アウトレットからの横浜中心地への戻りは、当時公式Webサイトで見つけたオープントップバスツアーにしました。2022.7現在ではちょっと見つからず今現在は、運行してないのかな？？？コロナが治まったらいずれ復活するでしょう。こちらに当時の情報だけは残っています。
料金も1,000円程度で手頃、Web決済可能でしたのであらかじめ予約／決済していきました。
ルート
1,000円程度のお手軽ツアーでしたので、車窓から勝手にみる感じかとおおいきや、バスガイドさんも同情、終始説明などもあり非常に有意義でした。こうした簡単な見どころマップなども配られかなりしっかり観光できます。
オープントップバス
外観は和な感じで外国人にも人気そうです。というか、それを狙って作ったけどコロナになってしまってしまい日本人向けに転用している感じでしょうか。
２階建バスは香港をはじめ何度か乗った経験がありますがオープントップは初めてです。前すぎると上方面の抜けがあまりよくないので真ん中から後ろがおすすめということでした。この時は乗客は３組６人程度で、結構ディスタンスを取っても余裕がある感じでした。
２階建でシート位置はかなり高く橋桁や街路樹の枝などは手が届きそうな感じです。街路樹の枝を巻き込んだところもありましたが、そういえばオープンカーはサファリカーで乗っていたことを思い出しました。
走行中席を立つのは禁止ですのでご注意ください。
見どころ
配られた地図では最初の方は書かれていないので何もないかと思いきや、ガイドさんがいろいろと説明してくれます。
ガスコンビナート
出発してすぐ、新杉田あたりから高速道路に入り海岸側はしばらく工業地帯が続きます。横浜は日本のガス灯の発祥の地ということもあり今でもこの辺はガス関係の施設が残っています。この辺はENEOSということです。
関東ローム層
そこからしばらくすると反対側に小学校？中学校？の地理で習う関東ローム層の断層が見られます。この後ろは、横浜開港当初シルクの貿易で財を成した原三溪が作った広大な日本庭園「三溪園」ということです。
ベイブリッジ
そしていよいよベイブリッジを通ります。みなとみらいへのルートとしては通る必要はありませんが、観光として遠回りします。前日にホテルから見ていたベイブリッジですが、通れるとは思っていなかったのでラッキーです。
ベイブリッジの橋脚は、このとおりH型となっています。そしてこの先の鶴見つばさ橋は、Yを逆にした形状ということで、それぞれYOKOHAMAのY、Hをモチーフにしているということです。こんなこともガイドさんがいないとわからないですね。ツアーの醍醐味です。そしてオープントップなので高いところまで見やすいです。
海面からのクリアランスは55mとっているということですが、最近の大型客船の大型化はそれ以上で、世界最大規模の客船はくぐれなくなっているということです。で、その場合はベイブリッジの外側にあるこの大黒埠頭に着岸するということです。大桟橋に比べるとちょっと殺風景ですね。
大黒PA
大黒PAは、かつては関東の走り屋が集まるパーキングエリアとして有名でしたが、ずらりと並ぶこれらの車もそうした車と思いきや、これらは輸出として積み込まれる車ということでした。実際のパーキングはかなり狭い感じでした。
再びベイブリッジを通り中心部に戻ります。
山下公園通り
新山下から高速を降り、山下公園通りを進みます。ここは銀杏並木が綺麗です。右側が山下公園になります。
そして、滞在したニューグランドホテルの前を通ります。
横浜三塔
横浜にはかつて3つの尖塔があったということで、入港の目印になっていたということです。通過する交差点から３塔全てを見られるポイントがありますが、カメラの画角では収まりません。そのうちの1つがこちら横浜税関の建物になります。こうした歴史的建造物が多く残っているのも横浜の魅力ですね。
コスモクロック（観覧車）
その後、赤レンガ倉庫を過ぎて、横浜の新しい地区、みなとみらい地区に入ってきました。どこからも見えるコスモクロックは、外周部分が100mで建設当時は世界最大だったということです。背後には、ランドマークタワーをはじめとした高層ビル街が望めます。
ランドマークタワー
そのすぐ下を通って、目的地の北仲橋に向かいます。関東最高層ということで、さすがに高いですね。高層階にはロイヤルパークホテルが入居しているのでいつか泊まってみたいところです。
北仲橋
北仲橋に到着しました。桜木町の駅前で、汽車道、先ほどのランドマークタワー方向にも行きやすいなかなかベストな場所に下ろしてくれます。思いのほか盛り沢山で楽しめました。
まとめ
アウトレットからの帰りは、あらかじめ予約していたバスツアーでみなとみらいに戻ります。
料金は1,000円程度でかなりお手軽、その割にバスガイドさんが同乗しいろいろと説明してくれます。中盤以降のベイブリッジや横浜三塔など横浜らしい部分の他にも、るるぶには載っていないガスコンビナートや関東ローム層といったようなところまで話が聞けて大変有意義です。
ルートもベイブリッジを往復で渡り、思いのほか楽しめますので、横浜観光での移動を兼ねたアクティビティとしても楽しめます。いかがでしょうか？
