セルリアンタワー東急ホテル : 鉄板焼 桜 で「シェフお薦め季節のランチ 蒼桜 ~AO~」

GHAのローカルエクスペリエンスのランチコースで訪れました。そもそも、東京在住でありながらわざわざこのホテルに滞在した理由の1つがこのエクスペリエンスです。

経緯に関してはこちらを参照下さい。

コロナ禍で放置していた各種マイレージ・ロイヤリティプログラムの状況を確認してみた

Redeemとしての予約

GHAのWebサイトから行います。

セルリアンタワーで提供しているアワード(ブラック)は4つありますが、やはり食道楽気味の私たちには鉄板焼が気を引きます。コースの内容など細かな情報はないのですが、毎回それはそれで楽しむようにしています。

  • Japanese Samurai Armor Photo Experience
    サムライの甲冑を着て写真撮影(外国の方には人気がありそうですね)
  • Luxury Airport Transfer
    ホテルと成田片道もしくは羽田往復の送迎サービス
  • Teppan-Yaki SAKURA
    鉄板焼きレストランで、2ドリンクつき2名のランチコース
  • Romantic Package
    部屋を花でのデコレーションとシャンパン、フルーツプレート

そして対象のAwardのページから「Redeem」で進むと、Stay Requiredの場合は予約がある場合は自動的に予約がその選択できるようになっています。なぜか、希望するチェックインの日は選択できませんでしたが、ルール上はチェックインの日でもOKなはずです。メールで日時変更したい旨連絡してアップデートしていただきました。

あとは、当日予約した日時にレストランに向かうだけです。

インテリア

お店への入り口はホテルの外側テラスからのアクセスでした。私たちは外出先からダイレクトに向かう際に外のテラスを歩いていてたまたま出くわしましたが、ホテル中からだと逆にアクセスしにくいかもしれません。

お店の入り口はこんな感じで、壁がガラスで扉が木という、普通逆じゃねという作りです。扉を入って右側が「鉄板焼 桜」、左側が(たぶん)お寿司屋さんです。

カウンター10席、個室1部屋というこじんまりした規模ですが、カウンター外のスタッフが3名程度、シェフは2名以上と結構な体制でした。コロナの時期ということもありガラガラかと思いきや、すでに先客が、後からも別のゲストが来てカウンターは6席稼働、個室も使われている感じでそれなりに人気です。

席に着き、オーダーが済むとスタッフがエプロンをつけてくれます。気分はドクターXの蛭間医院長です。

メニュー : 蒼桜 〜AO〜

GHAのアワードでの訪問でしたが、今まで金額感的には15,000円程度のものが多いのでメニューも目星はつけていました。シャンパン付きのサクラコースが7,865円でしたのでまあこれが2人分だろうか、と思っていましたが、1つ上のレベルのものでした!これはうれしい誤算です・・・大きな違いは、メインの肉が黒毛和牛のサーロインになります。

飲み物に関しても2ドリンクとの記載がありましたが、2人で2ドリンクの可能性もあるかと思っていましたが1人2ドリンク(2 drinks each)ということで、、、

私(嫁)は、桜ということでロゼのシャンパン、私(旦那)は、サクラをテーマにしたノンアルコールカクテルをオーダーです。もう1ドリンクは食後のコーヒーにしてもらいました。

アミューズ 〜春の訪れ〜

桜そうめんということで、色合いがピンクできれいです。メニューも飲み物も桜色で統一感がありました。水菜のシャキシャキ感とゆずの香りで爽やかな一品でした。

三陸産殻付き帆立貝の道明寺焼 柚子胡椒生姜餡

アミューズを楽しんでいると目の前で鉄板1品目の調理が開始されます。

殻が付いて出てきたかどうかは覚えていませんが、かなり大振りの食べ応えのあるホタテの貝柱と道明寺桜餅です。桜餅には桜の葉の塩漬けも添えられており春の香りです。ホタテはプリプリで旨みが溢れます。

春告魚の和風アクアパッツァ

これはエンターテイメントですね。フィルムで閉じ込めた海鮮を中心とした具材、スープを鉄板で蒸し焼きにする料理です。溶けてくっついちゃいそうですが240度まで大丈夫な耐熱フィルムを使っているということです。魚介はメバルはあらかじめ焼き色が付けられており、他にはあさり、セロリ、玉ねぎ、ミニトマトなどが含まれていました。

沸騰して膨らんだものをそのまま深めの器に入れられて目の前でフィルムが切らます。密閉されていた香りが広がります。中には、またこんな桜の形をしたパスタも入っておりテーマに沿っています。2杯いけますね。

季節の焼野菜

ごぼうがかなり太くて驚きました。春野菜ということでそれぞれ味が濃く、コンディメントとしても、塩、たまり醤油、わさび、おろしポン酢など種類が豊富で組み合わせも楽しめます。それぞれの野菜に関しては産地など色々説明を受けましたがあまり覚えていませんね。先のごぼう、自然薯がふわふわで美味でした。

黒毛和牛サーロイン60g

野菜の後は、いよいよメインの肉が調理されます。

赤身のステーキもいいですが、こうしたサシの入った脂多めの肉ももちろん大好きです。60gはちょっと少ないとも思われるかと思いますが、これだけの分量はあります。鉄板焼では肉だけを食べるわけではないのと脂が多めなので分量的にはこの位でも十分楽しめます。そして脂身の処理がお店により個性が出る部分で、カリカリにしてガーリックライスやもやし炒めに入れるとことかがありますが、ここは薄くスライスしたものを強めに焼いてそのまま食べる感じでした(左上)。肉の旨みは脂と言われており、これはこれで楽しめました。

お昼ですが合わせてガーリックチップも提供されます。この後もガーリックライスにしていますし遠慮なくいただきます。

ご飯、味噌汁、香の物

ご飯はもともと白米でしたがどのコースだったとしても差額料金を前提にガーリックライスに変更する予定でした。結果的に差額はいらないということで、、、ありがとうございます!

ガーリックライスは、他ではジャコや梅など入れるケース、米を潰してカリカリの煎餅的なものを作ったりするところもありますが、ここの特徴としてはガーリック以外あまり色々入れないということでした。まあ大葉は入っていて爽やかな感じにはなっています。肉に続けて調理してもらい、後半は肉とガーリックライスを定食風にいただきます。その点でいろいろ入ってないのはステイプルフードとして相性がよかったです。

美味しくいただきました。

デザート

スカイベリーの苺大福 ヨーグルトアイス添えということです。苺大福は餡の部分は非常に薄くほぼいちごです、よくみると白餡と黒餡の2種類であり凝っています。食事が脂&ガーリックでヘビーだったのでさっぱりと締めくくれます。

コーヒーで口の中をリセットしてフィニッシュです。

結構なランチでした。

GHAアワードとしての魅力

過去の振り返りを見てもGHAブラックのローカルエクスペリエンスの目安は、14,000円程度(EUR 100あたりが基準か?)が多い中でこちらのリテール価格は

  • シェフお薦め季節のランチ 蒼桜 ~AO~ 9,680円
  • 2ドリンク

ということで、料理の価格帯に合わせて飲み物も比較的お高め。お酒を飲まれる方であれば1杯1,000円はかるく超える感じの設定です。とすると、一人当たり12,000円程度 → 2人分で24,000円程度の価値はあるかと思います。

リテール価格だけで見るのは片手落ちにもなり得ますが、品質も比較的金額に見合った形で充実しており、ガーリックライス差額も不要(これは初のケースだった可能性があり、明示はないので今後の扱いは不明です)という内容を加味するとコスパとしてかなり満足度が高いかと思います。No Stay Requiredで利用可能になったら、他で稼いだアワードを全てここで使いたいくらいですね、大変満足いく内容でした。

まとめ

事前情報があまりない中でGHAのアワードを利用して訪れました。店名も桜であり、桜の時期である4月に訪れたこともあり、桜をモチーフにした料理が多く、季節感のあるメニューとともに黒毛和牛を楽しめました。

GHAのアワードとしてあらかじめ予想していたよりもグレードの高いメニューで、今までのアワードの中ではかなり高還元率?のアワードだったかと思います。ガーリックライスへの変更も結果的にインクルードの扱いとしていただき感謝です。

個々のメニューも季節感があり、1つ1つ味を確かめながらいただけました。大変満足した内容でした。

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