金沢観光 侘び寂びの兼六園

金沢といえば兼六園は外せないでしょう。来たことはあるはずですが記憶には残っていません。若干雪が降っていますが風はそれほどなく、2日目の朝イチ、空いている時間帯に向かいます。

立地

本来であれば、ホテルからは徒歩10分ほどで、その利便性もホテル選択の理由だったのですが、相変わらず歩道には雪が積もって歩きづらいのでバスで向かいます。

車道は、スプリンクラーみたいなので雪が積もらないようになっているんですけどね・・・

兼六園

真弓坂口ゲート

人が少ないタイミングを目指して朝8:30に到着です。ちなみに冬の時期は朝8時から、それ以外は朝7時からオープンしているということです。坂で怖い感じですが、兼六園はゴザが敷かれているので程よいクッションと共に滑り止め効果があり安心です。

チケットを買います。金沢城との共通入場券で1人500円でした。さすがに外国人観光客も多いためか、クレジットカードも電子マネーも使えました。

積雪で行けないとこなどあるか確認しますが、それはないということです。逆にこの日は、スタッフの人から見てもおススメ、好条件ということでテンションが上がります。

早速奥に進みます。まだ足跡はほとんどなく確かに好条件のようです。

瓢池(ひさごいけ)

おおっ、水墨画の世界です。若干コントラストが強くてみにくい感じでもありますがレア度は大きいでしょう。

兼六園の作庭はこの辺りからはじまったと考えられているようです。瓢は、ひょうたんの形をしているからということです。

噴水

ここは事前情報で、かなり注目していたスポットになります。

見てくれとしてはあまり大したことはないですが、霞ヶ池を水源とし、池の水面との高低差による自然の水圧であがっているということです。仕組みとしてはペテルゴフの噴水と同じです、ちょっと規模は違いますが。。。霞ヶ池の水位の変化によって変わり、一応水面の高さは約3.5mあるようです。日本で最古の噴水であると言われています。

霞ヶ池(かすみがいけ)

兼六園中央の一番大きな池までやってきました。朝食をとっていないので、写っている内橋亭でちょっと食べようかとも思いましたが、そこまでお腹も減っていないということで先に進みます。

この辺は開けており気持ちが良く、雪も止んで視界も良好ということも後回しにした一因です。

池の外周に沿って歩くと刻々と眺めが変わります。傘型の雪吊りがまた情緒があります。そして、青空も見えてきました。

蓬莱島(左側)は、真っ白で良く分かりませんでした。

兼六園のライブカメラの位置がどこなのかを探しつつ。。。

灯籠はありますがこちらではなさそうです。そもそもこの石橋は渡れる感じではないですし・・・

これは雁行橋ですね。本当は亀の甲ら上の六角形の石が、空の雁の群れのようにくの字型に配置されているようですが。。。雪が積もっていて見えません。雪の兼六園には、ディテールが見にくいという若干のデメリットもあります。

町方面ビュー

北東の脇までやってきました。結構な高台で遠くまで見渡せました。東茶屋街方面です。青空・・・

カメラ発見!

雪の北陸旅行を決めてから、天候情報を定期的に調べていました。金沢は金沢市ライブカメラに兼六園のカメラもあり、どこにあるのか楽しみにしていました。ライブカメラ自体の画質はそれほど優れているといえるものではないですが、カメラ自体はかなりしっかりしたものでした。画質は、、、ネットワーク帯域で制限されているのかな????

ちょうど私たちがライブカメラに写っていたのを現地で携帯でキャプチャーしました。今まで時々見ていたライブカメラに自分達が写ったのが感慨深いです。

有名なスポット(虹橋)

そして、ライブカメラでもとられている兼六園の代表的なビューがこちらです。ここはいくらか人がいてタイミングによっては順番待ちでしたが人がいない時もありました。

続けて、上の写真の虹橋を渡ってみます。ちょっと雪が積もりすぎて、湖畔の生垣などが見にくいですが、二股の徽軫灯籠(ことじとうろう)をアクセントに自然と人工の庭園の美しさを感じます。

虹橋を先に進むと、蓬莱島(中央左)、水に浮いた内橋亭(中央右)を含む景観がまた雰囲気があります。この内橋亭の足は石造りということです。

桂坂口ゲート

金沢城に近い桂坂口ゲートから出ます。西側半分強のエリアで、特に寄り道したわけでもないですが、なんだかんだ50分程度はかかりました。全ての見どころを見て回ろうとすると2時間程度かかりそうですね・・・・非常に広い兼六園でした。

まとめ

2日目の朝早く人の少ない兼六園を堪能しました。雪は降っていましたが大雪ではなく、滞在中後半は降ったり止んだりで一時は青空も見えました。

兼六園の後は金沢城跡に向かうため、東側の真弓坂口から入り北側の桂坂口から出るようにしました。逆に21世紀美術館に行く場合には逆回りで真弓坂口から出ると近いです。兼六園は複数箇所の出入り口があるので効率的なルート設計が肝です。

今回の兼六園は、冬でも天候次第のレアな雪景色と雪吊りの景観、日本一古い噴水、虹橋からの眺めを目的としました。今回は雪が積もりすぎで、植栽の造形は見にくい部分もありましたが、侘び寂び感は最強でした。春には梅や桜、夏は新緑など季節によって見どころは変わるようです。

そして、事前に天候チェックしていたカメラにも写れ良い記念になりました。

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