帰る前にもう一つミッションがあります。それはGoToトラベルのクーポンを使い切ることです。まずは三宮駅で翌日以降のパンを買おうと探すもののどこも売り切れ、時間的には19時ですがすでに店じまいの状況です。

ポートライナーで神戸空港へ

三宮でコインロッカーに入れていた荷物をピックアップし、ポートライナーで空港に向かいます。所要時間は18分、新交通ということでは無人運転なんですね。がらがらということもありせっかくなので先頭の席に・・・私(嫁)は前のめりで見ています。

軌道も鉄道のそれとはちょっと違いジェットコースターのようにも見えます。当然ながら、急勾配や一回転とかはありませんが、急カーブは結構ありました。カーブに入る前に十分に減速するので怖くはないですけどね。

ポートアイランドに渡る橋前後はメリケンパーク、ハーバーランド方面の景色が望めました。中央左の丸いのがハーバーランドの観覧車、その右側の青色の規則正しい照明があるのがメリケンパークオリエンタルホテルです。赤いタワーがポートタワー、右側の高層ビルがニューオータニです。

よくみると手前は船で煙突から煙が出てますね。

この後、ポートアイランドの整備された街並みの中で、世界最高処理性能をほこるスーパーコンピューター「富嶽」がある理化学研究所の前などを通り、18分で空港に到着です。

神戸空港

この空港はチェックインカウンター2島で、ハブ空港としているスカイマーク(とFDA)で1島、ANA系列、ソラシドエア、エアドゥーで1島。ということで、現状、便数、行き先ともに充実しているとは言えない感じですが、拡張性もあまり考えられていない感じです。

神戸の街中からのアクセスは便利で空港自体は2006年開港ということで非常にきれいです。小規模で、この後発展する可能性があまり考えられないのは、↓の経緯をたどり結局関西は伊丹、関空を含めた3空港になっちゃったのでしょうがないですかね。

建設経緯・関西三空港

もともと空港計画は、伊丹空港のキャパシティーに余裕がなく1969年に関西地域の新空港の検討が開始されました。当初は、神戸沖(現神戸空港)が有力地と見られていましたが、1970年代では、航空機の騒音はかなり酷しく騒音問題などから、世論、市議会として反対、最終的に泉州沖に決定し1994年に今の関西国際空港が建設されました。

上記の経緯で、一旦は神戸空港の検討はなくなり、関空空港が20年かけて埋め立て整備されましたが、1980年代に入ると世論、神戸市議は一転、神戸沖に空港建設を求め、国に働きかけ、1990年代に予算化、整備が開始され2006年に開港しました。

1970年代に反対運動が起こってなければ、遠い関西空港は泉州沖ではなく今の神戸空港の位置で大規模な国際空港になっていた可能性がありました。また、新空港ができた際には伊丹空港を廃止して、新空港に集約する想定でしたが、京阪神地区から遠いということで伊丹空港も存続することになりました。ということで結局、関西に3つの空港が出来てそれぞれ一長一短で結局3つとも継続利用というちょっといけてない結果になってしまっています。もし、最初の新空港の決定が、今の神戸空港の位置で決まっていたら、非常に便利な巨大空港が実現していた可能性もあったんですが、非常に残念です。

結局、神戸空港ができても、伊丹も継続、国際線は関西国際空港が担っているので、神戸空港は2空港に対して差別化できず、それほど活用が期待できない感じです。実際神戸から東京に戻る場合も、伊丹まで40分程度で行けますので時間差は20分程度、また新幹線で戻るという手もあり神戸空港の競争力は限定的な状況です。

というバックグラウンドを考えると、最低限の施設であってもこの小さな空港には感慨深いものがあります。利用も初めてですけどね・・・

商業施設

非制限エリアのショップは1、2店、飲食店は3階に数店舗ありますが先の通り空港自体の便数が少なくあまり充実してる感じではありません。中部国際空港などに比べるとご当地感もあまりなくちょっと寂しい感じですね。あちらはちゃんと当初想定通り小牧空港から多くの便を移しているというのもありますかね。

屋上展望台

さらに上に向かう階段が(エレベーターも)あり屋上展望台があります。せっかくですので出てみることにします。年末ですが、クリスマス?イルミネーションが残っていました。

そして、彼方に神戸の街並みが見えました。

左端にポートタワーも見えています。ということは、ポートタワーからもこの神戸空港のターミナルは見えているということですが、平坦であまり特徴がない形状なので識別できなかった感じですね。山の斜面の錨のイルミネーションも見えています。

制限エリア

制限エリアはガラガラです。まあNH416便は最後便ですからね。

カードラウンジである「Lounge神戸」にも入って見ましたがラウンジの方が混んでいました。国内線のラウンジのサービスは飲み物程度ですのでこの広い空間で休憩する方が快適とも言えます。

この広い空間で、買ってきたお茶と奈良で買って残っていた「平宗」の柿の葉寿司をここで食べ切ってしまいます。美味しくいただきました。

制限エリア内のお店はこのANA FESTAだけです。GoToトラベルクーポンはかなり残してきていましたのでここで使い切るしかありません。

ここでのお目当ては「赤福」だったのですが最終便前ではすでに売り切れ、、、これはどうにもなりませんでした、残念!NH416便の方は残ってないと思っていた方がいいでしょう。必要であれば三宮で調達しましょう。

結果的に以下のようなラインナップとなりました。

  • 淡路島のたまねぎスープ
  • 皇蘭の手づくり豚まん(冷凍)
  • たいみそ
  • 粒あん入り生八ツ橋

ANA NH416便

それほどの乗客がいないということで中型機のA320シリーズでした。3−3のシート配列であまり好きではない機材ですが、1時間ちょっとですので我慢です。

まとめ

神戸からの東京戻りは、(時間が合えば)神戸空港からの飛行機が便利ではあります。三宮からは18分、新交通でそれほど混雑もなく快適に空港に向かえます。

空港はこじんまりとしていますが、建設には歴史があり、依然として収益面も厳しい状態ですが、それらバックグラウンドを把握してるとそれなりに楽しめます。お店やレストランは限定的ですのであまり期待せずに、欲しいものがある場合は三宮で調達、もしくは伊丹空港を利用するのが吉です。神戸空港は混雑しないのがメリットです。

1時間ちょっとで羽田に到着です。

今回は2泊3日で京都、奈良、神戸と関西三都市を巡ってきましたが、それぞれ味があって楽しめました。2021年4月現在第4波の収束が見えずGoToトラベルの再開目処は不明ですが、またいつの日かGoToトラベルできる日が来ることを願っています。

 

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