アライアンスパレスホテル(Alliance Palace Hotel) : 初Airbnbで1BRホテルコンドミニアム滞在

アライアンスパレスは分譲コンドミニアムで用途はオーナー次第です。ホテルに清掃や理念交換など管理委託するためには、内装、家具、カーテン、リネン類のあらかじめ規定のものに揃える必要があるようです。

Airbnbでいくつかの他の部屋も見ましたが、同様のインテリアの部屋もいくつか見つかります。全然別のインテリアの部屋もありますが、そちらはホテルではなく別で管理しているのでしょう。今回Airbnbで予約した部屋は前者で、純粋に個人管理の住宅というよりはサービスアパートメントに近い印象でした。

リビングダイニング

内装・家具は白とグレーで統一されています。清掃のしやすさを考えてか床がフローリングではありますが、全体として統一感があり洗練されています。1ベッドルームですが、LDK側は狭く8畳程度かと思います。

部屋の奥に2人がけのソファとコーヒーテーブル、壁掛けテレビの前にダイニングテーブルと椅子3脚が配置されています。

キッチン

ホテルと違うのはキッチン設備がある点です。シンクと2口のIH、対応した調理器具、食器、カトラリーが用意されています。シンク下にはゴミ箱が設置されており、扉を開くとゴミ箱の蓋も連動して開く仕組みになっていました。これは日本では見ない仕組みでいいですね。

冷蔵庫はキッチン左側壁面に埋め込まれています。扉がキッチンの収納扉と統一されており目立たないよう工夫されています。内容量は400リットル位で冷凍庫もありました。普通に生活できそうです。

もう1点いいと思った点は、シンクの上の棚の一部が水切りかごになってい流転です。透明なプラスチックの水受けがありますが、外しておけばそのまま水はシンクに落ちるようになっています。扉を閉めれば目隠しになり、綺麗に保てそうです。食洗機が置けない狭いキッチンでは、これ、いいですね。日本でも広がってほしい仕組みです。

ベッドルーム

リビングに並んでベッドルームがあります。角部屋の部分がこのベッドルームで、広さもリビングより広いです。ただ、レイアウトがちょっとイマイチです。

壁面にテレビを配置してテレビに向けてベッドが配置されています。そのため、大きめのヘッドボードが部屋の中央に位置し視界を妨げてしまっています。個人的にはテレビの見やすさは優先度を落としても壁寄りにベッドを反対向きに配置した方が特徴を活かせる気がします。

ヘッドボードの後ろは収納になっており、長期滞在中には服や荷物を置くことができます。結局1番いいこの場所は荷物置きと洗濯物干し場になっていました。

窓と反対側には対面のテーブル&チェアと天井までの大型収納があります。収納の中には、予備の枕、掛け布団なども用意されており寒い場合にも対応できるようになっています。貴重品入れも確かありました。

ベッドルームにはバルコニーがあります。滞在中は気付きませんでしたがよく見ると金属製の灰皿が設置されていますね。窓ガラスは断熱窓でバルコニーの床もタイル敷で一通り綺麗に作られている印象です。

眺め

19階海側の角部屋なので眺めは絶景でした。

海側

池越しのビーチ&黒海ビューです。目の前に建物が立つことがない永久眺望という点も投資物件の観点からアドバンテージになるでしょう。

ただ、建物の意匠的な影響からか、腰窓で窓の位置が比較的高め、バルコニーの手すりも高めなのでソファーや椅子に座った視点からは外が見えないのがちょっと残念でした。方角は北西向きで黒海に沈む夕陽が綺麗に見えます。

ビーチ前には池?があり、夕方から定期的に噴水ショーがあります。サイズはドバイなどに比べると小規模ですがよく見えました。ビーチは一部遊園地のようになっており、夜はライトアップも派手派手です。ここが音源かどうかわかりませんが、夜1時まで重低音が響いていました。ビーチサイドに滞在する場合その点ご注意ください。

旧市街方面

ベッドルームからは北東向きも望めます。正面のロの字型の建物はマグノリアという建物です。実際にはそれほど古いわけではないはずですが、上層階を各住戸が勝手に改築しているのと、壁面の清掃が行き届いていないことでボロく見えます。その右側の低層な建物はかなり奇抜なガススタ&マクドナルドです。

マグノリアの奥に建設中の建物は、同じアライアンスグループが開発しているAlliance Centropolisです。45階建になるので多少圧迫感が出るかもです。更にその奥Marriottのロゴが上部にある高層ビルがAlliance Privilegeです。この辺はAlliance Groupの開発が支配的です。

その先にはアルファベットタワーや観覧車も見えますが、遠すぎるのでちょっと見にくいですね。上層階の部屋からはより立体的に見えるでしょう。

夏の時期、日の出はこちらから上がってきます。朝焼けも美しいです。

バスルーム

入り口脇にバスルームがあります。トイレの脇にある白い格子状のものはタオルウォーマーです。寒い時期にホカホカのタオルは快適です。ジョージアの住宅の多くはバスタブがないので冬には嬉しい機能でしょう。

非常に綺麗に作られていますが、封水がちゃんとできてないのか若干下水臭がするのがネガティブポイントです。ただ、この課題は新興国ではよくあることなのである程度許容せざるを得ないのかもしれません。あとは、バトゥミもトイレットペーパーを流せないのでご注意ください。

バスアメニティは、シャンプー、バスジェル、コンディショナー3点と石鹸がいくつか用意されていました。歯ブラシなどはありません。

洗面トイレとの反対側です。バスタブはなく、シャワーブースです。

手前の扉の中には、下が洗濯機、上に給湯器が格納されていました。洗濯機はドラム式ですが乾燥機能はついておらずちょっと残念です。ベッドルームに物干しが用意されておりそちらに干す必要があります。給湯器はこれがタンク式とすると容量はそれほど大きくないですね。

ハウスキーピング

Airbnbの場合は、ハウスキーピングは基本ないと思った方がいいでしょう。ここはホテルコンドなので、別途実費で清掃、リネン交換の案内がありましたが、結構高め(GEL50 = 2,500円)ですし、3泊程度なので利用なしで過ごしました。

まとめ

角部屋の1ベッドルームタイプの部屋に滞在しました。キッチンがついており、IH、冷蔵庫、水切り棚など、使い勝手も良さそうでした。インテリアもホテル仕様/サービスアパートメント仕様で素人感はなく快適でした。ホームステイ的なスタイルを希望される場合は味気なく感じるかもです。

せっかくのビーチフロントですが、窓位置が高めで立たないと見られないのはちょっと残念でした。あとは、ベットの配置がこれがベストなのか?と疑問な感じでした。

とはいえ、ホテルだとスタンダードルームでも2万以上はするところで、ビーチフロントの1ベッドルームスイートで1泊1万円ちょっとというのはお値打ちと言えるかと思います。宿泊のオプションとして初めてのAirbnbとしてもいい経験でした。

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