金沢観光 〜尾山神社のギヤマン〜

寿司コースで満腹になった後は、腹ごなしに近くの尾山神社のギアマンを見にいきます。ホテルから隣接した商業施設にダイレクトに行ったので傘は持っていません。ですがたまたま雪は降っていなかったのでそのまま行ってしまいます。

立地

金沢のメインストリート百万石通りから1本金沢城跡側に入ったところに立地しています。香林坊から650m、近江市場から1km程度、金沢城跡とは隣接しています。昼間であればそれら観光地と一緒に訪れるのがおすすめです。ただし、色ガラス(ギアマン)が分かりやすいのは夜で、その場合は金沢城跡は見学できないでしょうし若干悩ましいところです。

私たちは香林坊から向かいましたが歩道は相変わらず雪が積もっており歩きにくいです。距離としては650m程度で本来歩ける距離ですが、バスで1停留所「尾山神社・南町」から向かいます。バス停名に尾山神社が入っていましたが、結構通り過ぎてあまり得しなかった感じでした。一日乗車券がなければ歩いて行く方がいいです。

尾山神社

バス停から結局300mくらい歩いて辿り着きました。

加賀藩を治めていた前田利家を祀った神社ということです。実際、当地の権力者を祀る神社は結構あります。一番有名なのは、徳川家康を祀る東照宮で全国にあります。

もともとの神社は東茶屋街の東側にある卯辰山麓の宇多津神社だったようですが明治になって当地に移ってきたということです。そうした経緯もあり、今の尾山神社は比較的新しく、見どころは鳥居の後ろのエギゾチックな神門です。参道の階段は中央部分は除雪されており助かりました。

神門

明治8年と比較的新しいですが1875年ですので150年位は経っています。そして、当時最先端の洋風建築技術を取り入れているということです。1階部分は石造のアーチで、3階部分の色ガラスが特徴的です。この色ガラスは当時はギヤマンと呼ばれていたようです。こうしたことから国の重要文化財にも登録されているようです。

ギヤマンは本殿側からの方が見やすい感じでした。中央に光源が置かれ灯台のようです。今でこそカラフルな照明は珍しくはありませんが、当時は色のある光源は珍しかったでしょうね。

本殿

一方、本殿は神社というよりお寺の風情です。

細部として釣り灯篭は神社っぽいです。でも下の提灯はやはりお寺っぽいでしょうか。

そしてちょうど本殿に来た時には結構な大雪となってきました。夕食のついでに出てきたので傘は持っていませんが焦りません。ホテルの窓から観察した様子から考えるとこうした状態はあまり長くは続かずしばらくすればやむでしょう。

百万石通り

予想通り10分もせずに小康状態となり歩いてホテルまで帰りました。街路樹のライトアップがおしゃれでした。

まとめ

ディナーの後、初日最後にホテル近くの尾山神社を散策しました。ホテルからは650m程度の距離ですが、歩道が歩きにくい状態のためバスで向かいましたがあまり得はしませんでした。周遊パスを持っていたので乗りましたが持っていない時は歩いて行くのが吉です。

尾山神社は、前田利家を祀っている神社ですが、当地に移ってきたのは明治になってからということでだいぶ若い神社になります。そして、見どころは神門の色ガラス(ギヤマン)で当時の先端技術ということで重要文化財にも登録されています。

総合的に見て見どころはそれほど多くなく、場所的にあまり便利とは言えない一方で、観光で訪れる際は百万石通りを通るバスに乗る機会は多いと思いますのでバスからチラッと確認するというのも一案かと思います。香林坊・片町でディナーの方は腹ごなしに頑張ってみにいきましょう。

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最後に、ホテルに戻った後の部屋からの夜景がきれいでした。特に雪が積もっていると白が多いので明るく見えます。

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