前日の22:00にフランクフルトからミュンヘンに到着して明けた翌日、ミュンヘン観光はお預けとして8:45発の電車でフュッセンに向かいます。日本では残暑真っ盛りの8月25日ですが標高500mのミュンヘンでは薄手のコートを羽織る必要があるくらいの肌寒さです、いいですね〜。

ちなみにフュッセンは標高800mでさらに3度位下がります。楽しみです。

ミュンヘン中央駅

Bayern-Ticket(バイエルンチケット)

ミュンヘンからフュッセンに複数人で行く場合バイエルンチケットという1日券がお得です。2等席2人でEUR31(2021.1現在。2015当時はさらに安くEUR28でした)。

ただし、Weekdayは朝9:00〜翌朝3:00までという時間設定がありちょっと微妙です。休日は指定日の0:00〜翌朝3:00までで制限はほぼありませんが、平日はおそらく通勤に使われないように朝のラッシュ時間帯を外しているんでしょうね。私たちが乗りたい電車は8:53発なのですが、この1日券が有効になるのは9:00からということでどうしようかと、、、しょうがないので8:53〜9:00で進む区間を別に購入しました(EUR5.4 × 2)。それでも通常チケットで買うより断然お得です。

検札の時に両方出したのですが甘い人だったようで特にそこまで厳密に見ていないようでした。まあ人によることもありますし、今現在日本人が歓迎されているのは昔の日本人観光客の礼儀正しさがあってのことなので上品に振る舞いましょう。

朝ごはん調達

ドイツなのでほんとはプレッツェルが良かったのですがホームにあったCROBAGのクロワッサン&コーヒーになりました。いざ!

フュッセンまでは単線のRE(Regional Express)、1箇所乗り換えが必要&トータル2時間強のソコソコの旅です。ミュンヘンからちょっと離れるとこんな長閑な風景が広がります。牛や羊の牧場なども通ります。私(嫁)はラクダもいたと言っていました。

フュッセン駅でさらにバスに乗り継ぎ2つのお城のあるホーエンシュバンガウに向かいます。バカンスシーズンということで、この時は折れ曲がるロングタイプのバスが2台体制(前に走っている赤いバス)で混雑に対応していました。

あっ、早速ホーエンシュバンガウ城が見える!

ホーエンシュバンガウ

9時前にミュンヘンを出発、11:30前にようやくホーエンシュバンガウに到着です。まずはあらかじめ予約しておいたノイシュバンシュタイン城のチケットを発券する必要があります。チケットは入場時間の1時間前までにはピックアップが必要です。私たちが予約したのは12:50ですので、11:50までに引き換えが必要です。

チケットセンターの前は当日券を求める観光客で恐ろしいほどの大行列です。ノイシュバンシュタイン城は自由に見学できずガイドとともにツアー形式で回ります。各回の入場者数が限られるので買えたとしても相当遅い回になるでしょう。あらかじめ予約していくべきです。

予約者の発券は窓口は分かれており5分ほどで完了しました。12:50までにホーエンシュバンガウ城(無料エリアだけ)と湖のあたりをちょこっとまわってノイシュバンシュタイン城に向かいます。1時間ちょっとということでちょうどいい感じでした。

お城の有名なビューポイントであるマリエン橋は当時は工事中でいけませんでした、うーん残念。

ホーエンシュバンガウ城

これがホーエンシュバンガウ城です。ノイシュバンシュタイン城を作ったルートヴィヒ2世の父マクシミリアン2世が買い取って住居としていたお城です。これでも十分立派なのにルートヴィヒ2世は満足できなかったようですね。

2つのお城の入り口まで麓からそれぞれ馬車がありますが結構なお値段ですので徒歩で行きます。

トップの写真はこのホーエンシュバンガウ城に向かっている歩道から撮ったものです。また、お城の敷地からの麓の集落(レストランやホテルなど)の眺めもジオラマのようでした。(芝生がまた整えられておりジオラマ感が強調されます。)

歩行者用の近道から入城しましたが正面入り口は紋章入りの幾つかの門が配置されいました。王様の居城ですから威厳が重要なんでしょうね。

アルプ湖

ホーエンシュバンガウ城から散策路を通ってアルプ湖畔まで降りてきました。両方のお城の名前に入っている「シュバン」は英語のスワン、つまりこの白鳥を指します。アルプ湖には常にいるんでしょうかね。

ノイシュバンシュタイン城

ホーエンシュバンガウ城、アルプ湖をさくっと散策した後は、いよいよメインのノイシュバンシュタイン城に向かいます。

で、ノイシュヴァンシュタイン城とは「新しい白鳥のお城」という意味で、ホーエンシュバンガウ城がもともとシュバンシュタイン城という名前だったのに対して「新しい」ということです。

この城を建てたルートヴィヒ2世は、他にもリンダーホーフ城やヘレンキームゼー城を次々と建設開始しました。戦争の賠償金などで情勢不安に陥っていたバイエルン政府は、ルートヴィヒ2世を精神病鑑定で統治不能としてベルク城に軟禁、その翌日、主治医とシュタルンベルク湖畔を散歩中に謎の死を遂げたということです。謎って、、、うーん、闇を感じますね。

ルートヴィヒ2世がこのノイシュヴァンシュタイン城に居住した期間は、わずかに172日間ということです。

いよいよ予約時間が近づきました。電光掲示板に集合するグループ番号が出ますので表示されたら集合場所に向かいます。

残念ながらお城の中は撮影禁止なので写真がありませんが、洞窟のような空間があったり、広間があったりはしますが、他で見たお城や宮殿などと比べると若干カジュアルな印象を受けました。

城内は撮影禁止ですが帰り際にあるテラスからの景色は撮影OKのようでした。ホーエンシュバンガウ城とアルプ湖、その奥には山並みが見え、なかなかの眺めです。

場内は一方通行になっており城の麓にある出口から出ることになります。

このお城は19世紀に建てられたということもあり比較的新しく、実は石造りではなく鉄骨組みのコンクリートおよびモルタル製ということです。へー、近代建築なんですね。

これにてお城の観光は終了、フュッセンに戻ります。

今回はノイシュヴァンシュタイン城の一番いい角度から撮影できることで有名な「マリエン橋」が工事中のため、残念ながら行くことが出来ませんでした。次に来る機会があるとしたら「マリエン橋」には行きたいですね。

フュッセン

14:00過ぎにフュッセンに戻ってきました。お城の行列がすごいことになっていたこともあり、こちらもかなりの人出です。ドイツの田舎町も初めてですが、なかなかいい雰囲気の街並みです。

まずはこの突き当たりのGasthof Kroneというお店で遅めのランチです。ドイツ料理を満喫できました。

フュッセングルメ 〜Gasthof Kroneでレバーケーゼ〜

食事をした後は16時の電車に合わせてちょこっと散策します。

お店の看板が鉄細工で凝っていておしゃれです。こじんまりした街ですので1時間もあれば十分な感じでした。

ミュンヘンに

16:06発のREで再び2時間かけてミュンヘンまで戻ります。

お城、町の混雑さに比べて電車はそれほど混んでいませんでした。皆さんもうちょっと遅くまでゆっくりしていくのでしょうか。到着は夕方の通勤ラッシュで若干ダイヤが乱れ18時半前にミュンヘンに到着です。

まとめ

ミュンヘンからのノイシュバンシュタイン城観光は、事前の準備がものを言います。個人旅行でお城に入場する場合は事前に予約していくことを強くオススメします。

交通は電車で2時間、その後バスに乗り換えて10分、乗り継ぎ時間を含めると全体で往復5時間程度はかかります。チケットは特に複数名で行く場合はBayern-Ticketを活用ください、これは予約なしでも駅の券売機で簡単に買えます。長時間かかることはどうしようもないのでバイエルン地方の田舎の風景を楽しんでください。

お城、ホーエンシュバンガウの街、フュッセンの街とも雰囲気があります。ノイシュバンシュタイン城はウィーンのシェーンブルン宮殿やヴェルサイユ宮殿、ミュンヘンのレジデンツみたいなのイメージすると、繊細さはそれほどではなく規模もこじんまりです。とはいえ、あまり防衛や外交的な意味合いがなく最終的に暗殺される原因になったとも言えるこのお城がこれほどの観光客に人気となっていることはルートヴィッヒ2世は想像もしていないでしょう。

今回はマリエンブリッジからのビューが見れなかったのが残念ですが、また機会があれば訪れてみたいところです。

 

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