下関春帆楼:和室20畳 千草

春帆楼は料亭に重きをおいた宿泊施設ということで部屋は宴会などの食事会場としても使われることを想定しています。従って、12畳から24畳の広い(若干殺風景ともいう)和室が7部屋と和洋室が1部屋というバリエーションで、部屋指定も受け付けていません。

ただ、いずれの部屋も海に面しており一番狭くても12畳と十分の広さであり、今回のGotoトラベルの補助を考えるとフグコース2人分の金額で宿泊&朝食もついていると考えれば、非常にお得と捉えられます。

部屋 : 千草

で、私たちがアサインされた部屋は、ベターな部類に入るであろう20畳の千草という部屋でした。

部屋に入るとまずはこの眺め、これだけで大満足です。春帆楼がふぐ料亭&宴会を中心に展開していることを考えて、宿泊においてはそれほど期待していなかったのですが、滞在においてもかなり優秀な部類になるかと思います。

部屋の全体はこんな感じです。やはり宴会場としての雰囲気がそこそこ強いですが十分快適な部類に入るかと思います。宴会場然としているのは、畳の並べ方、照明の作り、机が3つもあるといったところですかね・・・

といった感じで、食事会場に適した部屋ではありますが、私たちの食事場所はここではなく、別にある食事処でした。それ自体はいいのか悪いのか、食事処も個室ですので影響ないといえば影響ないか、、、座卓か、テーブルかというところですかね。

食事から戻ると布団がセットアップされていました。

布団を敷かれると居場所に困るケースも多々ありますが、部屋が広いので座椅子&座卓を残したまま布団を敷けるのはメリットですね。サッシの密閉はしっかりしているので岩惣のように障子、カーテンを閉める必要もありませんし。

ウエルカムアメニティ&眺め

夕方5時にチェックインして部屋に案内された後、一通りの説明とともに抹茶と小菓子が用意されました。眺めの良い窓際でいただきます。

夕食が18時からなので食べちゃって大丈夫か?とも思いましたが、1日で、広島、長府、ウォーターフロントと3箇所も散策してきてヘロヘロでしたので食べちゃいました。ふわふわのムースみたいなお菓子で疲労していても食べられました。

そして独特で面白かったのが、この関門海峡を通る大型船の入航リストが置かれていたことです。通る時間ではなく港の入港時間ですのでこの時間通りに目の前を通るわけではありませんが、海上交通の要衝であり1日でこれだけの船が通るというのはすごいですね。

私たちの滞在した日は、それほど目立った船はありませんでしたが、それでも2〜3万トン級の貨物船などはよく見えました。昨今はコロナの影響でほとんど運行停止していますが、長崎で見た15万トン級のクルーズ船などが通る時は面白いでしょうね。一度見てみたいところです・・・

眺望は、門司港レトロの中心部は左手側の日清講和記念館に遮られてしまう感じでしたが、それでも十分開放的でした。2年半前に門司港レトロを訪れていますが、まさかこれほど遠くない将来に対岸から眺めることになるとは思ってもみませんでした。翌日訪れる予定の関門海峡ミュージアムはよく見えました。

バスルーム

水回りもゴージャスさはありませんが綺麗でした。シングルタイプの洗面の両側にトイレとバスルームがあります。トイレはウォシュレット付です。

お風呂は日本式の洗い場があるタイプ、浴槽は御影石の造作で凝っています。ちょっと深めなのでご注意ください。あとは、石造りですので熱めのお湯でいれないと温度が下がってしまいそうです。バスアメニティは、資生堂のボトルタイプが設置されていました。

お湯を入れるのが面倒な場合は他に家族風呂がありますのでそちらを利用してもいいかもです。

まとめ

春帆楼は全8室という小規模の宿泊施設で、部屋指定もできませんが、今回千草という部屋に宿泊しました。千草は20畳の和室でかなり広め、布団を敷いた時でも座椅子&座卓を維持でき快適でした。また、これはほとんどの部屋で共通かと思いますが、眺めが圧巻、門司港レトロの中心部は日清講和記念館に遮られましたが、それでも関門海峡を行き交う船が見え開放的な眺めでした。水回りも一通り清潔で快適な滞在となりました。

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