由布院から東京に戻るルートとしては大分空港が本来であれば近いのですが、コロナ禍で由布院から大分空港へのバスは運休中、別府駅経由ですとなんだかんだ2時間くらいかかり不便ということで、「ゆふいんの森」で博多駅に向かうことにします。この列車自体観光列車で1つのアクティビティとして、福岡空港 → 羽田空港のフライト本数が多くスケジューリングが用意、そして博多駅&福岡空港で色々買い物もできそちらの方がメリットが大きいという判断です。

最近は、豪雨の影響を受け易い区間であり、2020年7月〜21021年3月で運休、2021年8月12日から再び豪雨による軌道変状で運休してしまいました。この鉄道に限らず被災地の復旧を祈っています。

ゆふいんの森

ゆふいんの森は1日3往復、うち1便は大分駅経由別府駅まで行っていた便もあったようですが、2021年7月当時は全ての便が由布院止まりでした。12時過ぎの便にしていましたので、宿を11時にチェックアウトして湯の坪街道をゆっくり散策しつつ駅までやってきました。外観もゆっくり写真を撮る余裕がありました。

観光列車は今でこそ各社工夫を凝らし人気になっていますが、この列車は1989年から運行しているということでかなりの古参、かれこれ32年の観光路線ということです。多面形状の車体とこのCoca Colaにも似た装飾のロゴも結構クラシックな印象です。

インテリア

1週間前に由布院滞在を1日延長した経緯もありこの列車の予約もそのタイミングで取り直しています。さすがに1週間前では先頭の席は埋まっていましたが、最後尾の席が空いていたのでそちらを取りました。

なかなか明るいいい席です。金属パーツは金色の塗装でゴージャス、通路の床などは木が多用されていました。

窓も大きくシートもふかふかでななかなか快適です。最後列の難点は冷房直撃で寒い!という点ですかね。

写真だと方向が分からないので先頭にも見えますが、湯布院を出発すると、車掌さんとアテンダントさんのアナウンスがあります。

車内サービス

ビュッフェ&パブリックスペース

今時珍しいビュッフェとこうしたフリースペースも設置されています。こちらも木をふんだんに使ったデザインです。コロナ禍の当時は、お弁当販売は事前予約制ということで、乗客自体はガラガラでしたが結構な人数が予約していたようで、発車後すぐのビュッフェコーナーは結構混雑しているようでした。グッズもあったようです。

ビュッフェの隣のフリースペースは自由に使える感じでした。

ゆふいんの森は3編成あるようですが、この編成はI世ということで1989年から使われている一番クラシックな車体のようです。

飴&カード

筑紫平野に出る頃にはビュッフェも落ち着いたようでアテンダントさんから飴と絵葉書サイズのスタンプカードが配られました。こうしたサービスも観光列車ならではでいいですね。森はすでになくなっちゃっていますので、菜の花バックに。

眺め

所々の見所を通る際は、速度が落とされたり説明があります。上り(由布院 → 博多)の場合は進行方向左側の席(南側)からの方が見所は多かった感じですね。ただ、そちら側は直射日光を受けるので悩ましいですね。

切株山

切株山ということです。確かに頂上が平たいです。上り(由布院 → 博多)で進行方向左側に見えます。最後尾の場合は、車掌室越しにも望めます。

慈恩(じおん)の滝

こちらも進行方向左側、通る際は若干速度が落とされます。

電車からだと奥の滝が見えるのは瞬間で、その時は手前の滝の半分くらいが草木で隠れてしまい、なかなか全体をきれいにみることはできませんが、そこそこのスケールの滝でした。

天ヶ瀬温泉

その後は、玖珠川(くすがわ)沿いの温泉、天ヶ瀬温泉を通ります。雰囲気があるようなないような、、、

この後は、四方を山で囲まれた日田を通り、筑紫平野に出るともう普通の電車ですね。日田は、今回の旅でも何度か出会した飛び鉋の装飾が特徴的な小鹿田焼(おんたやき)の生産地です。

SL人吉

鳥栖の手前にSLが停まっているというアナウンスがありました。SL人吉ということで、ちょうど運転に向けて蒸気圧を上げているタイミングで、よくみると煙突からモクモク蒸気が上がっていますね。

博多駅到着

そうこうしていると博多駅到着です。なかなか楽しめる2時間ちょっとの列車旅でした。

まとめ

当初は最寄りの大分空港発で検討していましたが、コロナの影響で空港直通バスも運休しており時間的な優位性がなく、最終的にゆふいんの森を利用して博多からの帰京としました。昼の便で、チェックインギリギリの11時まで宿でまったり、最後に湯の坪街道を散策して由布院駅に。ゆふいん発でしたので駅に着いた時には車両が既に停車しており乗車前から旅情たっぷりです。

ゆふいんの森は、緑と金と木をベースにクラシックですが温かみのあるインテリアでした。途中、見どころはそれほど多いわけではありませんがアナウンスで説明があったり、アテンダントさんが同乗しており飴のサービスなどがあったり、いろいろ観光列車として楽しめました。

2時間ちょっとですが、最初は渓谷、川沿いに、日田あたりは長閑な平地、久留米以降は多少街といった感じで眺めもバリエーション豊かで楽しめます。下りの方が、最後が森になるので雰囲気あるかもですね。歴史ある観光列車を楽しめました。

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