バスアメニティまでチョコレート Hotel Sacher Wien (ホテルザッハーウィーン)

ホテルザッハーは聞いたことがなくても「ザッハトルテ」というチョコレートケーキは聞いたことがあるのではないでしょうか?

ここはそのザッハトルテ発祥のホテルということでいつか泊まってみたいと思っていたホテルでした。今回はExpediaのポイントが貯まっており、Expediaの取り扱いホテルの中で還元率がよかったのでポイントを活用して泊まって来ました、それでもなかなか高かったですが。

立地

オペラ座の裏手、ウィーン有数の歩行者天国ケルントナー通りにも隣接、地下鉄もカールスプラッツ駅の最寄りの出口から徒歩1分です。私たちの行きつけのプラフッタも徒歩1分、王宮などの観光スポットも大体徒歩で行けます。非常に便利な立地です。

ザッハトルテ

ザッハトルテの2大勢力としては、ここホテルザッハーと、DEMEL(デーメル)で、一時期商標を巡って裁判にもなっていますが、結局それぞれ「オリジナルザッハトルテ」と「デーメルのザッハトルテ」として販売権を保持しています。DEMELは日本にも進出しており、またオーストリアのケータリング会社DO&COの傘下に入ったことで該社が運営しているターキッシュ航空の空港ラウンジなどでも提供されており出くわすチャンスは多いです。これ ↓

ターキッシュ CIPラウンジ@イスタンブール・アタチュルク国際空港

一方で、ホテルザッハーのオリジナルザッハトルテは公式には日本に来ておらず、なかなかありつけずレア度が高いです。

共に日本人からするとかなり甘めのチョコレートベースのケーキですが、明らかな違いはオリジナルザッハトルテの方にはアプリコットジャムの酸っぱい層があり甘さが穏やかです。お店では無糖のホイップクリーム付で、それとメランジェ(ミルク入りのコーヒー)などと食べるのが一般的です。

最近はあまり店で食べず、2010年の記憶

今回初めて宿泊しましたが、Welcomeスイーツとしてか部屋には最小サイズのザッハトルテが1人1個付いていましたー!

2017年訪れた際は、元々ホテル1階にあったザッハトルテのお店は改装中で仮設の建物が建てられていましたが、ザッハトルテの包装紙と同じ模様で美味しそうです。

2019年に訪れた際は、改装も終わり、元どおりになっています。

お土産含め何種類か購入。買ったザッハトルテの個数の数分金貨がもらえました。

部屋:Superior Room

一番下のSuperior Roomでしたが流石にゴージャスでした。

ウィーングルメ Café Mozart (カフェモーツァルト)

エントランス&ロビー

入り口にはこれまたチョコレートっぽい色の天使が待っています。

鍵が大型で外出時にはフロントに預ける形式ですので、ここは毎回立ち寄りが必要になります。何度か通っていると顔で部屋番号を言わなくても正しい鍵が渡されるのが流石プロです。

結局ここに座ることはありませんでしたが、ロビーのシッティングエリアもゴージャスでした。

チェックアウト後に空港行きのトランスファーをここで待とうと思っていたのですが、チェックアウト手続きが終わってここに来たら、ポーターさんに「もう荷物積み込み終わってるよ」と伝えられ、しぶしぶ座ることなくそのまま車に向かいました・・・

スムーズすぎるのも困りものです ^ – ^

館内の廊下はこんな感じで大理石張りでした。

レストラン

カフェモーツァルト

ホテル直営ではなくテナントだと思いますが1800年には既にここにカフェがあったということでホテルより古くこちらの方が歴史がある感じです。今の運営はラントマン(LANDTMANN)で、実は東京にも支店?があります。

ウィーングルメ Café Mozart (カフェモーツァルト)

まとめ

カフェとスイーツの町ウィーンで、それぞれそれなりに有名な名物を持つホテルでした。

建物や部屋もゴージャスで驚きましたが、そうした文化的側面を間近に感じられ、短期間でウィーンを感じられる滞在とするのには良いかと思います。

ルームチャージはなかなかお高いのでいつもここにとはいきませんが一度試してみるというのはありかと思います。

おまけ

チェックアウトの際にはお友達や家族に紹介してとなんとホール(ピッコロ、店で買うとEUR 26.5)のザッハートルテを頂きました〜!

チョコレート三昧の滞在でした・・・ ^ – ^

 

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