バンコク観光 ~王宮 (ワット・プラケオ) ~

バンコクの観光地で一番有名な王宮を訪れました。前回10年前に訪れた時は、ワットポーとワットアルンを訪れましたがここは訪れていません。急遽バンコクに降り立ったため下調べもなく、ガイドブックの中で「見たい」と思った2つ(寝ている大仏と登れる仏塔)をチョイス。王宮のイメージは、皇居とか御所みたいな感じでしょ?と余り興味も無かったのですが、まさかこんな派手派手だったとは・・・

金ぴか王宮

入り口から入るとすでにこんな景色です。とにかく金ぴかさに圧倒されて、苦手な人混みにも関わらずテンションアップしました。

よく見ると、すごく細かな装飾がされていることが分かります。どこを見ても溜息が出る様な装飾がしてあります。これは今まで様々な寺社仏閣を見ていますが見たことないレベルでした。

しかも南国らしくカラフル、よーく見ると一つ一つの石の埋め込み方がばらついていたりしますが、これだけ埋め込んだなら許すと思えるくらい手の込んだ装飾です。

周りを囲む回廊

寺院群が立体的な造作とモザイクでできているのに対し、回廊には絵が書かれています。こちらも金をふんだんに、派手派手な感じです。

いつ描かれたものなのか不明ですが、中央の建物は微妙に消失点がズレてるけど二点透視図法???遠近法確立のルネッサンス初期なんでしょうかね、アジアはまた違うのかな・・・

こちらも対象ごとにいろいろな図法が混在していますが、細かな部分まで丁寧に書かれています。回廊を歩くと金が外光によってキラキラと浮かび上がりきれいです。その絵が周りの回廊の内側をグルーッと囲っています、かなりの大規模です。

面白モチーフ

スワンナプーム空港で以前お会いした記憶があります。プーケットに行く予定が、プーケット空港閉鎖につき流れ着き付け焼刃で調べただけの不安なバンコク到着で、恐ろしい表情でより不安を増強してきた方々です。守護神とのことですが、、、

ガルーダっぽい使い魔っぽい方々が王宮を囲んでいます。このアングルはお気に入り。

黄金の仏塔を支える方々。支えてくれてるんですね。ちょっと力を入れにくい体勢かと思いますが・・・

これぞバンコクという、金ぴかのツーショット。この仏塔は上の方々が支えています。

アンコールワット

なんと、タイの王宮に「アンコールワット」があると聞いて探しました。メインの寺院の裏手に回ると・・・金ぴかじゃないものがあるので逆に目立ちます(笑)

アンコールワットに憧れたラーマ四世が敷地内にミニチュアのアンコールワットを作ってしまったとか。王宮自体が割とクメール文化の影響を受けています。 バンコクでアンコールワットが見られるなんてラッキーです。人のサイズから意外と大きいものだと分かるでしょうか。石造りで回廊も細かく細工されています。

2017年4月にアンコールワットへ行く予定でしたが、香港乗り継ぎの段階で諸事情により断念した苦い思い出があります。今回、ようやくその姿を拝むことができたと喜んでいた私(嫁)でしたが、ここでお気に入りのサングラスを紛失してしまうという、更に苦い思い出を塗り重ねてしまいました。

私たちはアンコールワットには縁が無い、というかむしろアンコールワットの呪いなのか…?

まとめ

タイの国民が誇りに思うのも納得の素晴らしい場所でした。国宝のエメラルド仏とか仏舎利のある仏塔とか、そういう細かいことを抜きにして、金ぴか芸術と面白い絵や像と蓮の花など、予習無しでも十分楽しめます。

入場料が高額で、一瞬戸惑ってしまいますが、納得の観光スポットでした。観光客は多いですが、広いので人の多さもそこまで気にならなかったです。ここは1度は絶対行くべき観光スポットだと思います。

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