世界遺産航路 (宮島 → 平和公園) 乗船記

宮島から広島へは、平和公園に直行する「世界遺産航路」を活用しました。広島での宿泊は、もともとリーガロイヤルが第一候補でしたが、このクルーズライン発着の桟橋も徒歩圏、荷物のハンドリングの点においてもベストでした。

http://www.aqua-net-h.co.jp/heritage/

弥山の戻り時間が予想できませんでしたので予約はしていませんでした。下山した後、13:10の便に合わせて桟橋に向かいます。利用者はあまり多くなくそこそこ欠航しますので、webサイトで運行状況は確認しておくといいかと思います。

高速船乗り場

20分前には到着して切符を購入しておく必要があります。運賃は1人片道2,200円ということで他の経路に比べると高いですが、移動が楽で、空いてて快適、実費もGotoトラベルの地域共通クーポンが使えますので実費負担はかなり少ないということで・・・

また、宮島側の桟橋は北の端で、この桟橋には売店などもないので船内での飲食物は手前の宮島口行きの桟橋か商店街であらかじめ買っておく必要があります。

運賃は、宮島宿泊でGotoトラベル電子クーポンをゲットしており、4,400円のうち4,000円分をクーポンで支払いました。電子クーポンの利用は初めてで使い方が分かっていませんでしたが、ここの担当の方が詳しく勉強になりました。

待合室もありますが10人も入るといっぱいに、、、あまり広いスペースではないです。とはいえ、多少価格が高めということもあり搭乗者も少ないので、十分と言えるかとも思います。

また、滞在した岩惣には荷物の配達サービスがあり出港時間に合わせて荷物を運んでもらいました。ということを考えると、宮島の宿から広島の宿まで荷物のハンドリングは、ここから船までと、平和公園到着後に船からホテルまで徒歩7〜8分ということでかなり楽です。

世界遺産航路

時間になり、いよいよ乗り込みます。

宮島口との間を結ぶ船は、JRのフェリーだと3階建だったりしますが、こちらは小さめ&かなり高さが抑えられた平たい船でした。これは広島中心部の河川を行き来する上で、橋桁をくぐる必要があるためです。実際、満潮時には橋桁までのクリアランスが保てず、ルート変更したり、運休になったりしますのでご注意ください。

乗り降りは最後尾からになります。乗客はこの便では10名ほどでした。かなり余裕があります。

シート

中は、3人がけのベンチが中央の通りを挟んで(飛行機のシートコンフィグ風にいうのであれば3−3)10列くらい並んでいます。リクライニングやヘッドレスト、肘掛け、シートベルトはなしです ^_^

海上ではかなりのスピードで飛ばします。さすが瀬戸内海、途中、いくつかのタンカーや輸送船に出会しました。

出港から30分位で瀬戸内海から旧太田川(本川)に入ります。ここからは、何かしら運航ルールがあるのか、かなり速度が落とされます。ここでは、通常は甲板に出られるようでしたが、なんらかの理由で出られませんでした。最後は、珍しいT字の橋、相生橋をぐるりと回って、、、

原爆ドームとご対面・・・が、これも絶賛修復工事中でした・・・

厳島神社の大鳥居に加え、今年も相変わらず工事の遭遇率が高いです、。まあ、当初予定のロンドンに行ってたとしてもビッグベンも、並びのウエストミンスター宮殿の一部も工事中でしたからね、しょうがないです。

平和公園側桟橋

到着した平和公園側の桟橋です。対岸が平和公園です。

まとめ

宮島から広島までは、高速船を使いました。

せっかくなので世界遺産を結ぶこの航路で。料金は高めですがGotoクーポンが使い実費負担を抑えて利用しました。また、広島での滞在が、原爆ドームから徒歩7〜8分のリーガロイヤル広島ということで、荷物のハンドリングを考えても大変便利でした。

船窓からの眺めは、瀬戸内海を航行する大型船が見えますし、旧太田川に入ってからは、陸上の建物、最後には、原爆ドームがよく見えます。移動手段であるとともに瀬戸内・広島のアクティビティとも有意義かと思います。

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