Ciragan Palace Kempinski (チュラーンパレス ケンピンスキー) : 部屋 Grand Deluxe Bosphorus View

アタチュルク空港(2020年以降、メイン空港が黒海近郊の空港に変わっています、ご注意ください)からは予め予約していたトランスファーで。窓から流れる景色がヨーロッパになり、カイロの砂っぽい景色と異なりホッとします。40分ほどでホテルに到着、チェックインしました。

スーペリアボスポラスビュー(Superior Bosphorus View)を予約していましたがGHA Blackのベネフィットでグランドデラックスボスポラスビュー(Grand Deluxe Bosphorus View)にアップグレードしてもらえました (^_^)/

グランドデラックスボスポラスビュー(Grand Delue Bosphorus View)

チュラーンパレスはパレス棟とホテル棟に分かれており、ホテル棟はEの形をしています。Eの字の右側3点の出っ張った部分(下図で下側)がボスポラス海峡に面しており、グランドデラックスボスポラスはその出っ張った部分の部屋になります。ラックレートとしては約EUR 1,000(130,000円)!!!とても自腹では払えません。

ちなみにもともと予約していたSuperior Bosphorus Viewは若干奥まって斜めになっている部屋になります。

外からの図。左側の出っ張りの3階、右隅の窓のところが今回アサインされた部屋でした。

6階左隅の部屋ではレフ版使って何かの撮影をしているようでした。(このホテルは宿泊としての機能以外のそういう撮影やイベント会場としての活用が多く何かと騒がしい部分がありました。)

部屋

スタンダードルームのカテゴリーですが窓側に2人がけ+1人がけのソファーセットがあり、一般的な判断基準ではジュニアスイートと言っても十分通じる広さ&設備です。ボスポラスビューが売りですのでベッドの向きも(ちょっと距離がありますが)ボスポラス向きに設置されています。窓側のリビングエリアと奥のベッドエリアはカーペット敷でスペースが緩やかに区切られています。

反対側には、デスクとテレビ、テレビ台の下の収納にはミニバーがあります。カイロから行ったので1人がけソファーは、金色と青のシマシマでなんかツタンカーメンのマスクっぽく感じていました。

バスルーム

あまり広くなくシンクはシングル、独立したシャワーブースもありません。あまり見たことがない色合いの大理石やトルコっぽい柄のタイルなども使われており造作にはこだわりが感じられます。

バスタブのカーテンも2重で、内側の白地のものも高密度な布で出来ています。庶民としては濡れちゃわないのか気を使ってしまいました。(^ ^)/

アメニティはフェラガモのTuscan Soulの大容量タイプです。

ホワイエ

入り口から入ったところのホワイエ(廊下)には収納と荷物置き場、椅子が置かれています。コーヒーメーカー兼湯沸かしの水は常にいっぱいまで補充されます。毎朝のチャイで活用しました。

バルコニー

このホテルはバルコニー付きの部屋が多くこの部屋にも付いていました。朝晩はいいですが、昼間は庭を散歩されるお客さんや観光船が多くこちらに向かって写真を撮っていたりするのでうかつに出られません。

今回、素泊まりプランで、1回位はホテルの朝食を食べに行こうかと思っていましたが、結局シミットにハマって毎朝シミットを食べていました。値段的にもシミットはせいぜい1~3TL(17~50円)、ホテルの朝食は5,000円程度しますのでバカバカしくなってしまい・・・

私(旦那)は特にカイロあたりから朝食はパンしか食べていませんでしたし。

眺め

さすがにグランドでデラックスな眺めです。真正面にほぼ180度で見渡せます。

左側にはボスポラス海峡大橋が、夜はライトアップがきれいです。

右側にはチュラーン宮殿が。海峡の先にはトプカプ宮殿は見えませんが、クズ塔(乙女の塔)が見えます。下の写真にも実は小さく写っています。

サービス

ミニバー

ケンピンスキーナイルに続き、こちらのホテルもミニバーのソフトドリンクが無料でした。扉側にセットされている水は炭酸あり/なしの2種類用意されています。毎日ターンダウンのタイミングなど数回補充されていました。何気に便利でした。

ローカルアメニティ

GHA Blackのベネフィットなのか扇子のプレゼントが置いてありました。扇子は他の国のアメニティでも見かけており、世界的に広まっている感じですね。確かに機能的ですし嵩張りませんし人気があるのかもしれません。

サービスという訳ではありませんが、、、

スリッパの他にビーチサンダルもありました。いつもプールに行く時に履物に悩みますが、これは便利です。それか、部屋のスリッパで外出歩くんじゃないぞというプレッシャーなのか。イスタンブールの街並みに魅せられて出っぱなしになってしまったのと、風が強く寒そうだったので今回結局プールに行かず、使う機会はありませんでした。

まとめ

ボスポラス海峡が真正面に望め、明るく居室としてホントに最高でした。窓側のソファーセットも、海峡を望みながらの朝シミットや、外出した帰り道にムール貝ピラフをテイクアウトして部屋で食べたり快適な環境でした。

一方で、水回りはちょっと狭く、シャワーブースもなかったので部屋の素晴らしさとのバランスが若干悪い感じでしたね。

このホテルはかなりゴージャスよりのホテルで、1泊100,000円以上するとはいえこのグランドデラックスでもスタンダードルームの分類、そうした要望がある方はスイートに泊まれをということなのでしょう。

大変満足できました。

にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ 

関連記事

ホテルトップ

← Previous 旅行記トップ ↑Next →
最新情報をチェックしよう!