本来であれば二間あればかなり贅沢なカテゴリーですが、ここ秋桜ではこの部屋タイプが一番コンパクトなグレードになります。全部で12室しかないということで、そのうち3室がこのタイプで最大勢力でもあります。

和室(二間)

二間は障子の襖で区切れますが大きく開けて広く使うことも可能です。両方の部屋に窓がありますので、曇り&雨模様でしたが室内はそれなりに明るい空間でした。和室ですが、畳は縁無しの半畳タイプのものが、門司港ホテルのロビーに続き市松敷きでスタイリッシュです。

これらの部屋も水戸岡鋭治氏のデザインということで、障子の格子の細かさや襖中央にある組み木のアクセント、奥の壁や天井、家具のファブリックにみられる細かな模様が印象的です。

リビングルーム

リビング側は8畳の広さで和洋折衷の感じ、4人分のテーブル&チェアを中心に家具が配置されています。畳の部屋ではありますが、基本椅子に座って過ごすことをイメージしている感じです。壁側にあるテレビの位置もその視点に合わせた高さに設置されています。

この椅子、多分リニューアルに合わせて専用で作成したと思われますがクッションの硬さが絶妙でなかなかいい座り心地です。

チェックインもこのテーブルで行います。ゲストカードを記入している間にウェルカムドリンクとしてお茶とちょっとしたお菓子が用意されます。これもアイスと白玉にミントが添えられているというところで和洋折衷、おしゃれです。

窓側にはライティングデスク、サイドの床の間には大きめで立派な生花が飾られています。

テレビの手前はクローゼットになっており、中には浴衣と作務衣がそれぞれ2セット、館内はどちらでも徘徊可、お好みでどうぞということです。竹籠は貸切露天風呂に行くときなどに活用くださいということでした。金庫は、鍵式でクラシックな感じですね。。。上部にはハンガーなどあり収納力は十分です。

下にあるのはごろ寝枕のようです。

ベッドルーム

ベッドルーム側もリビングと同じ8畳で窓の反対側にツインベッドが並べて配置されています。間にちょっとしたテーブルがありますが、ほとんどものを置くスペースはありません。またコンセントなどもこの辺には見当たらないので、携帯を目覚ましアラームに使いつつ充電させておく的な運用はしにくい感じです。

窓側はちょっとしたオープンスペースになっており、コーヒーテーブル&チェアがあるのと、奥には一度座ると完全にフィットし起き上がれなくなる呪いのクッションがあります。ご注意ください。

DINKSワーケーション拠点としての考察

二間・・・ということは、ここでDINKSワーケーションというのも可能ですね。リビングには、座り心地の良いチェア&テーブルに加えて窓側にライティングデスクがあります。ベッドルームには、テーブル、椅子はコンパクトですが、椅子に関していえば、リビング側の椅子を1つ持っていけば快適に作業できるかと思います。そもそも和室なので、床に寝っ転がりながらという手段もとれます。

懸念される点は「この障子の襖の防音性がどの程度か」という部分と「トイレへのアクセスがリビングルーム経由」という部分で、リビング側でテレビ会議をする場合は画角に注意という部分ですかね。

でもまあ一番のネックはコストですかね、素泊まりの一番安いプランでも37,000円程度はしますので、、、

眺め

障子が閉められていたので眺めはかなり不利なのかと思っていましたが、駐車場越しに盆地南側の山並みが望めました(ちなみに由布岳は東向きです、左側に見える草原はやまなみハイウェイで通ったあたりでしょうか)。

私たちが滞在した日は、雨が降ったり止んだりのあいにくの天気でしたが、低い雲などが山々にかかる様子などは情緒がありました。南向きでこれだけ開けていれば、晴れていれば室内も相当明るいでしょうね。

玄関・ユーティリティ

玄関側には水回りが配置されています。玄関入ったところには上り框(かまち)があり段差がありますが、全館畳敷ですのでここで履物をどうにかすることはありません。

玄関の脇には冷蔵庫とポット、お茶キットなどのスペースになります。冷蔵庫には、ビール(440円)、烏龍茶(216円)、炭酸水(216円)が入っており有料ですが比較的リーズナブルな価格設定です。冷蔵庫の上には、おっ、フリーのまんじゅうが隠されています。この辺説明を受けたかどうか覚えていませんが、探し忘れに注意しましょう。

洗面エリア

その奥暖簾をくぐった先には洗面スペースがあります。シンク自体は1つですが、こちら広めのカウンターに全面の鏡で使いやすいです。貸切露天風呂には化粧品などはないので必要であればここのをカゴに入れて持っていくようにとの説明がありました。

シャワーブース

洗面スペースからさらに暖簾をくぐって奥に進むと、脱衣スペース&半畳くらいのシャワーブースがあります。逆にいうと、この2階の二間の部屋にはバスタブはないということですが、貸切露天風呂(温泉)が、到着日と翌朝の最低2回は使えますので多くの方はそれで十分ではないでしょうか。

ということで実際には使ってないですが、このシャワーブース、コンパクトでありつつ座れる部分などもありなかなかよさそうですね。普段シャワー派の我が家には、リフォームなどの機会があればこうした方向も検討しようかなと参考になりました。

トイレ

玄関を入って反対側には独立したトイレがあります。自動開閉、ウォシュレット付で申し分ないですね。サイドのカウンターは洗面所と統一されたデザインで、手洗いもあり十分な広さで快適です。

まとめ

検討段階で写真から受けた印象としては、木の椅子、テーブルが結構押し出しの強いデザインで空間として冷たい印象を受けましたが、実際はファブリックは起毛素材で肌触りも良く写真で見た時よりも断然よかったです。椅子&ベッドということで、普段洋式に慣れている方にとって過ごしやすいと言えるかもしれません。利用頻度の高い洗面を広く取りつつも、あまり使われないお風呂はシャワーに縮小するなど大胆な設計も意図がはっきりしており分かりやすいです。

一方で、組み木や壁などの模様などのデザインからは和の要素が感じられました。また、温泉地の風情も十分に感じられ、なかなかバランスがいい和洋折衷リノベになっていると感じました。

この部屋は秋桜の中でも一番狭いグレードですが、不自由なく十分満足できました。

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