2019年始はゆっくりするつもりが急遽旅行に・・・

2018/12/29の昼下がり

2019年2月の台湾行きのチケットを手配したので年末年始はゆっくりするつもりでしたが、休みに入って早々の12月29日、ふと年末年始の埋まり状況を調べ始めたのがきっかけでした。

とはいえ、もう年末年始休暇に突入していますのでそれほど長い期間での旅行は無理です。海外はさすがに厳しいですし、国内も飛行機を使うと帰省ラッシュなどと重なり高額、とすると東京から電車で行ける範囲で1、2泊が現実的です。

  • 東北方面は、太平洋側は2016年GWに平泉、仙台方面に行っていますのでパス。日本海側も今年は大寒波が来ているので今じゃないでしょ・・・
  • 名古屋方面は、2016年の年末に名古屋、伊勢、2018年5月にも名古屋に行っているのでちょっと・・・
  • 伊豆方面は親族が住んでおりしょっちゅう行くので旅の情緒を感じない。
  • 箱根は駅伝があり大混雑。

ということで、北関東か甲信越あたり。。。その辺をターゲットに1月3〜5日あたりのホテルの空き状況をいくらか調べてみます。普段から比べたら当然高いですがそれでも許容範囲のホテルもポツポツあります。

日光金谷ホテルで空室発見

そんな中でふと、いつか行かなければいけないリストに入っている「日光金谷ホテル」にも空室が、、、このホテルは日本最古の洋風クラシックホテルの1つで、いくつかの建物は登録有形文化財及び近代産業遺産に認定されています。で、値段もなんとか許容範囲です、これも何かの縁、行っときますか。

http://www.kanayahotel.co.jp/

日光といえば世界遺産の二社一寺を持つホーリープレイス、新年ということでどれだけ混むか分かりませんが初詣として訪れるのにもふさわしい場所といえます。

ちょうどhontoで旅行ガイドブックが1冊300円のセールをしていたので早速買ってざっくり地理関係を把握します(ついでに近郊の宇都宮など関係しそうなとこと、関係なくてもいつか行く可能性があるとこなどもこの際買っておきます (^_^)/ )。結果、日光金谷ホテルは日光の寺社までは十分歩ける範囲、日光観光のベースキャンプとして非常に優秀な立地だということが分かりました。とりあえず、滞在2日前(12月31日)まではキャンセルチャージもかからないということで部屋を抑えにかかります。

プランはホテルの部屋のタイプと食事の組み合わせですが、折角のクラシックホテルです、食事も楽しみたいところです。セットになっている夕食の多くは11,000円台のコースで、それらはメインは名物料理である一方残りのメニューは普通です、うーん、イマイチ。ちょっと高くなりますが16,000円台のクラシックディナーというコースが、全て100年前のレシピから厳選、再現した料理ということでそちらの方が満足度は高そうです。

https://www.kanayahotel.co.jp/nkh/restaurant/dinner/

そのクラシックディナー付きのプランはこんな感じでした。

  • 1/3 スタンダードA … 残り1室 59,000円
  • 1/4 デラックス(モダンタイプ) … 残り1室 67,000円
  • 1/5 スタンダードB、C … それぞれ残り1室 クラシックディナー付プランなし

この価格だけで見ると確かに高いですが、先のディナー代(2名分で32,000円)を差し引いた「部屋代(朝食付き)」の値段は、スタンダードAで27,000円、デラックス(モダン)で35,000円です。お正月のピークシーズンの値段としてはそれほど悪くないかと。

デラックスは、クラシックな雰囲気の部屋であれば検討したのですがモダンタイプは青い絨毯で部屋の雰囲気としてはスタンダードAとそんなに変わらなそうです。であればスタンダードAの方が安いし、1/3で一日早くいけるしということでスタンダードAに決定です。2日前までキャンセル可ですので12/31までに別の部屋が出れば取り直すことも可能です。

バリューアップのアレンジ検討

普段旅行をプランニングする際、移動時間、移動コストのオーバーヘッドを出来るだけ抑えるために滞在を長めに計画する私たち、1泊だけで旅行に行くことはほとんどありません。その定石に従い今回も前後にどこか近郊を組み合わせられないか検討しました。中禅寺湖や鬼怒川温泉などが組み合わせられるとアクティビティに広がりがでて良かったのですが、さすがピークシーズン、両地ともめちゃ高でした。となると人気の観光地は諦めて、都市部で逆に人が減りそうな宇都宮???餃子は有名だけどちょっとそれ以外魅力が、、、東京への移動に東北新幹線が使えるのでこれを機にグランクラスに乗ってみるか? とも思ったのですがコスパ悪し、今回はやめておきました。

冷静に考えれば東京から日光は、移動に関わる時間は2時間程度、コストも片道3,000円程度ということで、特に1泊でも交通のオーバーヘッドは気になるほどではないということでアレンジなしにしました。

移動手段の検討 : 日光詣スペーシア

日光金谷ホテルでは「百年ライスカレー」というこれまた100年前のレシピを元にしたカレーを提供しています。折角の機会なのでそれも試すべきというリクエストがあり他の予定との兼ね合いで考えると初日のランチのタイミングしかありません。また、ランチは予約できないため結構混むという情報もあり、特に三が日ですので対策が必要です。結果として、オープン直後の11:00に合わせて入店しブランチとして食べて、その後で東照宮など観光に行く形がいいのでは?ということになりました。朝からカレー?というのはありますが、ホテルに寄ることで手荷物も預けられるし、夕食もヘビーなので時間を空けるのにもちょうどいいということで最善かと判断しました。

日光へは、新宿からと浅草から直通の特急が出ていてどちらでもいいのですが、この時間に合わせて検索すると浅草発がたまたま「日光詣号」という金色のおめでたい車両でした。これは縁起がいいということで浅草発日光詣スペーシア号に決定です。

2日目の帰りはどれだけ観光に時間がかかるかも分かりませんし、今のところ空きはいくらかありそうなので予約は取らずに行くことにしました(これが一気にあんなに埋まってしま位苦労することになるとは…)。

日光観光プラン&食事

日光の寺社は日の短い冬の時期は16時位が最終入場になります。したがって、観光できる時間は、初日はカレーを食べた後の12:30位から夕方まで、2日目は(頑張れば)朝から夕方までになります。2日目のお昼は輪王寺北東側にある堯心亭でゆばを使った精進料理のお手軽コースが予約できましたので、その近辺の観光としたいです。そこから北の山岳部にも滝尾神社、白糸の滝等関連寺社がありますので余裕があればそれらも対象としたいです。

とはいえ、混雑具合がさっぱり読めませんので、状況により対応できるよう柔軟性を持たせておきます。

  • 初日:
    日光街道を散歩しつつホテルへ → (百年ライスカレー) → 神橋 → 日光東照宮 → 二荒山神社 → 輪王寺大猷院(回りきれるところまで。もし回り切れなければ翌日にリスケ)
  • 二日目:
    輪王寺 → (堯心亭で昼食)→ 初日の積み残しがあればそちらを優先、なければ滝尾神社、白糸の滝等北部散策 → 日光街道でお土産、軽食

まとめ

2019年のお正月は家でゆっくりするつもりでしたが急遽1泊で日光に初詣に行くことに。宿泊はいつか行かなければいけない事になっていた?日光金谷ホテル。部屋はスタンダードAですので期待出来ませんが、食事は初日昼に百年ライスカレー、夜は全て大正時代のレシピで構成されたクラシックディナー、翌朝はこれまたシグネチャーディッシュであるオムレツを含むアメリカンブレックファストと3食金谷ホテルメニューを満喫です。私(嫁)は、余裕があれば数量限定の百年カレーパイやロイヤルブレッドも買って帰る気満々です。2日目のお昼は、「明治の館」の精進料理「堯心亭」のゆばを使った精進料理、観光は、世界遺産の2社1寺を中心に、初日の午後と2日目に混雑具合に合わせてお参りです。華厳の滝はまた今度、相変わらずの食道楽プランとなりました。

 

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