最近の旅行手配は少なくとも休暇初日発、攻める場合は前日(出勤最終日)の深夜発で、帰宅後すぐ出発というケースも増えてきていますが、2015年8月当時の旅行では日曜の夜発ということで、土曜日1日準備が出来、出発当日も夕方出発ということで余裕を持った計画でした。

夕方の17時ごろ、準備完了、フライト時間から考えるとだいぶ早いですが早く出発したくて成田空港に向かいます。

成田空港

チェックイン

荷物は大小2つのスーツケースで、オーバーナイトフライトがあるので小さな方は機内持ち込み、大きいスーツケースだけチェックインします。

最近のエティハドはBoeing 787-9になり、成田便も2クラスでの運行となっているようですが、当時はAirbusの大型機340-500で3クラス制でした。チェックイン時にファーストクラスへの有償アップグレードいかがでしょうか?というオファーがあり、「ちなみにいくらですか?」と確認すると一人当たり30万円とのこと。。。ないない (^_^;)「・・・結構です(笑)」

これには勧めてきたカウンターのお姉さんも一緒にみんなで笑っちゃいました。

ANAプレミアムラウンジ

エティハドの指定ラウンジはANA Premium Loungeでした。21:20発のこの時間帯はANA便はもう飛んでいませんのでエティハド利用者のみ、それほど混雑していない感じでした。

リラックスウエアに着替え、12時間のロングフライトに向けて準備をしているとアナウンスで呼び出しが・・・これはもしや・・・

なんと、ファーストクラスにアップグレードされました!!!

えー、さっき30万/人でオファーされたファーストクラスが無料で!!!???
マジで?マジで???Σ(゚∀゚ノ)ノキャー

私たちの他にも何人かが呼び出されていました。ビジネスからファーストの有償アップグレードはありえませんが、エコノミーからビジネスの有償アップグレードはもっとリーズナブルで、玉突きのアップグレードだったように思います。なにはともあれラウンジの中の一部にはなんだか幸せな空気が漂っていた気がします。

Airbus 340-500

シート 部屋

ファーストクラスのコンフィグは1-2-1が3列の全12席でした。ファーストクラスはシートというよりもドア付きの個室でした。個室タイプは今でこそかなり普及してきましたが当時はかなり珍しかった気がします。モニターもシート幅いっぱいの大画面でした。

中央2席は真ん中のパーテションを下げると一つの大空間になります。各席の前方にはオットマンがあり、シートを倒すとフルフラットの大型のベッドになります。パーテション横のシルバーのPUSHボタンがある収納の中にはお菓子と飲み物(常温ですが)が隠されていました。

冷たいのをいつでもオーダー出来るので利用することはないですけどね。

ベッドにした時の長さは2m、幅は70cmくらいありますかね。ちょっとしたシングルサイズのベッドといっても過言ではありません。ホテルの自室のように散らかしまくっています。

最新の787(一部機材)でのファーストクラスは、同じ1-2-1のコンフィグですが前後向きの座席と組み合わせて、より快適な空間になっているようです。

アメニティ

アメニティもビジネスクラスよりしっかりしたものが配られます。しかも男性用、女性用でケースが異なるこだわりようです。

ケースの下の黒い巾着袋はパジャマです。すでにリラックスウエアに着替えていたのと、それなりに移動がある旅でしたので置いてきてしまいましたが、今となっては記念に持って帰ればよかったと若干後悔です。

機内食

ウェルカムドリンク&デーツ

搭乗するとまずはウェルカムドリンクが。ドリンクだけでなく小さなお盆におしぼりなどとともに提供されます。また、ウェルカムドリンクと別にアラビックコーヒーのオファーもありデーツ(写真手前の茶色の実)と合わせると中東感が引き立ちます。

そしてこれが私たちにとって初めての「デーツ」でした。

デーツは”ナツメヤシ”のドライフルーツで中東では一般的な食べ物です。食感はプルーンと干し柿などに近く非常に甘い食べ物で、中東で食べたいものとしてチェックしてたものですが、さっそく出てくるなんてさすがエティハド、気が利きますね☆

そしてこのデーツ、とっても美味しくて一口で大好きになってしまいました。帰りにいっぱい買って帰ろう♪っと私(嫁)。

離陸後のドリンクサービス

水平飛行になるとドリンクサービスになりますが、これまた飲み物と一緒におつまみがいっぱいきます。ナッツ、ポテチ、オクラ、オリーブなど。紅茶はポットでの提供、甘いものが一緒にサーブされます。違いますね〜。

そして置き場所に困らない贅沢な空間ですね〜。

ディナー

実は、早めに成田空港に向かったのは、当時ハマっていた鯛茶漬けを食べるためで、お腹はあまり減っていませんでしたが、せっかくのファーストクラスの機内食ですので、喜んでいただきます。

好きなタイミングで好きなだけ食べられますが、普通に離陸後すぐと到着前ということでお願いします。1食目はディナーとして、私(嫁)は洋食のアラカルト、私(旦那)は和食コースを頂きます。

洋食

アミューズからスタートです。さすがファーストクラス、テーブルの広さに余裕があります。そして、テーブルセッティングが一流レストラン並です。(飾り皿なわけでもないけど)お皿が2重とか、カトラリーはオーダーに合わせて用意されます。

アミューズは、アプリコット、オリーブ、ゼリー寄せなど。食欲増進です。

前菜はあっさりしたものということでサラダをオーダー、もりもり頂きます。

メインの前には口直しのグラニテが。本格的なレストランのようです。

メインは特選グリルが一押しということで、その中からチキンシュプリームという料理を(あとで調べると鳥モモの肉と皮の間にバジリコ、松の実のソースを入れて焼いたものということです)。エティハドは結構マニアックな料理が多い気がします。その割にあまり説明がない・・・私たちが知らないだけ??? (´・_・`)

さすがにお腹いっぱいで食後はコーヒーのみいただきました。

和食 〜日本の味〜(メニューにそう書いてあった)

一の膳

盛り付けの繊細さが料亭並みです。味も外資系航空会社の和食は時々んっ???というのにも出くわしますが一品一品美味しくいただけました。

帰りにビジネスクラスで和食を頼みましたが盛り付けから全然違いましたね、そりゃ当然か・・・

二の膳

お吸い物が絶品でした。乾燥する機内ということもあるかと思いますが、真丈も本格的、そして程よくゆずが効いてお正月の味がしました。台の物は海老芋の煮物がなかなかでした。

デザート

私(旦那)もすでに満腹でしたが勧められるままフルーツをいただきました。お皿ででてくるかと思ったらこんなオシャレな形で提供されました。

朝食

7、8時間の十分な睡眠をとった後は朝食をお願いします。ナプキンのセットアップがおしゃれです。私(嫁)は洋食アラカルトからストロベリースムージーと、パンはブリオッシュとトーストをオーダー。

メインとしては、本来ソーセージや、ビーンズ、卵、エッグベネディクトなどのラインナップでしたが、軽食メニューからシリアルを。温かいミルクでとわがままをいいます。

和朝食

私(旦那)は和朝食を。見た目としてはディナーとあまり代わり映えしないとも言えますが、和食の食べ収めをしておきます。朝から豪勢です。

朝食を食べ終えコーヒーを飲んでゆっくりしていると名残惜しいですが到着です。

まとめ

12時間越えという過去最長級のフライトで、ファーストクラスにアップグレードという幸運に恵まれ、最高の旅のスタートとなりました。

プライベート感のある個室で、本革ばりのゴージャスなシートは、ベッド時にはほぼシングルベッドと言える形状に変化、疲れは一切なし、食事も味も満足、なにより雰囲気が最高でした。

2020年現在エティハドは、成田、中部に就航していますが、ともにビジネス、エコノミーの2クラス制となっています。また3クラス機材に変更になったとしても、私たちは、アップグレードベースですから再び乗れる確率は相当低そうです。貴重な機会でした。

 

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