもう1箇所は、それぞれ学生時代に別々には行ったことがあるけど、ほとんど覚えていない別府&洗練された温泉地として人気の由布院(湯布院)に行ってみることにします。順番としては最後に温泉でゆっくりして帰るのが一番いいだろうと言うことで以下とします。

福岡(1泊 7/3(土)〜4(日)) → 北九州-門司港(6泊 7/4(日)〜10(土)) → 別府・由布院(1泊 7/10(土)〜11(日))

ということで、それぞれの拠点などの調達に入りますが、別府も由布院も土曜泊はなかなかお高い、、、温泉宿で、せっかくなら1泊2食付き、、、などとすると1万円くらい違ってきます。これはどうしたものかと言うことで、結局有給を使いワーク終了を1日早めて、金曜日に別府・由布院に移動、土曜に帰る形とします。

福岡(1泊 7/3(土)〜4(日)) → 北九州-門司港(5泊 7/4(日)〜9(金)) → 別府・由布院(1泊 7/9(金)〜10(土))

福岡

福岡も門司港と毎回セットでプライベートでの訪問は3回目ですが、今回はちょうど山笠の時期ということで市内に展示されている「飾り山笠」と&福岡市博物館の「金印」を見に行く(初日)、福岡から北九州-門司港までの途中にある宗像の世界遺産「神宿る島 宗像・沖ノ島と関連遺産群」を巡る(2日目)ことにします。

ただし、梅雨の時期、出発の前日までこの期間(7/4〜10)は全て雨の予定でしたので、激しい雨天の時には柔軟に対応することにします。また行く機会もあると思いますし・・・

ホテルは、中洲の「博多エクセルホテル東急」が40m²前後のなかなか広い部屋でも週末は9,000円程度と格安で、周辺グルメスポットへのアクセスを考えても申し分ないと言うことで決定です。

別府・由布院

別府、由布院は、直線距離では10km程度ですが、峠越えの必要があり時間としては40分くらいかかり行き来は手軽とは言えません。今回、宿泊地としては洗練されていると言われる由布院としたいところですが、北九州からのアクセスとしては特急ソニックで小倉から別府まで直通で1時間15分、北九州から別府に入り、地獄巡り+αで観光し、その日のうちに由布院に移動、由布院に宿泊する形とします。

北九州 → 別府 → 由布院

由布院に宿泊した後の東京へのフライトに関しては、由布院の最寄り空港は大分空港なのですが、今現在(2021年7月)大分空港 ⇔ 由布院の直通空港バスは運休中です。その場合、由布院から別府駅まで40分かけて戻り、そこで乗り換え、空港バスで1時間程度と結構めんどくさいです。待ち時間もあるし、それなら距離はあるけど観光列車の「ゆふいんの森」で博多に出る方が、鉄道旅も楽しめ、羽田に向けてのフライトも充実しており予定に合わせて選択が容易、最後にお土産もたくさん買って帰れると言うことで、福岡経由にしました。

北九州 → 別府 → 由布院 → 福岡 → 羽田

そして、お宿は、、、食事が美味しいと言うレビューの多い「草庵秋桜(コスモス)」が、楽天トラベルの「ANA航空券+宿泊」の中でなかなかお安いプランが出ていた(ANA 羽田 ⇔ 福岡 & 草庵秋桜1泊2食 63,800円 /2名)のでそちらで決定です。

雰囲気のあるおしゃれな由布院の町並みと背後の由布岳

直前のアレンジで1泊延長

今回のフライトチケットは「個人包括旅行運賃」ということで、本来は変更できないチケットですが、コロナ第4波の広がりに合わせてANAが減便などスケジュール変更を行なったため、空席がある範囲内で変更手数料無料、回数無制限で変更可能になりました。

出発に向けて別府・由布院を調べていると、そこそこ辺鄙な由布院まで行くのに1泊で帰ってくるのも、、、せっかくなら、短くした部分でもう1泊して温泉を満喫してくるものいいんじゃないか?という話になりました。

ただ、週末ということで人気の宿はほぼ満室、あってもだいぶお高い、、、と思っていたところ出発直前に、こちらも食事を売りにしている「旅亭田乃倉」の「通常の懐石より軽めのコース」1泊2食付きプランが比較的お安い値段(45,980円 /2名)で登場したのでそちらを即確保です。前日も1泊2食の懐石プランですので食事は軽めがちょうどいいということでベストです。

ということで最終的に以下のプランとなりました。
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現地時間・スケジュール 宿泊
7/3(土) 羽田 → 福岡
観光:山笠、福岡市博物館(福岡)
福岡
博多エクセルホテル東急
7/4(日) 観光:世界遺産 宗像・沖ノ島(宗像) 門司港
プレミアホテル門司港
7/5(月)〜7/8(木) ワーク 門司港
プレミアホテル門司港
7/9(金) 観光:地獄めぐり(別府)
まったり:温泉(由布院)
由布院
由布院温泉 草庵秋桜
7/10(土) 観光:湯の坪街道など(由布院)
まったり:温泉(由布院)
由布院
旅亭 田乃倉
7/11(日) まったり:温泉(由布院)
由布院 → <ゆふいんの森> → 博多 → 羽田

まとめ

当初は、沖縄で検討していましたが、沖縄は感染者増大、非常事態宣言が発令され見直しました。他の地域ということで、幅広にリサーチした所、お気に入り&格安プランが出ていた門司港に決定しました。

まずは、ワーク前の週末で、福岡&宗像で「漢委奴国王印」(金印)と、神の島、海の正倉院と呼ばれる「神宿る島 宗像・沖ノ島と関連遺産群」で古代に思いを馳せます。その後、ウィークデーは門司港でワーク、といいつつ金曜はお休みとし、その金曜+週末で、別府&由布院で温泉リゾートを満喫することに。最終的に、やっぱり若干バケーションよりのシフトとなりましたが、初めてのワーケーション、密は回避しつつ充実したプランになったと思います。

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