旅行計画 〜フライト予約に必要な6つのテクニック〜

以前は旅行代理店で買うことが普通だった飛行機のチケットも最近は容易に個人で手配できるようになりました。インターネットでの販売システムも大変高機能になってきており、一昔前は、片道(ワンウェイ)、往復(ラウンドトリップ、リターン)程度だったのが、乗り継ぎ地での滞在や、到着地と現地出発地が異なった旅程や、周遊ルートといった複雑な経路にも対応したシステムが多くなってきています。せっかくのそうした仕組みがあるのであればフル活用しましょう!

前編ではフライト予約にあたって知っておくべきテクニック、後編では実際のWebサイトでの探し方、購入時の注意事項などを説明します。

フライトに関するテクニック

1. ストップオーバー

一般的に直行便より乗継便の方が安めに設定されています。これは、航空会社が、ハブ空港都市と就航都市間の顧客だけでなく、就航都市間を移動する顧客を取り込むために、フライト時間が直行便より長くなるデメリットを価格の安さでカバーしようとするためです。そうした経由便において経由地で(24時間以上)滞在することをストップオーバーといいます。もちろん24時間を超えないストップオーバーとまではいかない数時間のトランジットでも入国して観光などを楽しむことも出来ます。

ストップオーバーしないなんて勿体ない!!

24時間以上滞在する”ストップオーバー”の可否は、航空券のルールにより決まります。
片道1回のみ可だったり、往復とも可能だったり。またコスト面でも追加費用の規定があったりします。とはいえ、目的地に加えてプラス1都市観光できるなんてなかなかいいと思いませんか?例えば香港に立ち寄って飲茶を楽しむとか、ソウル経由で焼肉を楽しむとか、私たちはこのストップオーバーを積極的に活用して経路を組んでいます。

なお、誤解されがちですが、24時間以内の乗り継ぎはストップオーバーの扱いとはならず、ストップオーバー不可の航空券においても(ビザ等の制約がなければ)入国が可能です♪ ストップオーバーおよびトランジットでの現地滞在を積極的に活用することで、より安いコストで、経由地までも楽しめる旅程を組み立てることが可能です。

活用例

時期 経由便フライト(ストップオーバー) コメント
’19/6 往路:羽田 → シンガポール(8時間)香港(5時間) → ヨハネスブルグ
復路:ヨハネスブルグ → カイロ → ブダペスト(3泊)⇨ウィーン(1泊) → 成田
往路は、シンガポールで8時間観光、香港は疲れて結果的に空港でうだうだ。復路は、中欧(プダペスト、ウィーン)で4泊ストップオーバー(かつオープンなのでちょっと複雑ですが。プダペスト、ウィーン間は電車で移動)
旅行記はこちら
’16/6 往路 : 羽田 → パリ(10時間) → ヨハネスブルグ
復路 : ケープタウン → ドバイ(2泊) → 羽田
往路はパリで10時間トランジット。 宿泊費が高いので、ちょろっと買い物&観光。復路はドバイで2泊ストップオーバー
旅行記はこちら
’13/9 往路 : 羽田 → 上海(4時間) → 昆明(2泊) → カトマンズ
復路 : デリー → 上海(2泊) → 羽田
往路の昆明で2泊、復路の上海で2泊ストップオーバー。 こんな機会でもなければ昆明に降り立つことはないと思うので…良い機会でした。
’12/8 往路 : ソウル → モスクワ(2泊) → パリ
復路 : ブリュッセル → モスクワ → ソウル
往路のモスクワで2泊ストップオーバー
(帰りは乗り継ぎのみ)
※ モスクワは入国にビザが必要
(VISAの取り方はこちらをどうぞ)

ストップオーバー:’13/9のケース、往路で昆明2泊、復路で上海2泊

昆明は、内陸部で緑の多い大都市でした。

TIPS

24時間以内のトランスファーでの滞在の場合、預け入れ荷物を経由地でスルーさせる(航空会社に積替えしてもらう)か、ピックアップする(一度受け取る)かも旅の快適性に大きく影響します。

複数のスーツケースで旅行する場合、小さいスーツケースにストップオーバーで必要な荷物を入れておき、そちらは手荷物として携行、大きい方のスーツケースはスルーさせるといった方法が便利です。24時間以上の滞在でスルーチェックインできない場合でも、大抵の空港には荷物預かりがあるので大きい荷物はそこに預けてしまえば現地での荷物ハンドリングが非常に楽です。

ただし、チョコレートケーキを入れた荷物をアブダビでスルーさせたケースでは、暑い所に放置されたようで日本に帰って開けてみたらドロドロに溶けた形跡が、、、(>_<;)スルーバゲージにいれるか手荷物にするかはそうした事態も考慮に入れて決める必要があります。

2. オープンジョー

到着地と現地出発地が異なるフライトプランを指します。オープンジョーという言葉は「開いてる顎」を意味しますが、飛行機の経路が口が開いたようになっていることからこう呼ばれるようです。

オープンジョーは効率的

通常、出発地から都市Aと都市Bに旅行する場合、往復チケットで手配しようとすると、どちらかの都市(都市Aとする)までの航空券と、都市A、B間の何らかの移動手段を手配することになります。
その場合の移動経路は、出発地 → 都市A → 都市B → 都市A → 出発地という形になります。

通常の往復チケットの場合

  • 往路:出発地 → 都市A
  • 復路:都市A → 出発地

(※都市A → 都市 B → 都市A の移動手段を別途手配)

これは、都市A、B間の移動を2回必要になり、時間的にもコスト的にも非効率であり、こうしたロスの排除に活用できるのがオープンジョーになります。

オープンジョーを活用した場合の経路は、出発地 → 都市A → 都市B → 出発地となります。

オープンジョーを活用した場合

  • 往路:出発地 → 都市A
  • 復路:都市B → 出発地

(※都市Aから都市Bまでの片道の移動手段を別途手配)

同じ都市を重複することなく効率的な移動になります。

この時、訪れる都市の順番を入れ替える(出発地 → 都市B → 都市A → 出発地)と、チケットに価格差があったり、乗り継ぎの良し悪しに差があったりします。また、都市A、都市Bそれぞれの滞在日が入れ替わるため、ホテルの空き状況や値段、都市の特性(パリは日曜お店が閉まりがち、ショッピング目的であれば週末を避ける)に違いが出ます。そうした違いでどちらがベストなのか総合的に判断して旅程を組むと旅の満足度が上がるかと思います。

活用例

時期 往路・復路(フライト手配) オープンジョー区間の
移動手配
コメント
’14/12 往路 : 羽田 → 北京 → 重慶
復路 : 成都 → 北京 → 羽田
鉄道 (CRH) : 重慶 → 成都 中国内陸部2都市を観光
※CRHは中国版新幹線
’12/8 往路 : ソウル → モスクワ → パリ
復路 : ブリュッセル → モスクワ → ソウル
鉄道 (Thalys) : パリ → アントワープ
鉄道 (IC) : アントワープ → ブリュッセル
パリ、アントワープ、ブリュッセルの3都市を観光
※Thalys(タリス)高速列車
※IC(インターシティー)JRの快速のようなもの

オープンジョー:’12/8のケース

3. 海外発券

航空券は、出発地(往復、周遊チケットの場合は、最初のフライトの出発地)の通貨で値段が設定されています。ニューヨーク発であれば米ドル(USD)、ソウル発であれば韓国ウオン(KRW)、羽田発であれは日本円(JPY)になります。また、基本的にそのチケットは当該国在住者の購入を想定しているため、当該国の物価等を鑑みて価格設定されていることが多いです。

海外発券のメリット

出発地の価格ということは、日本円に対して通貨安の国から出発するチケットは、日本円換算するとお得なレートとなっていることが多いということです。

特にビジネスクラス以上のチケットは、価格差が大きく、日本発で買おうとするとかなり高額になりますが、海外発券で国によってはお手頃な航空券もあり事態打開のテクニックになったりします。

活用例

時期 航空会社 海外発券区間 コメント
’18/9 ターキッシュ 往路 : バンコク → イスタンブール → カイロ
復路 : カイロ → イスタンブール → 東京(成田)
バンコク発券:ビジネスで180,000円強。
※ 東京 → バンコクは、Scootで20,000円で移動
’12/8 アエロフロート 往路 : ソウル → モスクワ → パリ
復路 : ブリュッセル → モスクワ → ソウル
ソウル発券:ビジネスで1,850 USD (当時レートで140,000円)と破格。
※ ソウル往復はユナイテッド特典航空券利用
’11/8 マレーシア航空 往路 : 香港 → KL → ランカウイ
復路 : ランカウイ → KL → 香港
香港発券:ビジネスで9,200 HKD (当時レードで100,000円)
※ 香港往復はデルタ特典航空券利用

海外発券 : ’12/8のケース

でも難しいんでしょう?

海外発券というと外国のサイトで英語で何かとしないといけないと思われがちですが、最近では日本国内向けに日本語で取り扱っているエアライン、旅行代理店でも、実は海外発のチケットを扱っています

例えば、活用例の’18/9のターキッシュのチケットはエクスペディアで購入しました。当然Webサイトも日本語です。何かあったときのサポートも日本語で受けられます。

購入後座席指定をしようと思いましたが、経路が変だったからかエクスペディアからもターキッシュのWebサイトからもできなかったので、ターキッシュの日本支店に電話して行いました。当然これも日本語で可能です。

そういった意味ですと、日本に支店のない航空会社の場合は、現地語(もしくは英語)でのやり取りが必要になる可能性がありますが、それ以外のケースでは購入、発券は非常に簡単です。

注意事項

異なる旅程(Itinerary:18年のケースで、スクートとターキッシュ4フライトがそれぞれのItenerary)での乗り継ぎにおいて、遅延等で乗り継ぎできなかった場合は航空会社からの補償はありません。そのため、乗り継ぎ時間は余裕をもって計画を立てる必要があります。できれば、’18年のケースのように、乗り継ぎ地で宿泊するようなプランとすると安心です。同日乗り換えの際は、FLIGHTSTATSのOntime Performanceなどでフライトの遅延傾向を見て必要な乗り継ぎ時間を算出しましょう。オンタイム率、遅延率、平均遅延時間などがチェックできます。

https://www.flightstats.com/v2/

また、異なる旅程で乗り継ぐ場合、預入れ荷物もスルーチェックインできないことがあります。旅程もアライアンス等が別でもスルーでチェックインしてくれたケースも経験上は何回かありますので、聞くだけ聞いてみるのはありです。最初のフライトのチェックイン時に「乗り継ぎフライト(コネクティング)があるんだけど、荷物そのままスルーチェックインできますか?」と乗り継ぎ先のEチケット控えを出してみましょう。

4. 片道航空券(ワンウェイチケット)

フルサービスキャリアの国際線チケットは一般的には往復航空券(ラウンドトリップ)の方が、片道航空券(ワンウェイ)の往路/復路合計より安く設定されています。

しかし、最近では多くのLCCや一部のフルサービスキャリアで、片道航空券での格安航空券の設定も見受けられ、往路復路を別々に手配する機会は増えてきそうです。

特典航空券も利用してお得にビジネスクラス利用

これは、スカイチームなど片道で発券できるマイレージプログラムにのみ適用できる活用例になります。

一般的にマイルの使い道で最もコスパが高いのは特典航空券として利用するケースです。更にエコノミーよりもビジネス、ビジネスよりもファーストの方が実勢価格から計算した場合お得となっています。とはいえビジネスやファーストといったプレミアムクラスを狙う場合、必要となるマイルは絶対的に大きくなってしまいます。往復分のマイルは溜まっていなくても、片道分ならどうでしょうか、、、

片道を特典航空券とし、片道を通常購入とすることでお得なプランが作れる場合があります。

この際、航空券の価格は一般的に「出発地の通貨」となっているので、通貨が弱い国からのアウトバウンドはリーズナブルな航空券を見つけやすく、そうした特性を考慮してプランニングするとお得な組み立てが可能です。

活用例

時期 フライト コメント
’16/6 往路 : 羽田 → パリ → ヨハネスブルグ
(デルタマイルの特典航空券)
復路 : ケープタウン → ドバイ → 羽田
(有償購入)
往路:デルタ特典航空券(使い方はこちら
復路:ケープタウンからドバイ経由の片道航空券(エミレーツ、ビジネスクラス)を170,000円程度で購入。
旅行記はこちら

片道航空券 : ’16/6のケース

ケープタウンの強い夕陽は幻想的でした。

5. 短距離路線

短距離路線はなぜ安い?(アフリカを除く)

2つの地域の距離が近いということはそれだけ経済活動や人々の交流が盛んということです。そのためフライトを含む移動手段に関しても便数が多く設定されています。便数が多いと競争も激しいためか、EU域内や、東南アジア域内では、フルサービスキャリア、LCCに関わらず、リーズナブルな値段に設定されている路線が多いです。

アフリカはまだフライトがコモディティ化しておらず、専らビジネス客か外国人向けですので高止まりしがちです。

短距離路線を利用して「周遊旅」を♪

ヨーロッパなどは、どこかEU域内の都市と日本の往復チケットが取れさえすれば、あとは短距離路線の航空券を別に手配することで大体どこへでも行くことが可能です。

多くの航空券は、ヨーロッパの都市のどこを選んでも差があまりないので、目的の都市行きのチケットが売り切れだったりしても落胆する必要はありません。近くの都市や他の行ってみたい都市などで探してみましょう。ヨーロッパに入りさえすれば、そこから短距離の格安チケットや後述の鉄道などの方法でプランニングできる可能性があります。

また、先に説明したオープンジョーを埋める移動手段としても有効です。

1回の長距離フライトと複数の短距離フライトの組合せは何通りもあります。あれこれ組み合わせて、自分たちだけのオリジナルの周遊プランを組み立てて楽しみましょう☆

時期 フライト コメント
’19/9 南アフリカIN:ヨハネスブルグ
(By 南アフリカ航空)
短距離路線
周遊:ヨハネスブルグ → ケープタウン → ホエドスプルート → ヨハネスブルグ(南アフリカ航空)
ヨハネスからケープタウン 、ホエドスプルート(クルーガー国立公園)と周遊。クルーガーはリッチな外国人観光路線ですのでそこそこのお値段(55,000円)になってしまいました、やむをえん・・・
プランニングはこちら
’10/8 ヨーロッパIN : ウィーン
(By チャイナエアライン)
短距離路線
往復:ウィーン → ローマ、ミラノ → パリ(アリタリア)
LCC片道:パリ → ウィーン(Niki航空)
ウィーンから、ローマ、ミラノ、パリと周遊。
その間アリタリアの往復(ダブルオープンジョーでもはや往復とは言えないですがチケット上はこれでも往復、16,000円)、別にニキでパリ → ウィーンを手配(6,000円)。ローマ → ミラノは鉄道移動

短距離路線 : ’10/8のケース

飛行機マニアも、そうじゃなくても楽しめる短距離路線の旅

地域に根付いた航空会社が多く参入している各国の短距離路線では、日本に就航していない航空会社も多くそうした視点からも楽しめます。カラフルな機体や、独自のサービス、ローカル色のある機内食など、お楽しみポイントが満載☆

これまでに乗った可愛い飛行機を少しだけ紹介します。

インドのIndiGo、コーポレートカラーはインディゴ、センスいいですね。

オーストリアのLCC FlyNikiですが、機材のペイントをよく見るとハエになってる、、、 FlyNikiのFlyはハエでした。ちょっとふざけすぎでは・・・

Nikiの機内食はDEMELのオープンサンド

ビビッドなオレンジの南アフリカのMango

6. 飛行機以外の交通手段

飛行機以外の移動手段を活用して旅マイスターに

特に(西側)ヨーロッパ内、中国内での移動で有効なのが鉄道になります。鉄道は、搭乗している時間は飛行機より長いですが、搭乗前後に必要とする時間が短いこと、都市中心部に駅があり、ポイント to ポイントで見た時間は飛行機と差がなかったりします。値段に関しても、日本と違いセールや早期購入割引などを利用する場合相当ディスカウントされます。そして、飛行機に比べて座席が広く、陸路ならではの街並み、田園の風景などを楽しみつつ移動できるのも鉄道の良いところです。

ヨーロッパ以外では、中国においてCRHという高速鉄道がここ数年で縦横に張り巡らされました。デビュー早々大事故を起こしましたが、最近はこなれてきている気がします。また、値段は格安です。

新幹線に相当する300km/h程度の速度が出る高速鉄道
  • イタリア内:Eurostar Italia
  • フランス内:TGV
  • フランス-ベルギー-オランダ:Thalys
  • ドイツおよび周辺国:ICE
  • ロンドン-パリ、ブリュッセル:Eurostar
  • ロシア内:Sapsan
  • 中国内:CRH

など

150-200km/h程度の速度が出る路線
  • チェコ-オーストリア-ブダペスト:Railjet
  • ヘルシンキ-サンクトペテルブルグ:Allegro

など

その他の移動手段

長距離バスも意外と時間がかからない印象です。大抵の車両はトイレなども完備していますが、日本の車両ほどきれいではないため使わずに済ますことができればその方がよいでしょう。Lux Expressという会社のバスは、多少運賃が高くなりますが後部に1列2座席の快適シートを備えた車両などもあり快適性も鉄道とそん色ありません。

寝台列車はまだ活用したことはありませんが、宿泊と移動を同時にこなせるのは効率のよい方法と思います。クルーズ客船・フェリーなども同様のメリットが得られます。

窓を流れる風景を楽しみながら、食事や宿泊も楽しめる♪

高速鉄道の多くは、一等車に乗車すれば軽食などが提供されます。そうでなくても日本ではほぼ壊滅した食堂車で食事も楽しめます。

グルメな方には想像通りの味と言うしかありませんが、「電車の中で食事をする」という非日常感が特別なスパイスになってくれます。こーゆーところで貰えるちょっとしたチョコレートとかが嬉しかったりもします。

時期 旅行先 区間 手段
’17/7 中東欧縦断
(旅行記はこちら
ワルシャワ → クラクフ (3.5h) EIP : 2等 49 zl (1,500円)
クラクフ → ブルノ (5h) Polski Bus (バス):44 zl (1,350円)
ブルノ → ウィーン (1.5h) Railjet : 2等 9EUR (1,200円)
ウィーン → ブラチスラバ (1.5h) Twin City Liner : 20EUR (2,600円)
’15/8 中欧周遊
(旅行記はこちら
フランクフルト → ミュンヘン (3.5h) ICE : 1等 40EUR (5,500円)
ミュンヘン → プラハ (4h) IC Bus (バス):30EUR (4,000円)
プラハ → ウィーン (4h) Railjet : 2等 20EUR (2,600円)
ウィーン → ブダペスト (2.5h) Railjet : 2等 20EUR (2,600円)
’14/8 バルト海周遊 リガ → タリン (4h) Lux Express (バス) : 30EUR (4,000円)
タリン → ヘルシンキ (2h、部屋は朝 6:00まで使える) Tallink (フェリー) : A寝台二人 128EUR (17,500円)
ヘルシンキ → サンクトペテルブルグ (4.5h) Allegro : 2等 40EUR (5,500円)
サンクトペテルブルグ → モスクワ (4h) Sapsan : 2等 2,600RUB (7,500円)

※ レートは当時

飛行機以外の交通手段 : ’15/8のケース

これまでに利用した飛行機以外の移動手段を少しだけ紹介します。

Thalys 1等車の食事(パリ → アントワープ)

ドイツ国鉄(DB)のICE (フランクフルト → ミュンヘン)

Tallink Siliya MS Superstar、早朝のヘルシンキ (タリン → ヘルシンキ)

Tallink Siliya MS SuperstarのA寝台 (タリン → ヘルシンキ)

IC Bus(ドイツ)の2階建て長距離バス (ミュンヘン → プラハ)

まとめ

これまでの旅行で活用したテクニック

台湾、香港などの弾丸旅行は現地での時間も限られますのでさすがに経由便などでは行きませんが、夏休みの長期旅行に関しては、これらテクニックを駆使しまくりです。それぞれのテクニック自体であまりピンとこないものがありましたら、これら旅行記、個別のプランニングの記事などをご覧いただければと思います。訪問先の数に対してスムーズな動線が実現できていると自負しています。

時期 旅行先 オープンジョー ストップオーバー ワンウェイチケット 海外発券 短距離路線 飛行機以外
’19/9 ハワイ
’19/6 シンガポール、香港、南アフリカ・中欧(ブダペスト、ウィーン)
短距離
 〇  〇
’18/9 タイ・エジプト・トルコ
’18/5 北京・天津・名古屋
短距離
’17/7 ロシア&中東欧5カ国(ポーランド、チェコ、オーストリア、スロバキア)
’16/6 パリ、南部アフリカ(ビクトリアフォールズ、チョベ、ケープタウン)、ドバイ
復路&
短距離
’15/12 マレーシア、ベトナム、台湾
短距離

短距離
’15/8 中欧周遊(ドイツ、プラハ、ウィーン、ブダペスト)+ローマ、アブダビ
’14/12 年末年始中国周遊(重慶、成都、北京)  〇
’14/8 バルト海周遊(ラトビア、エストニア、フィンランド、ロシア)
短距離

短距離
’13/9 南アジア(インド、ネパール)&中国(昆明)
短距離

短距離
’12/9 ヨーロッパ周遊 (モスクワ、パリ、ブリュッセル)
’11/8 ランカウイ、香港
’10/8 ヨーロッパ周遊 (イタリア、パリ、ウイーン)
短距離

短距離
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