セントレジスモスクワニコルスカヤ Italian Osteria A Tavolaでビジネスランチ

インテリア

用事を済ませ12時過ぎに訪れましたが閑散としていました。どこでもお好きなとこにというということで窓脇の2人席に。

メニュー

あらかじめWebサイトでこのレストランでビジネスランチを提供していることを把握しており、それ一択でしたのでビジネスランチをオーダー。

値段はRUB 1,100(1,900円)で、前菜、メイン、デザートの3コースのプリフィックスに水、食後のコーヒー・紅茶まで含まれており非常にお得です。水は、きゅうりと草が入っており、、、きゅうり嫌いの私(旦那)はパスで、普通の水をもらいました。

パンとしてはフォカッチャが、オリーブオイルをつけて食べる感じでなかなか本格的な感じです。

アミューズ

なす、チーズ、バルサミコ酢、なかなか洗練されたアミューズでした。

前菜

前菜1 : 私(嫁)オーダーの海の幸。魚、エビなどを、オリーブなどとともにトマトベースで調理したものです。これはなかなか、、、味、ボリューム共に申し分ありません。

前菜2 : 私(旦那)オーダーのローストビーフです。お味は申し分ありませんが、原価が高めなのか仕上がりのボリュームがちょっと寂しい感じです。付け合わせなりでもうちょっと調整して欲しい所です。ドライトマトでイタリアンさを出しています。

メイン

メイン1 : 私(嫁)オーダーの牛ほほ肉のフェットチーネ。結構イタリアンはグロテスクな見た目も多いのでそこも本場といった感じでしょうか。ボリュームは若干寂しい感じです。

メイン2 : 私(旦那)オーダーの魚、黄色のソースはウコンをベースにしたものです。上品な感じですが、こちらもやっぱりボリュームがメインディッシュとしてちょっと物足りない。

私たちはそんなに食べる方ではないのですが、私たちでも若干ボリュームが少ないと感じるということは8割方の人たちがそう受け止めるのではないかと思います。細かくいろいろ出るので最終的にはそこそこお腹いっぱいになるのですが、見た目寂しいイメージが残るのが若干損している感じです。

脱線:ロシアのメニュー

社会主義だった時の名残からロシアではメニューに分量を表記する所が多いですが、ここではそうなっていませんでした。2012年に初めてロシアを訪れたときにロシアのメニューは独特だなーと思っていましたが、こういう認識のズレを解消するのに分量を表記するのはなかなか理に適っていると思います。他の国でも私たちはスープなど特にボリュームを把握しにくく分量を失敗するのですが、そんな時に、このロシア式のメニューであればグラムで表記されておりボリュームが分かり非常に便利です、全世界的に採用して欲しいくらいです。ここもそうなっていれば選択において考慮できるのですが・・・

例)ヒルトンモスクワのIn-Room Dining Menu (English – PDF)
一番上のペリメイニはチキンのペリメニ本体が400gで、サワークリームとサルサソースがそれぞれ50gということでそれなりのボリュームだということが分かります。ビーフストロガノフは230gですのでそんなにボリュームは大きくない、、、とか

デザート

デザート : 二人そろってパンナコッタにしました。3種類位の中でウエイトレスさんがこれがゴージャスでおススメということでした。

コーヒー・紅茶&ミニャルディーズ

コーヒーもいろいろ選べます。イタリアンということでラテ、非常に立派です。

食後の飲み物に合わせてミニャルディーズも出され、ちょこまかと食べ物は出ますので、全体ではそこそこお腹はいっぱいにはなります。

おそロシアな天気

この食事中、めまぐるしく天気が変わる珍しい体験をしました。みるみる天候が悪くなり一気に土砂降りに。地面から20cmは水しぶきで霧っぽく何も見えなくなりました。ロシアでは結構な雨でも傘をささない人が多いですが、この時ばかりはさすがに誰もいなくなりました。

私たちも外出中じゃなくて良かった・・・

途中から雨粒がさらに大きくなったなーと思っていたら地面にそのまま残っています。雹(ひょう)!!!雹なんてここ十数年見てなかったなー・・・

この一連の流れは15分くらいですぐ終わり青空に戻りました。

貴重な体験でした。

まとめ

セントレジスモスクワのメインダイニングで雰囲気も味も申し分なく、ビジネスランチの価格としてもリーズナブルです。

このセットには食事だけでなく飲み物も含まれており、追加料金を一切かけずに済むのが好感が持てます。ただメニューによりボリュームのばらつきが大きく選択によって満足度が大きく変わる可能性があります。まあ1,900円という価格を考えればいたし方ないかとも思います。

ロシアでどうしても洗練されたイタリアンが食べたくなった際の候補としていかがでしょうか?

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