到着日にマーチャーシュ教会でコンサートがあり、あらかじめ予約していきました。時間は20時スタートということですが、短い滞在時間の中で夜にマーチャーシュ教会に入って見学できるという点でも有効です。いくつか席にグレードがあり、その中でちょうど真ん中辺のGoldの分類で予約していきました。一人当たりHUF 7,900(3,300円)でしたが、教会は普通に入場してもHUF 1,500(600円)の入場料がかかりますので、差額としては3,000円もかかっていません。

また、日中のオープン時間は17:00までですが、20:00時に入場できて音楽も聴けるのであれば時間のない中で一石二鳥です。もうちょっと上のグレードだと、CDなどのお土産がついたりしましたが、音楽自体はまあお試しですので、、、

夕暮れの三位一体広場&漁夫の砦

時間は20時に合わせて隣のヒルトンから19:30位に出てきました。8月の下旬ですがまだ空は明るいです。ヨーロッパの夏はサマータイムもあり日が暮れるのが遅いです。

このマーチャーシュ教会、右側の塔は80m(オフィスビルの20階程度)もあるので全体を入れる写真を撮るのに苦労します。左側の塔の赤茶色の色彩豊かな屋根はジョルナイ陶磁器でできています。このタイルはウィーンのシュテファン寺院などでも使われているということです。両方とも一時期ハプスブルグ帝国に支配されていたことがあるので両都市では共通する点も多いです。

教会の前は広場になっており周辺の建物も雰囲気があり絵になります。中央にあるのが「三位一体の塔」ということで、この広場自体も三位一体広場ということです。何が三位一体なのか、、、

は、よく分かりませんが、西ヨーロッパでペストが流行った時にこの町に疫病が流行らないように魔除けとして建てられたということです。当時は、人の移動が限られていたので伝染病も今のように一気に拡散はしなかったんでしょうね。

2019年末からのCOVID−19は、3ヶ月で一気に世界に広がってしまいました。人の移動が活発になった弊害とも言えるかと思いますが、その移動手段のおかげで遠くこうして地球の反対側にも簡単に行け、異文化に触れられるのであって判断が難しいところです。

コンサート開始までもうちょっと時間があるので漁夫の砦にもいってみます。

夜になると入場料が無料になる(これは公式?無許可侵入が暗黙で許されてるだけ?)ということで、本格的に砦に登るのはコンサートが終わってからにします。日が落ちてようやく多少涼しくなったということでまだまだ観光客が多いです。

ドナウ川の対岸にイシュトバーン大聖堂と月が綺麗に見えました。プラハと同様ブダペストも高層ビルはない感じですね。

20時近くなりだんだん暗くなってきました。入り口の行列も短くなってきたのでそろそろ入場することにします。

マーチャーシュ教会 〜コンサート〜

3,300円でかなり前方の席でブダペストの物価はすごい安い〜と思っていたら、他の観光客もそう思っていたようで高めのチケットがたくさん売れて、全体的に若干後ろにシフトしている感じでした、、、そんなことしたら日本ではクレームの嵐だろ、とも思いますが、郷に行ったら郷に従えで受け入れます。

チケット区分により座れる領域が区切られておりその中で自由席になっています。行列を避けて夕暮れの周辺散策を楽しんでいたため見やすい席はだいぶ埋まってしまっており出遅れました。結局パイプオルガンのすぐ後ろの若干オルガンで視界が制限されるところが空いていましたのでそちらにしました。演奏自体は、十時の中央で行われますので近くまあまあといったところでしょうか。

オルガン奏者が来ました。手前の祭壇を塞いでいる木枠がオルガンです。

チェロ奏者も来ました。よろしくお願いします。

パイプオルガンはかなり大きな音で教会特有の反響音もあって非常に荘厳な感じでした。もしかしたら音自体は教会の外まで聞こえているかとも思います。

1時間弱程度で終了、演奏者が退席しました。(演奏中は大抵撮影、録画禁止ですので自粛で。)

さて、目の前のパイプオルガンですが演奏者がかなりダイナミックに手足を動かしているのが分かりましたが、実際の鍵盤などは見えておらず演奏中から興味津々でした。コンサート自体は終わったので反対側に回って見てみます。

手の鍵盤は5段もあるんですね、、、足も左から右までフルにあります。両手両足を動かしてこれは超絶技巧ですね。。。

マーチャーシュ教会をついでに見学

コンサートを聴きながら天井の模様などは堪能済みです。もともとはキリスト教の教会としてゴシック様式で作られていますが、一時期イスラム教国であるオスマン帝国に支配され、モスク化され、こうした模様が描き足されたということです。

イスラムもこの教会を尊重し壊さずに再利用、さらに18世紀に入り再びキリスト教国が奪還し教会に戻した際は、イスラム時代に描かれたこれらの模様はそのまま残しています、、、特に一神教の宗教的な対立は時に戦争にもなり、バーミアン遺跡やアンコールでは顔が削られるようにお互いの宗教的創造物を破壊し合うこともありますが、この教会においてはどういった経緯か分かりませんが、双方の創造が残されているのは素晴らしいですね。

他では見たことのないビューです。

コンサートが終わってもみんな帰りません。私たちも同じようにもうしばらく見学させていただくことにします。側廊に並んでいる部屋も1つづつデザインが違います。模様中心の部屋があったり、

こちらは絵画です、装飾も美しいです・・・

そして正面入り口はこんな感じで扉自体は意外とこじんまりしています。そして、教会内側は10段くらい低くなっていて、バリアフリーではないですね。両脇には天使が描かれています。

さすがに20分もうだうだしていると帰るように促されます、、、仕方ない、退出しますか。それにしてもヨーロッパのゴシック建築にイスラム模様の組み合わせは独特です、平和の象徴になることを祈るばかりです。

三位一体広場&漁夫の砦 Again

コンサートを堪能した後はもう少し周辺で遊んで帰ります。確かに昼間は有料の漁夫の砦ですがみんな自由に出入りしています。1番の狙いは、、、

鎖橋です。おー、石の橋脚が大ぶりで立派です。翌日歩いて渡る予定ですが事前の下見ということで。対岸のドームがある黄色くライトアップされた建物は、聖イシュトバーン大聖堂で、こちらも翌日訪れる予定です。

左にターンして国会議事堂とマルギット橋です。国会議事堂も明日訪れます。非常に綺麗でもっとゆっくりしていたいところですが明日も忙しいのでそろそろホテルに帰って休むことにします。

そして、砦からのマーチャーシュ教会の姿がなかなかよかったです。正面からだと80mの塔を入れるのが大変ですが、こちらからなら全体が入った教会の写真が撮りやすいです。ジョルナイ製のタイルもよく見えます。

手前の騎馬のシルエットは、初代国王であり聖人でもあるイシュトバーン様です。

まとめ

本日は朝5時起きでプラハから、ウィーン、ブダペストと3カ国3都市を移動してきました。朝一にプラハを出て日中はウィーンを散策、買い物し、ブダペストに18:30に到着、ホテルにチェックインして20:00からマーチャーシュ教会でのコンサートと盛りだくさんの1日でした。

ホテルは隣のヒルトンブダペストにしたのでマーチャーシュ教会へのアクセスは非常に便利でした。コンサートの前後に三位一体広場&漁夫の砦も合わせて見学でき遅い時間の到着でしたが到着初日からブダペストを観光できました。

マーチャーシュ教会のゴシック建築とイスラム模様の組み合わせはほんとに独特です。非常に繊細に描かれており、宗教が違ってもこれは美しいから残そうとお互いに思ったのかもしれません。コンサートは1時間程度で、パイプオルガン(+弦楽器)の荘厳な音楽の中で座って見学することができて非常に良い機会でした。夏の時期はかなり頻繁にやっているようでしたのでタイミングが合えばいかがでしょうか?

漁夫の砦は、ドナウ川サイドの眺めと合わせて巨大なマーチャーシュ教会全体の撮影スポットとしてもベストかと思います。ドナウ川側が人気ですが教会側もぜひ確認ください。大した料金ではないと思いますが確かに夜間無料で入れたので、ヒルトン滞在であれば夕涼みがてら夜アクセスするのがベストかと思います。

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