Uzbekistan Airways(ウズベキスタン航空) HY755便 (タシュケント → バクー) 搭乗記

忙しくタシュケント、サマルカンド、ブハラと回った4泊のウズベキスタン滞在を無事終えた後は、アゼルバイジャンのバクーに向かいます。出発時間は朝の7時35分、1時間半くらい前の到着を目指し5:30頃にホテルをチェックアウト、Yandex Goで向かいます。朝早いのですぐ捕まるかが不安でしたが杞憂に終わりました。便利です。

予定通り6:00頃に到着です。空港での手続き等は↓を参照ください。それほどの大きくない空港なので1時間30分前であれば十分な感じでした。

HY755

フライトの詳細は以下の通りです。

出発:タシュケント(TAS)  7:35 GMT+5
到着:バクー(BAK)  9:30 GMT+4
フライト時間:2時間55分
機材:Airbus 320

ようやく時差ボケにも慣れてきたところですが、バクーはまた1時間進みます。フライト時間は3時間弱、機材は、前日に乗った320ですが、新型のneoではないです。

機材 : Airbus 320

A320は、3−3のレイアウトで好みではありません。初めてのカスピ海を空から望むべく、いくらか追加して窓側とその隣席を座席指定していましたが、通路側の方(現地の方かな?)が占有しています・・・窓の外を見たいということでしたが、同じく上記目的で追加料金も払っているので退いてもらいました。3席だとこういうのが面倒です。

前方2−2のビジネスクラスならこうした状況に遭遇しにくいですが、だいぶ値段が違いましたのでしょうがないです。機内はほぼ満席でした。

機内食

ドリンクは紙コップでの提供です。ワインではなくぶどうジュースで、アルコールがあったかどうか把握していません。

マイナー航空会社で機内食は期待してなかったですが思いの外ゴージャスでした。まずは、コールドミールが全員に配られます。

コールドミールランチボックス

コールドミールは透明なプラスチックのボックスとして配られました。アペダイザーとして、ハム・パテ肉とエメンタールチーズ、オリーブ。サラダにはレタス、きゅうりに加えさらにチーズ、トマト。デザートとして、何かのパウンドケーキとフルーツ。パン&ジャム、バターもついています。ついでにちっちゃなサムサもついています。これだけでも十分なボリュームといえます。

メインは、メニューは配られれず、CAさんからの選択肢に答える感じです。英会話の例文のように、ビーフ or チキンでした。

ビーフ

ビーフは、肉とマッシュルームを甘辛のソースで煮込んだ料理で、米と緑豆がついています。見た目通り普通に美味しく食べられます。

チキン

チキンは、ビーフに比べるとボリューム少なめでした。チキンハンバーグとライス、こちらには緑豆の代わりにコーンがついています。色合いから分かる通り若干薄味ですが塩胡椒がついているので調整可能です。

ボリュームに関しては常時チキンが少ないというわけでもなくこの辺はメニュー次第でしょう。いずれにせよランチボックスが立派なのでトータルのボリュームとしては十分でしょう。

ウズベキスタン航空というローカル航空会社ですが想像よりも良かったです。

眺め

東方向に離陸して右旋回180度ターンしてバクーに向かいます。ターン後には、空港とその後ろの街並みが綺麗に見られました。

しばらくすると荒涼とした乾燥地帯を進みます。前日ブハラからのフライトでも眺めた光景です。本当は、そのまま西に向かえればよかったんですが、一度タシュケントを経由する必要がありました。

その後いよいよ海が見えてきました。こちらは、、、カスピ海ではなくサリカミシュ湖でした。こちらも沿岸が白っぽく、塩湖っぽいですね。

そして、しばらくしてお目当てのカスピ海です。

カスピ「海」という名前の通り塩湖ではありますが、世界最大の湖とされています。面積は日本の国土とほぼ同じ37万km2で、水の量は世界の湖水の40%にもなるということです。ヴォルガ河など流入河川から流れ込む水量は年間300km3ある一方で、流出河川はなく、ほとんど蒸発、灌漑等で消失しているとのことです。塩分濃度は、海水の1/3程度ということで確かに、海なのか湖なのかはっきりしない感じです。

カスピ海の幅は200〜300km程度、横断自体は結構あっという間で、カスピ海西岸に立地するバクーに到着です。

ヘイダル・アリエフ国際空港

アゼルバイジャン入国にはVISAが必要です。ただし、日本人の場合は、アライバルビザが無償で取得できるので、その旨把握していれば大丈夫です。ターミナル1は空港は非常に綺麗で快適です。到着はターミナル1でしたが、次のフライトはターミナル2出発でここには帰って来れないのが残念でした。

まとめ

ユーラシア大陸の真ん中辺で、ウズベキスタンからアゼルバイジャンに移動しました。朝便か深夜便しかなくやむなく朝便にしました。タシュケント空港はコンパクトなので1時間半前に到着するくらいで十分かと思います。

初めてのウズベキスタン航空の国際線は、片道で27,000円となかなか高額の割に結構満席、周りには観光と思われる方が多くコロナ後の観光交流はかなり活発のようでした。機内サービスはあまり期待していませんでしたが、機内食は思いの外ゴージャスでした。

窓の外からは、荒涼とした乾燥地帯の大地、世界一の最大の湖カスピ海が観察でき、いい機会になりました。このルートを通る方は少ないかもしれませんが、周辺上級を飛行する際は、機窓をお楽しみください。

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