アリタリアはコロナ前から破綻を繰り返し民間での再建を模索していましたが、2019年末からのコロナで航空需要減少、資金繰りの悪化、他の航空業界、交通インフラ企業も状況が厳しいということで、結果イタリア政府による国有化されています。今後は短距離路線を中心としてスリム化を図るということで、羽田再拡張により決定している羽田ーローマ線も実現しないまま終わってしまう可能性も高いかと思います、残念・・・

2015年当時は、2014年エティハド航空より資金援助を受け、エティハド傘下(エティハド持分49%)でした。その資本提携の一環でエティハドとコードシェアを結んでおり、今回のチケットはエティハド航空での手配においてアリタリアの運行便も選べました。

ローマからはオーバーナイトフライトが2回続くというExtremeかつEccentricな領域に入ります。1つ目のオーバーナイトフライトAZ852(EY7064)便は、イタリアのローマを21:45に出発し、UAEアブダビに5:35に到着です。時間で見ると夜出て朝着く感じで十分休めるように見えますが、東向きで時差があるためフライト時間は5時間50分しかありません。離発着で1時間程度はシートを倒せませんので、機上で休めるのは5時間弱です。一応機材は日本線でも使われている長距離用のワイドボディー機Airbus 330−200でフルフラットになりますので寝られる環境ではありますがなかなかハードな感じです。

ラウンジ

ということで、比較的短いオーバーナイトフライトの中で十分な休息をとるべくラウンジにて準備します。こういう時にビジネスクラスは助かります。まずは日中35度の中で汗だくヘロヘロですのでシャワーを浴びてさっぱりさせていただきます。

シャワー

受付でシャワーを使いたい旨を伝えると、チケットの提示が求められます。番号を控えられ、、、すごいキットがもらえました。(これはスカイチームでの入場の場合は制限があるかもしれませんね。)

バスタオルに、使い捨てスリッパ、バスアメニティ、くし、髭剃りも含まれています、利用者としてはなんか嬉しいですがこういうことしてるから破綻するのではという気も・・・ここまで豪華なキットじゃなくていいからまずは存続して欲しかった・・・

シャワーブースは個別の洗面スペースにドライヤーも完備です。シャワー環境としては、今まで利用したラウンジの中でかなり快適な部類に入ります。

シャワーブース自体も綺麗です。

ドリンク&ミール

さっぱりした後は食事も済ませてしまいます。さすがイタリア、コーヒーには相当こだわっており、LAVAZZAのエスプレッソメーカーがずらりと並び各種コーヒー、コーヒー関連ドリンクをオーダーできます。

変わったものではこんなフローズン的なものもオーダーできます。

ミールは、イタリアということでパスタ類が充実していました。パスタ自体は作り置きなこともありそれほど感動するようなものでもありませんでしたが、1日暑かったのでさっぱり系でバジルの爽やかな風味は良かったです。

リラックスしながら、ふとチケットを確認していると、、、

アリタリア ファーストクラス?

んっ!!!ローマ → アブダビがファーストクラスになってる!!!

往路に続けてここでもファーストクラスにアップグレード???というかアリタリアってファーストクラスってあったっけ???えーと、シート番号は、、、書いてないし!!!その後のアブダビ → 成田はファーストクラスの設定がありますが(往路はラッキーなことにアップグレードしてもらっている)、こっちはビジネスなのねと、、、何これ。

聞いたことがないアリタリアのファーストクラスにちょっとワクワクしながら搭乗開始時間の21時前後にゲートに向かいます。で、ゲートでこのチケットは取り上げられ、普通のビジネスクラスのチケットに交換されましたー (>_<)

なんだよ、期待だけさせて・・・初めてのアリタリアの中距離ビジネスクラスなのに、ありがたみをなんかスポイルされるという貴重な経験でした。

(後日談:マイルがファーストクラス分貯まったという効果がありました。当時はビジネスクラス:ダブルマイル、ファーストクラス:トリプルマイルキャンペーンみたいなのをやってたので意外と加算されました)

機材 : Airbus 330-200

ビジネスクラスシート

アリタリア幻のファーストクラスではなく、普通のビジネスクラスに座ります。かなりの搭乗率のフライトでしたが、一応、頑張って中央の並び席をあてがってくれたようでした。ファミリーの坊やが1人で窓側の席にアサインされていましたが、我々のせいだったらゴメンよー。お母さんが時々離れたところから、本人は落ち着いた感じで機内食を食べてエンターテイメントで何かみて手慣れた感じでした。(↓ 写真の子)

あまり得意でないスタッガードですがフルフラットになるだけありがたいです。適当な写真が取れなかったのですが、当時のエティハドのスタッガードと同じプロダクトでした。この辺もグループで調達を合わせることでコストの合理化を図っていたのでしょうか。ただ、シート地がエティハドがファブリックなのに対してアリタリアは本革製でアリタリアの方がお金がかかってそうでした・・・コスト削減を、、、

逆光で見にくいですがカラーリングはダークグリーンとオレンジのツートンカラーで結構奇抜でした。

参考:エティハド当時のスタッガード

A330-200ですので先頭のコンパートメント(ビジネスクラスのエリア)は狭めです。奇数列の中央2席が隣接していますのでペア旅行者におすすめです。ディバイダーをあげれば分離させることも可能です。

機内食

5時間50分のフライトですが、3コースのディナーと朝食(さすがにコンチネンタル)が出ます。日系エアラインでは確実に1回のところ充実した内容です。

ディナー

睡眠時間確保のためにラウンジで済ませてきたつもりですが、私(旦那)はメニューを見たらオーダーしたくなっちゃいました。私(嫁)はちゃんとスキップして睡眠時間に割り当てています、えらい。

前菜は、サーモンの刺身(メニューにSASHIMI)とゴートチーズを詰めたズッキーニ。おまけに何も入ってない海苔巻きもついてきました。他にはスモークターキーが選べます。私(旦那)はきゅうり嫌いですのでちょっとこの選択は失敗しましたね。

メインは、「ビーフフィレ」「鯛のグリル」「チコリの炊き込みご飯とアスパラ」の中から、あっさり目の炊き込みご飯を選択しました。サイドとしてサラダを追加できますがそれはパスです。あんかけ的なソースで多少コッテリで思っていた感じではありませんでしたが、美味しくいただけました。

デザートは、チーズセレクション、チョコレートクリームケーキ、フレッシュフルーツをエスプレッソもしくは紅茶と一緒にということで十分立派なディナーコースです。

が、この4時間後にアブダビに到着して灼熱の中終日観光予定ですのでパスして寝ます。

朝食

朝はコンチネンタルです。寝ぼけている間に用意されました。テーブルクロスをひくほどの時間はないですね。オーバーナイトとはいえ、6時間弱のフライトですからあるだけすばらしいです。アリタリアのコーヒー美味しいですね。コーヒーの香りで目を覚まします。

6時間弱のred-eye flightというハードな状況でしたが、機内サービスも楽しみつつなんとか必要最低限の回復はできました。

まとめ

エキセントリックなオーバーナイトフライト2連発の1フライト目はアリタリアです。ローマを21:45に出発し、UAEアブダビに5:35に到着という時間で見ると効率的な感じですが、東向きのため時間がサクサク進みフライト時間は6時間というハードなコンディションです。到着後に40度越えのアブダビを終日観光する予定ですので短い時間の中で十分休息しておく必要があります。

そんな状況ですので、あらかじめラウンジで食事もとりシャワーも済ませ、すぐに寝られるようリラックスウエアで搭乗しますが、いざディナーの時間となると食べたくなってしまいます。ついでに朦朧とした中で朝食も出されるままに。それでもフルフラットのおかげで必要最低限の休息は取れましたので、今回旅行の最後の訪問地、初めての中東、アブダビ首長国の観光に張り切って向かいます。

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