Scoot (スクート) TR869 (成田 → バンコク) 搭乗記

いよいよ、スクートにてバンコクに向けて出発~!

満席のScootのなかで携帯で書いています。あと、1〜3時間位で到着のはずです。昨日の夜に事前の空き状況をチェックし満席っぽいことが分かっていましたので辛さは思ったほどではありません。機内エンターテイメントもないので、心頭滅却しブログを書いて時間が経つのを待っています。

今日ここまでの記録を振り返ります。(帰国後、多々追記)

成田空港まで移動

成田空港は悪くありませんが、成田空港までの移動は時間もかかり値段も高く悩みの種です。よく使われる成田エクスプレスやリムジンバスは3,000円オーバーです。私たちの住居の近くにはリムジンバス乗り場が徒歩圏にありますが、便数が少ないので時間が合うタイミングが少なくあまり活用できていません。

今回のスクートは 成田を10:00発ですので8:00位には到着しているのが安全です。家から3kmほどのところから成田空港への格安シャトルバス(1,000円)が発着しています。そこまでタクシーで行く必要がありますが、タクシー代を加味しても格安シャトルパスの方が安いです。

しかーし、初乗りが410円になってから全然予約が取れないヾ(。`Д´。)  980円で優先するとかいうタクシー会社もありますが、時間のコミットがないので今回は諦めました。止むを得ない、高いけどリムジンバスで行くことにしました。

成田空港でやるべきこと

今回成田空港でいくつかこなす必要があります。

Tasks

  1. チェックイン :
    最近はオンラインチェックインが一般的になりほとんどそれで済ませていました。しかしながら、スクートはシンガポール発とベルリン発しかオンラインチェックインに対応していませんヾ(。`Д´。)   満席っぽいということでどれだけ並ぶことになるか…
  2. 出国審査 :
    プライオリティレーンは使えません。成田第2ターミナルは北、南2箇所あり、時間により混雑が偏るので空き具合を見て選択しようと思います。
  3. 両替 :
    普段現地通貨はクレジットカードのキャッシングで入手するのですが、今回エジプトでのビザの支払いに米ドル(USD)が必要になります。米ドルのストックがないので久しぶりに空港で両替が必要です。
  4. スーツケースラッピング:
    今回の旅行に合わせスーツケースを一つ新調しました。キャリーオンサイズですがLCCはキャリーオンラゲージにうるさい(重さ)みたいですので、この路線はチェックインしようと思いますが、いきなり傷だらけも避けたいのでラッピングサービスを活用します。
  5. 食料調達 :
    スクートエコノミーは機内食は有料です、しかし見た感じ価格に見合ってない感じ。Webサイトでは(機内放送でも)機内で買った飲食物以外はご遠慮くださいとのことですが、7時間のフライトで厳格にやると、脱水症状や関連したエコノミー症候群などに影響があります。
    そことの兼ね合いか派手にやらなければ暗黙で許容されているとの情報もありますので自衛?自営することとします。着いたらマリアージュフレールのアフタヌーンティーだ!

という、時間が結構かかりそうなタスクもありますが、出発1時間45分前の8:15分着に到着するリムジンバスで向かいます。さていかに・・・

成田空港でやるべきこと実績

リムジンバスは時間通りに8:15に着きました。

スーツケースラッピング

チェックインの前にラッピングが必要ですが、バスの中で調べたところ、ラッピングサービスはちょうどスクートのチェックインカウンターBの目の前でした、先客は誰もおらず5分で完 … Task ④ 完了

そのままチェックインのキューに並びます。

チェックイン

満席の割には行列はそんなでもなかったです。もうすでにピークを過ぎていたのかな???オープンしているカウンターの数も多く、キューもサクサク進み、特に苦痛を感じることなく10分程度で完了 … Task ① 完了

外側の両替は各銀行10〜15人程度並んでいます。これはパス、制限エリアにもあるので、中に入ってからチャレンジします。そこも混んでいるようであれば、最悪はバンコクでも可能ですので … Task ③ 保留

出国審査

セキュリティチェック、出国審査もガラガラ、5分で完了しました。 … Task ② 完了

8:40には制限エリア到達です。

搭乗開始予定は9:15とのことですので思い切り余裕というわけではありませんがもうそんなに急ぐ必要はなさそうです。

ターミナル2メインビルディング(出国審査後すぐのところ)の両替は出国前にも増して混んでます。ここもスキップ、サテライトの銀行に賭けます。 … Task ③ 保留

免税店を冷やかすものの特に買うものはなく、スクート発着ゲートのサテライトに移動します。このメイン-サテライト間は以前はシャトルで繋がっていましたが、今は動く歩道と徒歩で自力で移動する必要があります。サテライト側の銀行はガラガラでした、さあ両替しようと思ったものの、キャッシュレスに慣れててしまった私たち、現金(日本円)を持っていませんでした (+_+)  ATMで引き出すにしても、ターミナル2の制限エリアには一台、しかもメインビルまで戻る必要があります。時間的は微妙、うーん、これはもうバンコクかな、ということでゲートに向かいます。

食料調達

ゲート前の売店で朝ごはんのおにぎりとランチパックを買って食べました … Task ⑤ 完了

と、アナウンスが。到着機材遅れのため、出発が遅れるとのこと。両替再チャレンジ行っときますか…

両替大作戦

遅延がどの程度になるのかはまだわかりませんか、機材がまだ到着していないことを考えると30〜40分程度は取れるかと思います。私(嫁)がゲート前に待機し、搭乗開始がかかったら電話連絡することにして、私(旦那)がこのミッションをこなします。

流れに逆走し、颯爽とメインビルに向かう歩道でふと気づきます。そういえばキャッシュカードも家に置いてきた・・・

ほかに現金を手に入れる方法は???クレジットカードでのATMキャッシングやむなしか。海外では現地通貨キャッシングを活用しますが国内では利用したことがありません。ビザは一人25ドルという事前情報ですが値上がりの噂もあったりでジャスト50ドルは心もとない、キャッシングは1万円単位だろうかという想像で2万円キャッシングしました。

再びサテライトに戻ります。銀行窓口は誰も並んでおらずすぐに対応いただきました。レートの良し悪しは分かりませんが、混雑具合で言えばサテライトの京葉銀行が空いていておススメです。ちなみに円建てでの金額指定が可能でした。2万円下ろす必要はなかったかー、1万円を両替、87ドルゲットに成功しました。… Task ③ 完了

これでタスクは全て完了です。

ただ、両替に関しては預金口座から引き出せていれば完璧だったのですがキャッシングという形で借り入れ利息が気になります。三井住友カードだったのですが、飛行機を待っている間にネットで検索するとネットで即時返済ができるとのこと、キャッシングした15分後に調べるともう残高が反映されていました。その場で返済手続きをすすめ、インターネットバンキングで表示された口座に振り込みを実施、利息なしで返済を完了できました。

これはなかなかいい経験をしました。今までもジョギングなどの際にカードは持っているけど現金がなくて困ったケースが何回かありました。今後そうしたケースで応用可能です。いろいろと満足したところで、搭乗開始となりました。

LCCエコノミーロングフライト

オプション

LCCでは、今まで多くのレガシーキャリアで自動的に含まれているサービス、機能をオプションとして切り出すことで、フライト自体の値段を下げています。

スクートでオプションとなっているのは以下です。

  • 預入荷物
  • 座席指定
  • 優先搭乗
  • 機内食
  • スリーピングキット
  • 機内エンターテイメント

この中で、今回選択したのは預入荷物2つ分、座席指定2つ分です。

預入荷物はバンコク経由で10日の旅程ですので荷物削減にも限りがあり、スーツケース(20kg)2つ分を購入(具体的にはフライ・バッグプランで2席購入)しました。座席指定は、普通席だと1,000円程度、機内前方のScoot in Silence(座席は普通席と同じだけど、機体前方で静かに過ごすエリア、子供不可)で1,500円程度、バルクヘッドなど前に席がない広い席が5,000円程度といった感じで、どうせならとScoot in silence席を指定しました。

Boeing 787 シート

予想通り満席でした。

優先搭乗買っていませんので登場した時には既に多くの方が、、、見渡した感じでの写真は取れていません。

エコノミーの座席配置は3−3−3です。窓側の2席をとりました。シートピッチの狭さはそんなに感じません。ボーイング787ですので、安定飛行後は集中コントロールで暗くされてしまい暗い写真しか撮れませんでした。

狭さは気になりませんでしたが、このシートには一点変なところがあります。

それは肘掛に照明やCAさんのコールボタンがあり、意図せず押してしまう事故が結構頻繁に起こっています。これは誰も得しない仕様で改善した方がいい点でしょうかね。

機内での飲食

さすがLCC搭乗の同士たち、傍若無人なルールには屈せず、ほとんど誰も機内食はオーダーしていません。

私たちの搭乗したブロック(Scoot in Silence)で機内食を食べていたのは1人だけでした。すごいぞ、みんな!!!持ち込んで飲食している人はちらほら、卓越した上級者?は7時間ホントに何も飲食していませんでした、オーラが出ていました。

私たちと同じ新参者の中にはパンを口に運んだタイミングで後ろからきたCAさんと目が合ってた方もいました (^^♪(でも飲食物持ち込みに関して何も言われてなかったです)。

他のお客さんと同調する意味でも出来ればオーダーせずに済ませられれば、それが1番かと思います。

まとめ

今回は7時間という長時間、満席、機内での飲食制限ありというフライトの中では相当過酷な条件でしたが、なんとかこなすことができました。

飲み物はあまり飲まず(二人でペットボトルのお茶1本)、食べ物もオーツクッキー、飴程度、席も窓側2席でしたのでトイレにも1回も行かずにひたすら電子書籍で買った本を読もうとしましたが、あまり面白くなくだいぶ時間を持て余し、途中からこのブログを書いていました。

ブランケットをレンタルさせるために機内は相当寒いという噂もありましたが、寒さはあまり感じませんでした(満員だったから?)。とまあ、決して快適とは言えませんが、東京-バンコクのそこそこ長距離の移動が諸経費込みで18,000円弱であればコストパフォーマンスは非常に高いと感じました。満足です!

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