Egyptair (エジプト航空) MS751 (カイロ → ブダペスト) 搭乗記

カイロ空港では、ターミナル3からターミナル2への移動が必要で、入国せずにトランジット可能か不明だったのですが、意外とあっけなく終了し、その後は、お土産物屋を物色しつつ、ラウンジでゆっくりしました。

いよいよ3年ぶりのプダペストへのフライトです。カイロ → ブダペストは小型機Embraer 170です。これは4日前にケープタウン → ホエドスプルートで乗ったEmbraer 190よりも機体がさらに短く、定員が90名→70名と少ない機体です。どの位短いのか横から見たかったのですが、ボーディングブリッジからの搭乗で横からは見られませんでした。

機材 Embraer170

シート

2−2配列エコノミーのみのシングルクラスです。特典航空券としてはビジネスクラスのマイルを払っているのでエコノミー区間を乗るのは損なのですが、この区間はビジネスクラスがある中型機以上が飛んでないのでしょうがないです。まあ時間的にも3時間20分ということでそんなに長くもないので。

特典航空券で330日前、ほぼ受付開始時での予約のため前から2列目の座席を指定していました。最前列はブロックされていて、非番?復路?のエジプト航空のパイロット2名が携帯ゲームをしていました。

座席は革張りで色合いもオシャレです。ケープタウン → ホエドスプルートで乗ったSAエアリンクのタイプは窓とシートの位置がずれていましたが、こちらは窓との間隔も適切で外を眺めるのにちょうどいい位置関係になっていました。

機内食

この機体はリージョナルジェットと呼ばれることからも近距離で使われることが多く、通常オーブン設備はありません。機内食はあってもコールドミールだろうと全然期待していなかったのですが、なんとホットミールが提供されました!!!

しかも2種類「ビーフ or チキン」で。食器類・カトラリーはプラスチック製ですが、Egyptair Expressの機体色に合わせて水色で専用で作られているようです。

ビジネスクラスの食事はもちろん好きですが、このアルミの蓋の食事も何気に好きです。

チキン

チキンはリガトーニでした。前菜としてのキュウリ入りヨーグルトと甘いバクラバのようなデザートもついています。この辺中東が感じられます。

ビーフ

ビーフはオクラと牛肉を煮込んだものとサフランライスでした。

オクラはアフリカ北東部が原産で、エジプトでポピュラーな食材です。紀元前から栽培されていたということで、今回エジプトには入国しませんでしたがエジプトらしさを感じることができました。

普通に美味しく、ペロリと完食です。前菜、デザートはチキンと共通です。

また、ヨハネスブルグ → カイロ路線でお気に入りになったマンゴージュースに再び遭遇です、お代わりしてしまいました。

窓からの眺め

アドリア海に沿ってブダペストに向かいます。見えているのはギリシャ周辺です。エメラルドグリーンの海岸を持つリゾートっぽいところも上空から確認できました。

この辺はまだ訪れたことがないのでいつか訪れてみたいところです。

まとめ

今回の旅行で3回目となるリージョナル機でしたが、シートは2−2で快適、機内食も想像を超えてホットミールでの提供、そのうちの1つはエジプトの味を楽しめかなり満足できました。全く同じ路線のカイロ → ブダペストに乗られる方はほとんどいないかと思いますが、エジプトからのマイナー路線ではこの機材が結構使われています。2時間以上のフライト時間の場合エジプシャンのホットミールが期待できるかと思います。

長距離路線と同じくお酒の提供はありませんのでその点はご注意ください。

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