濃美バス(金沢 → 白川郷)乗車記

金沢は2泊して十分に満喫しました。当初の大雪予報も結果的にそれほどではなく十分観光できました。食べ物も制覇したというほどではないにせよ一通り楽しめた感じです。次回があれば21世紀美術館と和倉温泉方面ですかね。

そして、ここからもう一つの目的地である白川郷を経由して名古屋に抜けます。

白川郷

白川郷は岐阜県の豪雪地帯でかつては冬は孤立するほどの陸の孤島でした。そうした独特の環境が、養蚕や硝煙の生産に適し、大型の合掌造りが集まると特徴的な集落となり世界遺産に登録されています。とはいえ、12月はまだ冬の始まりで雪が積もってない年が多いですが、2021年は大雪で十分な雪景色が見込めていました。で、当日も大雪だと死んじゃう感じですが訪問する予定の日は「晴れ」、朝イチの定点カメラでも↓日が差しており視界も良好、絶好のタイミングとなりました。

金沢駅バスターミナル

金沢から白川郷は1日数便ありますが、現地での滞在時間とそこからの名古屋に抜ける便を鑑み、11:15発の濃尾バスを予約しておきました。ホテルを10時頃チェックアウトしても十分、ゆっくり目のスタートとなりました。

濃尾バスの金沢駅の発着場所は東口の鼓門脇のバスロータリーでした。

金沢フォーラス

出発までちょっと時間があったので休憩場所を探して周囲を散策しました。隣のフォーラスのスタバ(6F)を目指しましたが、隣接したKUUGOスクエアなる場所が最高でした。ここにはベンチもいくつかあり人も少なくバス待ちにも最適です。

窓からはこんな眺めが望めました。前日までとは違いかなりいい天気です。

濃美バス

いよいよ時間になりバスが入ってきました。

車内

出発の1週間くらい前に予約していましたが、シート番号は9A、10Aでした。3列シートだったり何か特殊なレイアウトなのかと思っていましたが乗り込むと2−2の普通のシートでした。どうも満席で私たちは隣席2席で取れなかったようです。この路線はファミリーなど奇数人グループも多いので2人組でも油断大敵です。といってもできるだけ早く予約しましょうということですが。

まあ、この区間は1時間ちょっとですので席がバラバラでもいいでしょう。ちなみにその後の白川郷から名古屋のルートは2時間45分でそこそこ時間がかかります。

車窓から

金沢駅からは北陸自動車道を富山方面に進み、小矢部砺波(おやべとなみ)JCTから東海北陸自動車道を南下するルートでした。途中砺波(となみ)あたりは結構な降雪で視界不良になるくらいでしたが南下するにつれ雪は止んできました。

五箇山(の菅沼集落)

山間部に入り風光明媚な川と山並みの写真の景色など写真を撮っていると・・・

川沿いに合掌造りの建物が密集している地域を通りました。

後で調べてみると五箇山の菅沼集落ということです。ここは白川郷と合わせて「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として世界遺産に登録されています。

車窓からでしたが五箇山の合掌造りも見られてラッキーでした。この路線は進行方向左手に五箇山の集落見られますので見落とさないようご注意下さい。

白川村

さらに進むと山間部になりトンネルが多くなりますが、その後開けた平地に出ます。ここが白川村の今の中心地で白川郷はもうちょっと先になります。

白川郷インターチェンジ

そしていよいよ白川郷インターチェンジのサインが出てきました。空もさらに青空が顔を出してきました。

金沢を出発して1時間ほどで白川郷IC(インターチェンジ)に到着です。東海北陸自動車道自体は1980年代にできたようですが、白川郷ICは2002年に共用開始ということで、それまでは雪が深いこの時期はアクセスが大変だったでしょうね。

路肩はかなり雪が積もっていますが、道路自体は除雪されておりさすが世界遺産です。

白川郷バスターミナル

高速を使った金沢からのルートは時間通りの到着となりました。雪で運行されるかも気にしておりましたが稀有に終わりました。そして、これ以上にない良い天気でしたがバスから降りるとさすがに空気はヒヤッとしていました。

荷物預かり

観光の前に荷物をどうにかする必要があります。バスターミナルのコインロッカーはすでに満杯でしたが近くの建物で荷物預かりをしていました。ボストンバッグ2個でも一件として預かっていただけました。値段も同じ500円です。

さて、ここから出発する名古屋行きは15:30ですので、約3時間の観光スタートです。

まとめ

金沢の後は、名古屋に移動するのにいいルートがないかという中で見つけた白川郷に。当初は「ついで」としてのプランニングでしたが、「雪景色の白川郷」になりそうということで、一気に優先順位も上がりました。前日までの2日間は雪、そして当日は晴れという絶好の環境となりました。

金沢から白川郷は1時間ちょっとです。ルートの大半が北陸自動車道&東海北陸自動車道で除雪も完璧、そうした状況でも路面に雪は残っておらずほぼ時間通りの到着となりました。

また、到着前には、白川郷と同じ世界遺産に登録されている五箇山の菅沼集落脇を通りますので、進行方向左手に注目下さい。

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