「ゆふいん」は、もともと「由布院」町でしたが1955年湯平町との合併により「湯布院」町になりました。2005年には、さらに挾間町、庄内町と合併し、地名としては今現在「由布市」となっています。合併によりかなり広い範囲を指すことになっていますが、由布院としては、由布岳の麓の由布院盆地、由布院駅周辺のことを指すのが一般的かと思います。

また、由布院温泉としても有名で、源泉数、湧出量ともに全国2位(ちなみに全国一位はともに別府で、都道府県で見ると大分県が圧倒的ですね・・・)で、歓楽色を排して女性が訪れたくなるような環境整備を続けてきたということです。実際おしゃれな雑貨店や飲食店が並び、普通にイメージする温泉街とは雰囲気が違いいいですね、由布院!

11時に秋桜をチェックアウトし、その日は隣にある田乃倉に宿泊ですので、チェックインの15時までの間、湯の坪街道から由布院駅、田んぼの畦道、金鱗湖をぐるっと一周、4kmの道のりで巡ってみました。

湯の坪街道

由布院の中での商業の中心になります。温泉街の商業エリアというと歓楽街になっていることが多いですが、ここはおしゃれなお店が多く、他とは雰囲気が違います。

街道という名前がついていますが、通りの広さは二車線もなく、歴史ある旧街道というわけでもなさそうです。車の通りはほとんどなく実質的に歩行者天国です。通り沿いのお店は基本的に2階建レベルで通り沿いに緑も多く統一感があり散策して楽しい通りです。若干の斜面になっており、私たちが駅方向へ下りで楽でしたが、逆ルートは上りになるのでご注意ください。

ただ、駅から山側に向かっての方向は、ほぼ正面に由布岳を望み風情があります。

通り沿いのお店もおしゃれです。

湯布院フローラルビレッジ

秋桜を出発して100m、湯の坪街道の山側の端に近い部分に立地します。イングランドをイメージした商業施設ということです。

あまりの前のめり感に最初は偽物かと思いましたが本物でした。柵の近くの高い位置でグワグワとサービス精神旺盛です。この屋根の上に乗れるのであれば、同じ高さのこの柵は乗り越えて逃げることもできそうですが、ここで飼われる道を選んだようです。

ふと視線を感じ振り返ると、、、ふくろう?ミミヅク?が!この子達は繋がれちゃってるとはいえおとなしいです。

ほかにも、うさぎやリス、ヤギなどいますが、フローラルビレッジは動物の館というわけではなく、基本的には複数の雑貨屋さんがテナントとして入居する商業施設です。建物はこんな感じでは緑に覆われており独特です。

蜂の巣ログハウス

木材とガラスを多用したモダンな建物です。こうした建物だと入ってみたくなりますね。中は雑貨屋さんで、木工細工や食器などみていて楽しいですが、買うまでには至りませんでした。

角柱本店(閉店)

というサインがあり、なんか歴史ある蔵のようにも見えますが、調べてみると「丼もの」のレストランだったようです。が、残念ながら今現在は閉店しちゃっているようでした。調べた限りそれほど値段も高くもないようでよさそうだったのに・・・

鞠智(くくち)

こちらもおしゃれな店構えです。全ての素材にこだわった高級どら焼きなどを製造する食品屋さんということでした。コンフィチュールなども作っているようです。

この日は堪えましたが、翌日再び駅に向かって通った際にお買い上げ。1つ300円くらいだったかな、、、確かに生地もきめ細く、あんこも上品で、結構なボリュームでしたのでコスパもそれほど悪くない感じです。

お店以外としても、道端にはこんな花も咲いており楽しい街道でした。

由布院駅前

この日は特に駅には用事はありませんでしたが、商店街の散策として駅までやってきました。駅舎は木材を多用しつつも、中央はガラスも組み合わせられ、色は黒で凝ったデザインです。駅の外側には、木のベンチ&テーブルもあり時期が良ければゆっくりできそうです。完全に観光地です。

雲がかかっちゃいましたが、この駅前からも由布岳が綺麗に望めます。この風光明媚さも人気の理由の一つかと思います。

駅にはちょうど「ゆふいんの森」が停車していました。私たちも翌日はこれに乗って福岡に向かいます。これはこれで楽しみです。

田んぼの畦道

商業エリアを満喫した後は、田舎エリアを回ります。

由布市ではありますが、合併により市になっただけですので、由布院盆地の人口が増加したわけではありません。駅前からちょっと離れるとのどかな田んぼが広がります。昨日の秋桜では自家米を栽培とのことでしたが、こうした田んぼのどこかで育てられているのでしょう。財政的には裕福なのか道路のアスファルトはかなり綺麗でした。

由布岳の麓からは湯けむりが上がっているところもあります。別府ほどではありませんが、さすが源泉数全国2番目ですね。

通り沿いには、こんな茅葺の宿?もありました。

聖ロバート教会&ステンドグラス美術館

一方で、全然違った雰囲気の建物も。教会&ステンドグラス美術館ということです。統一感はありませんが、それぞれがこだわっており、おしゃれな由布院を構成しているようです。

佛山寺

ステンドグラス美術館の前を通って山側に進むとこの地域で一番歴史があるというお寺に到着です。山門が茅葺屋根で、頭でっかちな感じがいい感じです。

臨済宗のお寺ということでした。中の建物は結構普通でした。

金鱗湖

ぐるっと回って金鱗湖まで戻ってきました。湖に清水と温泉が流れ込んでおり年間を通じて水温が高く、冬の早朝には湖面から湯気が立ち上る幻想的な光景を見ることができるということです。私たちの訪れた初夏の午後にはみられませんね。

湖の周りには遊歩道が整備され、反対側からは木々の並びに変化があり庭園然としています。

そして金鱗湖には、小屋も用意され高待遇で余生をすごしているガチョウがいます、雨の中湖の周りを散歩をしていて、犬に吠えられていました。見守ってあげましょう。

一周4kmですが、お店に立ち寄ったり、脇道にそれたりちょっと疲れたのでここで軽くランチしつつ休憩にします。

天井桟敷

あらかじめ調べてきたのは、亀の井別荘にある天井桟敷というカフェです。洗練された由布院の中でも、特に別格とされている御三家のカフェということで、かなり洗練されていました。

由布院グルメ 天井桟敷で絶品カツサンド&モンユフ

まとめ

由布院を訪れた目的はゆっくり温泉でしたが、急遽2泊することになりましたので中日(なかび)にぐるっと散策してみました。温泉としても源泉数、湧出量ともに全国2番という規模を誇っていますが、よくある鄙びた温泉街とは違って、街全体がおしゃれで、これは特に若者には人気が高いでしょうね。由布院の人気の理由が分かった気がします。

湯の坪街道から駅に向かっては、おしゃれな雑貨屋に加え、レストラン、買い食いに適した食べ物を扱うお店なども豊富で、緑が多く散策に楽しい雰囲気です。車も(ほとんど?)通りませんのでふらふら散策するのにもってこいです。

街道からちょっと離れると田んぼが広がり、周囲は比較的高めの山々に囲まれ独特の景観が望めます。そんな中にも時々、おしゃれなカフェや煉瓦造りの建物なども見かけ、ただの田舎とはちょっと違った雰囲気がありました。お寺や湖など、観光スポットもあり、比較的こじんまりした範囲の中でバリエーションにとんだ散策が楽しめました。

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