ペニンシュラ東京はDeluxe Roomでもジュニアスイート級

ペニンシュラ東京は24階建ですが、リーズナブルなDeluxe Roomは中層位まで、周囲も似たような高さのオフィスビルが立っており北向き、東向きは通りを挟んだビルとお見合いになるため眺望は限定的です。せっかくですので事前に可能であればという形で南向きの晴海通り向きの部屋をリクエストしておきました。フロア数は忘れましたが(12階くらいだったかな、、、)希望通りの晴海通り沿いで、ちょうど通り反対側のビルが解体されていました時期でしたので、そこそこ眺めもあり楽しめました。

Deluxe Room

入り口から通路をまっすぐ進むとこのワイドスパンの居室になります。フロアtoシーリングの大きな窓が2面、半分がベッドスペース、もう半分がソファーセット&ダイニングで、十分な広さ&設備です。折り上げ天井の間接照明もオレンジ、床の絨毯もオレンジ、ベッドサイドの壁の縦格子や天井の薄い木の編み上げなど和を意識した造作が多用されており、ソファー、椅子の座面・背もたれなどもファブリックで全体的に非常に温かみを感じる空間です。

リビング&ダイニングエリア

リビング&ダイニング側ですが、壁に向いて2人掛けのソファとテーブル、窓側には2人用のコンパクトなダイニング&チェアで、1、2名の滞在にはちょうどいいサイズ感です。

壁側は大きな造作があり、腰高の赤色のカウンターが窓から反対側の壁まで伸びています。窓側は食器などが置かれミニバー関連用途、反対側は切れちゃっていますがワークデスクになっています。ちょっと狭いので、ダイニングテーブルを使った方が窓の外を眺めつつ快適に仕事できるかと思います。

そして、真ん中の横格子の扉を上部へのスライドするとテレビが表れます。テレビの下にはHDMIなどの端子があり、ゲーム機や外部機器の接続も容易です。

テレビの左横は扉になっており、中にミニバー、コーヒーメーカーなどが格納されています。ワークデスク側は、右側から棚になっており、電話や、ステーショナリーなどが揃っています。なかなか機能的なつくりです。

ダイニングは小さそうに見えますが2人であれば必要十分な広さはあります。朝食をルームサービスにした場合、このテーブルにセットアップされます。

ベッドエリア

反対側はベッドを中心に両サイドにかなり大きもナイトテーブルがあり、引き出しの中には、携帯の充電端子などもあり使い勝手がいいです。広めなテーブルということで、両サイド双方に電話と照明などのコントローラーが置かれているのは、コールがあった時に電話側にいた人が寝ていた場合やどちらかが機械音痴だった時などにも対応でき非常に便利です。ちょっとしたことですが、かなり考えられている印象を受けました。

天井からの照明と別にリーディングライトもあり、明かりの調整も自由自在です。

ディナーから帰ってきた時には、ターンダウンでベッド脇にマットが用意され、サイドテーブルに水がセットされまていました。ベッドカバーも外されており、そのまま寝られます。カーテンももともとは閉められていました。

まだ、夜景を満喫して遊ぶのでオープンです。カーテンは電動ですので無理に引っ張って壊さないようにしましょう。

クローゼット

玄関から居室に向かう通路の片側がウォークインクローゼットになっています。ウォークインクローゼットと言っても広さ的に4.5畳くらいあり、ここも十分1部屋といってもいい位の広さがあります。正面には、大きな鏡と化粧台があり、両脇には十分な収納が用意されています。荷物が多い場合でも収納には困らない感じです。

その左側には、スーツケースなどを広げる台になっていますが、台の周囲はやわらかく、ブランドの鞄を雑に扱っても傷つきません。上部はハンガーがかけられるポールが渡されています。ポールエンドの壁面下の四角い部分は、バレーボックスになっており、ランドリーサービス/靴磨き等の依頼/受領は、このボックスを通して行えます。荷物を入れて回収のボタンを押すと依頼完了、着に荷物の到着があるとインジケーターが光り知らせる作りになっています。

私たちは1泊で荷物もなく使う機会はありませんでしたが設置場所の動線自体も、電話して回収を待ったりする必要もなく便利ですね。

右にターンすると、こちらにもポールが、丈の長いコートやドレスなどもかけられるようにこちらはフルサイズです。奥の扉はセーフティーボックスになっています。大きな傘も置かれていますので雨が降っても大丈夫です。

バスルーム

クローゼットの反対側はバスルームになっています。こちらもかなり広いスペースです。正面には大きなバスタブ。壁のデザインもなかなか凝っています。テレビもありますので、湯船に浸かりながらドラマを見ることも可能です。エグゼクティブからはどんな時も効率を求められるのでしょうか。

左側には、シャワーブースとシングルの洗面台が。鏡に写っていますが、反対側にはトイレと、もう1つの洗面台があります。忙しい朝でも2人同時に歯を磨けます。トイレの重複はどうしようもないですね。

アメニティ

香港のホテルですが、ウェルカムアメニティは和菓子から「どら焼き」でした。普段は海外からのゲストが多いのでしょうかね。オーソドックスな小豆と栗、豆乳抹茶というラインナップでした。お上品でした。

そしてコロナ禍でしたので、消毒ジェルとマスク&マスクケース、ウェットティッシュのセットが用意されていました。このマスクケースは使ったのと新しいのを管理しやすいので何気に便利で、その後の旅行でも再利用しています。

眺め

リクエストした晴海通り側(南側)のビューです。ちょうど通り反対側が工事中でしたのでそこそこ開けていますがここには少なくとも60m程度の建物が建つでしょうから、しばらくすると眺めは制限されるでしょうね。それでも南側は晴海通りですので、道幅は、30m程度はあり、北側、東側に比べると圧迫感はなく、また日があたる点でも他の面よりいいでしょうね。

正面の巨大なビルが日比谷ミッドタウンで2018年に新しくオープン、191mの高さがあり基本オフィスビルですが、低層は商業フロアになっています。

その左側の白いビルが東宝日比谷ビルで低層が日比谷シャンテというショッピングモール、映画館などで、かつてはテレビのスタジオなどがあり、一時期はそれなりに名前が売れていました。シャンテ手前の広場にはこの写真にも写っていますが(認識しにくいですが)ゴジラ像があり、謎?に思われている方もいるかと思いますが、シャンテがもともと東宝の劇場の再開発でできたことによります。

夜になると綺麗にライトアップされます。オレンジ色のライトアップで統一されており一体感があります。左奥のビル群は汐留になります。

さらに、時間が進むとクリスマスのライトアップになりました。これも手前にビルが建っちゃうと見えなくなっちゃいますね。ゴジラはギリ見えるか・・・左側の地下駐車場の入り口2階にライトアップされた木の方を向いて仁王立ちしています(自信もライトアップされ白緑に光っています)。

DINKSワーケーションとしての考察

2021年夏にDINKSワーケーションを経験したので、その観点で考察してみたいと思います。

ワーケーション計画10のポイント

前提としては、2人滞在、2人それぞれがPCワーク&Web会議というスタイルのケースになります。

まず、DINKSワーケーションで、電話会議を考えた場合それぞれのワークスペースとして2部屋欲しいというところですが、こちら、4.5畳程度のクローゼットがあり机&椅子もありますので、こちらを一部屋として利用可能かと思います。窓がないのと狭いので、常にここに籠るのは辛いでしょうが、午前午後で交代するとか、Web会議時以外は2人とも居室で行うといったアプローチであれば十分Web会議を意識したワーク環境は実現できるかと思います。居室には、ダイニング、ワークデスク、ソファとありますので、こちらで2人が快適に仕事することは十分可能です。

トイレに関してもその2つの部屋(?)から独立したアクセスパスがありますので、どちらかが電話会議の時にもう一方がトイレに行けない、行きにくいということもありません。前回私たちが気になった収納の少なさも全く問題にならず、こちらの方が環境として整っているとも言えます。ハウスキーピングの時間が指定できるかは不明ですが、他のサービスレベルを考えると普通に対応してくれそうな気がします。

唯一の課題は、コインランドリーが近くにない(虎ノ門、築地まで行けばある)点ですが、ここの滞在費を出せるのであれば、バレーボックスのランドリーサービスを活用しちゃうのも手かもしれません。

総じて十分対応可能かと思います。

まとめ

ペニンシュラ東京のDeluxe Roomに宿泊しました。Deluxeという名称ですが、ペニンシュラのルームプランの中では一番リーズナブルなグレード、部屋の位置としては、下層〜中層くらいまで、部屋の向きは西側以外で、周囲の環境を考えると南向きがベターです。せっかくなので南側をリクエストしていましたがその通りアサインいただけました。

暖色系の色合いとファブリック&ウッドの温かみのある内装で落ち着ける空間です。部屋のレイアウトはアナンタラサイアムのジュニアスイートをちょっとこじんまりさせた感じですが、作りの上品さや使い勝手、細かな配慮などは断然洗練されていました。

南側からの眺望は、晴海通り反対側のビルがちょうど建替え中で開けていましたが、今後最低60mくらいまでの高さのビルが建つでしょうから、眺望を重視する場合は、もうちょっと上のグレードの部屋に選択するのがいいでしょうか。ただ南側は日当たりの点や、道幅が広いので東側、北側に比べればベターな点は変わらないかと思います。11月下旬でしたが、日比谷シャンテ、日比谷ミッドタウン前の広場はちょうどクリスマスのライトアップがされており、綺麗に見えました。

DINKSのワーケーションとしての環境としても十分対応可能ですが、課題はどちらかというと予算面ですね ^ ^

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