バトゥミ情報 生活イメージ

バトゥミではコンドミニアムに滞在ということで、長期滞在した時の生活イメージをシミュレーションしてみました。

生活

住居

ライフプランの中で住居は一際大きなコストであり、その住居費を抑えつつそこそこ上質な住居を確保可能なのがバトゥミの大きなメリットです。こちらでまとめていますので参考に。

ただし、こうした集合住宅ができてきたのはここ数年の話で、長期にわたり綺麗に維持できるかは懸念が残ります。また、多くの物件が投資スキームの中で短期での賃貸に使われることが前提となので、定住者よりも旅行者が多く騒がしい点も好みが分かれるでしょう。

グルメ/食事

観光都市ですので雰囲気のいいレストラン、カフェはそれなりにあります。ただし、バリエーションとしては、ジョージア料理、トルコ料理、ロシア料理が中心、イタリアンはありましたが日中韓は見てないです。また、ハイセンスなレストランがあまりない点ではハワイや他のビーチリゾートにはまだちょっと追いつけていないところです。

ただ、レストランでも飲み物も入れて1食一人当たり1,000円ほどで食べられる物価は長期滞在においてありがたいです。

テイクアウトのケバブやパン、惣菜などはさらに安いのでそれらを踏まえた食費はかなり抑えられるでしょう。

買い物/日用品

小売店は多いですが物によって日本よりも高めです。洗濯洗剤などは種類が限定的で価格も日本に比べても高めでした。洗濯洗剤はジェルボールみたいなのは見当たらず、粉の洗剤がメジャーでした。

今回3泊で滞在にあたって購入したものです。

洗濯洗剤(粉):GEL 3.65(200円)
食器用洗剤(450ml):GEL 1.95(110円)
ティッシュBOX1箱: GEL 6.7(370円)
カップブードル2個:それぞれ GEL 1.95/2.45(110/135円)
Lays ポテトチップス(117g):GEL 4.95(270円)
コーラゼロ(0.5l):GEL 1.45(80円)
ミネラルウォーター(1.5l):GEL 1.5(80円)

買ったのは、フランス系の大型スーパーマーケットであるカルフールで、それぞれの分類の中では割と安めなものを選択しました。洗剤は小分けのものがなく、食器用は安いですが、洗濯用は日本と同様か若干高い感じです。ティッシュがBOX1箱の小分けがなく日本より大分高めでした。

食料品は、今回の調達はお菓子程度なので激安という感じではなかったです。いくらが1kgでGEL 200(1,100円)などものによっては激安でした。輸入品以外は激安なのかもしれません。

仕事

現地での産業はバリエーションが限定的なので、仕事はリモートで行えるものがいいかと思います。時差が5時間あるためリアルタイム性が求められる仕事は注意が必要かもです。日本時間の9:00-17:00はジョージア時間では4:00-12:00です。日本時間に合わせる場合早朝から昼まで働くことになり、午後遊んで早めに夕方寝るという過ごし方になります。これは、ある種有意義な時間の使い方ともいえるかもです。

娯楽

せっかく海外に長期滞在するのであれば、余暇時間をどう過ごすかというのが重要なポイントです。

散歩/ジョギング/サイクリング

バトゥミの一番の売りはビーチ&ビーチ沿いの遊歩道でしょう。ジョギング/サイクリングは、かなり気持ちいいかと思います。街中の路面は結構荒れている(歩道が途切れていたり、穴が空いていたり)のもビーチ沿いがおすすめな理由です。あとは、私たちが滞在した時は晴れましたが比較的雨が多い気候ということで、外に出ずに過ごせる複合施設併設/近接のレジデンスだとそうした時にも便利かもです。

旅行の拠点として・・・

国内

首都のトビリシとは、電車もしくはバスで5〜6時間、運賃は2,000円程度です。その途中には、山岳リゾートもいくつかあるようですが外国人が訪れるのはレアで、多少閉塞的な環境っぽいです。ジョージア自体あまり大きな国ではないので国内での見どころは限定的かと思います。

他に黒海沿いにリゾートもありますが規模は大きくないようです。

海外

賑やかなトップシーズンを過ごすのも、混む時期は賃貸に出して他の地域で過ごすというのもありかと思います。バトゥミ空港は小さく滑走路も2500mが1本で、長距離の燃料を積んだ大型機の発着は今後も難しいでしょう。基本的にはイスタンブール経由になるかと思います。イスタンブールは往復1万円程度でアクセス可能です。ほかに、夏シーズンにはロシア方面、旧CIS諸国、中東各国などから直行便が来ます。

というと、海外の広域拠点としてはイスタンブールの方が適しているとも言えます。

ジョージアのお国柄

ジョージアは、過去戦争が多かった歴史からか保守的で民族意識が強いと言われています。そんなジョージアですが、バトゥミは観光都市ということもあり比較的その傾向は低いと言われています。

実際3泊で生活してみてですが当然ですが「人による」感じです。アルファベットタワーのあるスタッフは「どこから来た?日本からの投資家の手伝いをしたことがある」とか、一部のレストランのスタッフも、ジョージア料理の説明などで満足のいくサービスをいただきました。そうしたホスピタリティ、フレンドリーな方がいる一方で、レジデンスのデスクは、ちょっとした依頼にもそれは私の担当じゃない的な対応や、空港ラウンジのスタッフもゲスト用のソファーに座ってやる気なしでした。共産圏時代の多少怠惰な対応に遭うケースは比較的多いかもしれません。

文字

ジョージアは文字が特殊なのも外国人にとって障壁です。しゃべれないまでも読めるか読めないかで結構生活難易度は違います。ラテン文字、もしくはそれに近い字体であればまだそのレベルまで持ってきやすいですが、ジョージア語は文字も独特で習得難易度が高そうです。ただ、この点は人気のタイでも同じですかね。

これすら読めない・・・

まとめ

バトゥミを長期滞在視点で考察してみました。ビーチフロントの環境で、毎日サンセットを眺めながら、物価も比較的安く美味しい料理が食べられる環境はコスパとしては高そうです。

ただ、街としてはそれほど大きくなく、ビーチが好きな方であればいいですが、過ごし方としては短期で飽きそうではあります。周辺諸国の拠点とする場合はイスタンブール経由になりそうで、それであれば多少物価は上がりますがイスタンブール滞在の方が、多様で活気がある滞在ができそうという見方もあります。黒海のビーチリゾートがどう発展するかウォッチを続けたいと思います。

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