Beijing Hotel NUO Chang’an Avenue (北京ホテルNUO長安通)

天津から北京に戻り北京観光の拠点としたのがこの北京ホテルNUO長安通です。NUOというブランドは聞き慣れませんが中国資本で北京で2軒のホテルを運営しています。そしてその2軒の名前がそれぞれ「北京ホテルNUO」と「NUOホテル北京」で非常に紛らわしいのでご注意ください。どちらも5つ星ですのでグレードは申し分ありませんが、場所が全然違うのと嗜好もクラシックとモダンで全然違います。

この「北京ホテルNUO長安通」は、もともとラッフルズ北京、さらにその前は、中国国営の北京飯店の一部だったということで、ハード面は由緒正しく、結構ゴージャス、かつクラシックな部分も残りいい感じです。

北京飯店

北京飯店は、1900年開業ということで120年の歴史があります。

中華人民共和国の建国記念パーティーの開催場所となったほか、中華民国の初代総統である孫文や、ソビエト連邦のニキータ・フルシチョフ首相、アメリカ合衆国のリチャード・ニクソン大統領、日本の田中角栄首相やインドネシアのスカルノなどの各国の国家元首から、ジョージ・バーナード・ショーをはじめとする作家など、開業当初から現在に至るまで、世界各国の国賓や著名人が利用することでも知られる。

中国共産党北京市委員会や北京市人民政府、中華人民共和国国家安全部などの政府機関の本部だけでなく、天安門広場や紫禁城(故宮博物院)、毛主席紀念堂などの観光施設も徒歩圏内にあることから、政府要人から団体観光客までが利用する。

Wikipediaより

かつての北京飯店は、今は3つのホテルに分割、それぞれ運営主体が異なっています。

  • 右側の大型の建物(A棟):
    今なお「北京飯店」という名前で運営されています。建物の規模は一番大きく、今なお中国を代表する高級ホテルとして運営されています。
  • そして真ん中の7階建の部分(と、こちらから見えない反対側にもう1つ建物がある2棟を合わせて)B棟:
    これが今回泊まる「北京ホテルNUO長安通」として運営されています。
  • 手前のピンク色の建物(C棟):
    「北京貴賓樓飯店(グランドホテル北京)」というホテルとして運営されているようですがあまり情報がありません。

今なお1階は中でつながっており、散策してみました。

C棟(現北京貴賓樓飯店(グランドホテル北京))の宴会場?の入り口はこんな感じで、、、
ここで建国記念パーティーが行われたのでしょう、威厳を感じます。

A棟(現北京飯店)のロビーは大空間に作り替えられています。翡翠や茶色の宝石が並べられ売られているところがクラシックな中国のイメージにぴったりです。地下鉄の出入り口はこのA棟からが一番近いので、B棟、C棟に滞在している場合でも雨や極寒の時期は、ここから建物の中に出入りすると屋外にいる時間を短くできるかと思います。

北京ホテルNUO長安通

そんな経緯ですので、場所もかつての中心地、故宮・天安門広場、政府系各機能本部から徒歩圏、反対側は北京有数の繁華街王府井(ワンフージン)ということで天安門周辺を拠点としたい場合には抜群の立地です。タクシーが使いにくい北京において地下鉄駅が徒歩1分というのも便利です。

今回のテーマのGHAの中でNUOというブランドは今まで聞いたことなかったですが、これはなかなか面白いのでは?ということで今回選択してみました。

Beijing Hotel NUO, an iconic luxury five star Beijing hotel,…

ロビー

この棟(B棟)は100年前からあったかどうか分かりませんが、そんなに新しくない内装ですが、アーチ型天井にシャンデリアが並びゴージャスな感じです。

シッティングエリアはいろいろなタイプの椅子が並んでおり、一方で絨毯は中国風で、文化が融合した当時の雰囲気を強く感じられます。

この「NUOホテル北京長安通」は長安通と平行に2つの棟からなります。一つは旧北京ホテル当時からある長安通に面したヘリテージ棟(TOP写真)、もう一つは名前が分かりませんがヘリテージ棟と平行に長安通から奥まった部分にある新しい建物です。棟の間は、下層は大きな吹き抜けとガラスの天窓を中心に、レストランやプールなどの施設が配置されています。

新しい棟とこの吹き抜けあたりは明らかにモダンで100年前のデザインではないので、時期は分かりませんが後で増築された感じです。

ヘリテージ棟の廊下、ウッドに絨毯敷きでなかなかヘリテージな感じです。歩くとウッドがギシギシいうのも味があります。全然宿泊客がいないのでうるさくはありません。

部屋 : Heritage Suite

それぞれの棟は中央に通路を挟んで両側に部屋が配されています。従って、長安通に面した部屋は全体の1/4程度しかありません。せっかくなので長安通に面した部屋がいいかなということで、Heritage Room Chang An Avenue(ヘリテージルーム長安通)を予約していました。

チェックインの際は特に何も言われることもなくルームキーが渡されました。アサインされた部屋は6501で5階とのことでした(適当に聞き逃して6階に行かなくて良かった、どうも6千番台がヘリテージ棟)。で、部屋の前に着くと扉が両開き、扉の所には、「SUN YAT-SEN」(孫中山=孫文、一緒だと知りませんでした、この部屋に泊まって勉強になりました(^ ^))のプレートが掲げられており、スタンダードな部屋でないことは一目瞭然でした。

GHAブラックのベネフィットで同じく長安通り沿いのHeritage Suite(ヘリテージスイート、の孫文スイート)にアップグレードしていただけました!

関連記事

ヘリテージスイートの中で、孫文スイートということで、至る所に孫文に関連した写真、書、持ち物、書物などが配置された特別な部屋でした。 ホワイエ 扉を開けるとクランク形でホワイエがあります。 この部屋は、孫中山(孫文)ルームということ[…]

レストラン

JAANレストラン

特に予め調べていたわけでなくホテルで店の前に出ているメニューを見て行ってみることにしました。素晴らしかったです。中華じゃないですが、、、おススメできます。

関連記事

ホテルのWebサイトにも情報がほとんどなく、レストラン自体のWebサイトも存在せず、部屋のDirectoryにも何も情報がなかったのですが、たまたまレストラン入り口のメニューを見てランチメニューがあることを発見して試してみることにしました。[…]

まとめ

立地もよく、部屋も快適で、GHAのベネフィットも受けられ、店頭のメニューを見て入店したメインダイニングの質も想像以上でした。

直接のデメリットというわけではないですが、NUOブランドの2つのホテルの名前が混乱しやすいこと、サービスやレストランの情報が適切に開示されておらず分かりにくいという部分が若干ネガティブ要素でしょうか。あとは、人によるかもしれませんがフロントの対応は愛想がいいとは言えませんでしたね。

とはいえ、総合的に満足度は高く、北京再訪の際は有力候補の一つです。

 

前の記事へ 旅行記トップへ 次の記事へ
最新情報をチェックしよう!