坂のホテル京都 : スーペリアツイン(テラス付)

坂のホテル京都の客室数は38室、3階建で比較的こじんまりしていますが、部屋のバリエーションはそこそこ多いです。価格帯としては下から2つ目のグレードであるスーペリアグレードの中からテラス付の部屋を指定していました。

スーペリアツイン(テラス付)

この部屋は35m²ということで広さ的にスーペリアの分類ということなのでしょうが、角部屋で2面の窓とワイドスパンという他の部屋にない特徴があります。テラスの部分を含めると占有面積はかなり広いと言えます。2階でテラスの柵が高めですので眺めはそれほどよくありませんが、空が見え光が十分に入りなかなか良い部屋でした。

大きめの窓の前には、向かい合わせのチェアー&コーヒーテーブルが。奥の小さめの窓の外にはちょっとした枯山水の坪庭が配置されています。

テーブルの上には小菓子と折り鶴が置かれていました。和な感じです。

入り口付近にはクローゼットがあり中には浴衣やセーフティーボックスなどが配置されています。空気清浄機が常設されているのも日本のホテルらしいところです。

その手前にセミダブルサイズのベッドが2つ、スペースの都合上サイドテーブルはありませんが、頭の部分にちょっとした台がありコンセントもありますので携帯などの充電ができ便利です。

ベッドの正面には、テレビ、ポット類、ミニバー、冷蔵庫などのスペースになっています。冷蔵庫に飲み物が配備されていたかはちょっと覚えていません・・・飲み物は3階に自動販売機、また種類は少ないですがラウンジにもありますのでそちらで手配できます。

そしてその奥は水回りになっています。

テラス

テラスには椅子2つとテーブルがあり床はウッドデッキになっています。柵は植栽になっており眺望はなく、特に冬の時期このスペースが何かに有効かというと微妙ですが、部屋の中から一体感があり実際以上に広く感じる効果はあるかと思います。

奥は砂利、植栽、竹垣でちょっとした枯山水的な坪庭になっており、それもこの部屋専用ですので贅沢な付帯設備と言えるかと思います。

眺望

2階で周辺は住宅地ですので特に何かが見えるわけではないです、こんな感じ・・・そのため高めの生垣とし、風情を出す方向としたのだと思います。

水回り

ベッドスペースの奥は水回りになっています。角部屋ということもあり、洗面スペースにもあかり取りがあるのがこの部屋の特徴かと思います。

バスアメニティはアロマセラピーアソシエイツ。10月に滞在したリーガロイヤル広島と同じです。

なぜか、ボディーウォッシュだけ小さいサイズで2つ、その他はワンサイズ大きめのものが1つづつでした。他に化粧品などもありました。

お風呂は、洗い場とバスタブが1つのスペースになっている日本の住宅タイプです。バスタブは檜造で出水栓も同じく檜でできており温泉旅館っぽいです。この辺はホテルニュー淡路系列由来なのかもしれません。

このバスタブ、何気にかなり大きくいっぱいにするのに400ℓくらい必要な印象です。

そして珍しいのがバスアメニティとして日本酒が置いてあることです。ボトルに説明が書いてありますが、飲用ではなくお風呂に入れて酒風呂を楽しんでということです。せっかくですので、、、

トイレはバスルームと独立しておりこちらも広めです。タンクレスのウォシュレット付、手洗いもあり快適です。

まとめ

スーペリアツイン(テラス付)の部屋は35m²とそれほど広くはないですが十分、2面採光で窓が大きく、テラス、坪庭までついているなかなか個性的な部屋でした。

坪庭、障子、檜のバスタブと所々に和の要素が取り入れられ、京都東山という場所の雰囲気ともマッチしていたかと思います。檜風呂での酒風呂も効果はよく分かりませんでしたが香りがよく楽しめました。

スーペリアツイン(テラス付)の部屋は、このホテルの中ではリーズナブルな分類の部屋ですが、個性的でお得感は高いかと思います。1部屋しかないですので希望の場合はお早めにどうぞ。

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