日本有数のクラシックホテル 奈良ホテル

今回の奈良滞在は、14:00に到着して翌日の17:00に出発という27時間程度です。奈良の観光スポットは結構な広さに分散しており、公共交通機関での観光は何かと不便、翌日は斑鳩&西の京の終日ツアーに参加することにしたため、奈良公園周辺は初日のうちに終わらせる必要がありなかなか忙しいです。

ということで、拠点は奈良公園周辺でクラシックホテルである奈良ホテルにしました。

立地


興福寺の南側400mの立地で、奈良公園周辺は徒歩でもアクセス可能ですが、東大寺、春日大社、興福寺を含む範囲は1.5km四方くらいのサイズがありますので、全て徒歩で回りきれるかどうかは個人によります。

とはいえ、奈良公園隣接で南西側のおしゃれなお店が増えてきている「ならまち」にもアクセス容易、なかなか便利な立地と言えます。

唯一のネガティブ要素は、多少盛り上がった丘の上に立地しており、ホテルの入り口までは階段もしくはスロープを登る必要がある点はご注意下さい。

部屋

1909年に開業した当時の本館と、1984年に増築された新館で構成されています。新館は本館のイメージを崩さないように敷地の南側斜面に沿うように作られていて、よく考えられています。

快適性としては新館の部屋でしょうが、せっかくなので本館の部屋に、、、ということで、本館のデラックストラディションルームを予約しました。

デラックストラディションルーム

このホテルではより眺めがいいとされているのが北向きで、多くの部屋が北向きに作られていますが、池周辺の木々が視界を遮るので眺めはあまり良くない感じですかね。水回りは最新で快適でした。

共用施設

本館ファサード

立派な奈良ホテルの玄関部分のファサードです。2段の屋根、田の字型の窓の木枠がかっこいいですね〜。昼間は観光案内の人力車がスタンバイするなどして雰囲気があります。

本館ロビー

玄関を入ったところには吹き抜けになっておりフロントがあります。天井などは複雑な造形で当時は相当気合が入っていたことが窺えます。

部屋が2階でしたのでレストランへのアクセスなどでよく使いました。エレベーターもありますがせっかくですので、、、傾斜が緩やかで優雅です。銅鑼は食事の時間を伝えるのに以前は使っていたようです。

ロビーラウンジ

シッティングスペースはカウンターエリアと別の部屋になっています。かなり席数がありますが、コロナ対応で半分程度は座れないようになっていました。天井はやはり折り上げ格天井で格式が高い感じです。ちょっと写っていませんが、アインシュタインが滞在した時に弾いたと言われるピアノも置かれています。

ホテルショップ(お土産物屋)

お菓子から10万円を越える阿修羅のレプリカまで幅広いラインナップです。バスマットが上質なのに意外とリーズナブルで悩むものの、やはり濃い青は我が家には合わないということで最終的に断念しました、GoToトラベルクーポンが使えます。

夜は終わるのは早いのでお気をつけ下さい、ディナーが20時開始でしたのでちょっと見てから、、、と思って向かったらすでに閉まっていました。

レストラン

本館のメインダイニング三笠、新館の和食レストラン花菊、ティーラウンジ、バーとありますが、今回は、2食付プランで朝夕ともにメインダイニング三笠でした。

メインダイニング三笠

朝食は7:00からで、洋食、和食から選択が可能です。

ディナーは年末の繁忙期だったこともあり18:00〜と20:00〜の2交代制でした。私たちは、同日奈良公園周辺の観光を終わらせておく必要があったのでちょっと遅いですが20時からでお願いしました。

まとめ

奈良での滞在は奈良公園隣接の奈良ホテルで、限りある時間の観光拠点として非常に便利でした。

せっかくのクラシックホテルですので本館のデラックストラディションの部屋でゆっくりできました。眺めは北向きの部屋でしたが木々が邪魔してあまり楽しめない感じでした。

2食付きプランで滞在しましたが、2食ともメインダイニング三笠のプランでした。年末の忙しい時期ということもあり、ディナーは2交代制でしたが、久しぶりの日本有数のクラシックホテルでゆっくりできました。

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