パンパシフィックホテル シンガポール : ハーバースタジオルーム

もともとパノラミックルーム(Panoramic Room)を予約していましたが、ハーバースタジオルーム(Harbor Studio Room)にアップグレードしていただきました。Panoramic RoomはベイサイドではないですがFloor to ceilingの窓で開口部が大きく、こちらの部屋はベイエリアが望めますが、窓のサイズは腰高でちょっと小さい感じでどちらがいいかは好みの部分もあるかと思います。ただ、折角のご好意ですので。

ハーバースタジオルーム

部屋

床の面積を見てもわかる通り46m²となかなかの広さです。Panoramic Roomは38m²ですので、広さの点ではこちらの方が広いです。床は足に優しいカーペット敷、全体的にシックな色合い、照明も間接照明で落ち着いた空間で好みです。

窓側にはワーキングデスクと一人掛けのソファーがありました。さすがアジア有数のビジネス都市、机もL字型で広く、ワーキングデスクの椅子は存分に働けと言わんばかりの本格的なやつでした。長くは座っていないので効果は不明です。逆に、ソファが配置も使い勝手もあまりよくないです。

反対側はカウンターテーブルを挟んで向かい合わせにハイチェアーが2つ配置されていました。こちらの机はそれほど広くなく、カプセル式のコーヒーメーカーとコップ類で半分くらいは占領しています。

ウエルカムアメニティ

その前にはウェルカムアメニティがいろいろ置かれていました。南国らしくドラゴンフルーツと(パイナップルタルトと言っていますが)パイナップルケーキ、チョコレートのアソートです。

そして、このレターにディスカバリーのローカルエクスペリエンスの記載があり、期限間近のアワードがあるのを思い出して当日に申し込みました。

パイナップルケーキは1個だけかと思ったら後ろにもう1つありました。1つしかない場合は私(嫁)へ持って帰る必要がありますので、これでこの場で食べることができます。

バスルーム

入り口側にはバスルームがあります。洗面台はシングルボウル、バスタブは洗面ボウルと合わせたデザインでおしゃれです。

居室との仕切りは全面のガラスです。バスルームの狭さも感じず、暗くならなくていいです。また、バスタブに浸かった状態でテレビが見えるようになっています(音はバスルームにもスピーカーがあります)。当然ブラインドが下ろせるようになっていますので複数人での滞在の場合でも問題ありません、ブラインドの操作は電動でした。

洗面台向かって左側には、シャワーブース(手前)とトイレ(奥)です。暑いシンガポールでは汗をかく機会も多くシャワーの頻度が上がりがちですので独立したシャワーブースは使い勝手がいいです。これらもガラス、鏡が多用されておりハウスキーピングは大変そうです。ガラスのトイレは、真ん中は磨りガラスになっているものの上下はシースルーですので落ち着かない方もいるかもしれません。

眺め

ハーバースタジオルームの醍醐味です。

階段状のマンダリンオリエンタル越しにベイエリアが望めます。確か24階とかだったと思うので低層階だとちょっと邪魔になる感じでしょうか、、、水辺からは多少距離があるので綺麗に見たい場合は、マンダリンオリエンタル、リッツカールトン、パークロイヤル(これもパンパシフィックホテルズグループ)あたりの方がいいでしょうか。

左側がマリーナベイサンズ、右側のビル群の手前に小さいですがマーラインも見えています。シンガポールらしい眺めと言えるかもしれません。

夜景もこんな感じでなかなか綺麗です。

21時になると、マリーナベイサンズがレーザーを出して光りだします。内海のところでは噴水ショーも開催されており、それもかろうじて見えていますが動きを楽しめるほど近い距離ではありません。

金融街の方の夜景も綺麗です。ライトアップが日本に比べて派手だからか、航空障害灯の赤いのがあまり目立たないのがいいですね。右手手前の低層の建物はフラトンホテルです。そのちょっと左水辺にマーライオンがあります。

まとめ

他の部屋に比べて窓は小さめですが、土地面積が狭く物価が高めのシンガポールの中ではかなり広めの部屋で快適でした。間接照明多用、カーペット敷、色使いもシックなインテリアで落ち着いた雰囲気はかなり好みでした。ウェルカムアメニティもご当地感があり、ドラゴンフルーツは手を出せませんでしたがお気に入りのパイナップルケーキは美味しくいただきました。

水回りもガラス張りで明るく、バスタイムもゆっくり過ごせます。シャワーブース、トイレもセパレートで用途に応じて便利でした。

ハーバービューというだけあって、マリーナ〜金融街の高層ビル群まで、奥にはマラッカ海峡を往来する船舶も見渡せました。この地域の中では比較的リーズナブルな設定ですので、シンガポールらしい滞在を希望する場合は候補としてもいいかとも思います。

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