ワルシャワ観光 〜【世界遺産】ワルシャワ旧市街 (昼編)〜

旧市街方面は夜も2回散策しましたが、昼間も2回行ってしまいました ^ ^
ワルシャワはみんな夜遅くまで遊んでることもあり朝8:30はあまり人がいません。こんな朝の散歩ができるのもホテルの立地の良さのおかげです。

クラクフ郊外通り

なぜワルシャワなのにクラクフなのか???郊外でもないし、、、渦巻状の若干アールヌーボーっぽい街灯がおしゃれです。

また、昼間見ると建物は非常にカラフルでした。とはいえ、いずれも彩度を落としたパステル系ですので統一感があります。ラトビアのリガやエストニアのタリンの色使いに近い印象です。

聖アンナ教会

王宮広場手前に立派なバロックの教会があり、扉が開いており、観光客っぽい人も出入りしていたので私たちも入ってみました。中はかなりゴージャスでした。超バロックです。

前方を堪能し、振り返るとそこにはパイプオルガンが。こちらの造形も手すりの大理石の色合いが、茶系&緑系の組み合わせで街並みとも統一され素晴らしいです。これも再建なんでしょうね。

展望台

この教会には展望台があり、ふと看板が出ていたので登ってみることにしました。やっぱりエレベーターはなく螺旋階段を頑張って上ります。あまり気にせず入場しましたが、思いのほか段数がありますので体力と相談の上チャレンジください (^-^)

なんとか上まで到達しました、、、

天気が良かったこともあり想像以上に爽快です。旧市街方面はこんな感じです。広場の塔より高い部分まで登ってきているのが分かると思います。雲が流れるのに伴い、日が差したり曇ったり、視界の明るさが微妙に変わるのと、風が気持ちよく、なんだかんだ15分位は滞在してしまいました。

南西方向、文化科学宮殿、ワルシャワ中央駅方面です。

距離がありますがこちらには高い近代的な高層ビルがいくつか見えます。それ以外はせいぜい10階建未満の低層の建物で空が広いです。

東向きはワルシャワを南北に流れるビスワ川、その対岸は緑がいっぱいです。

王宮前広場

左側のピンク色の大きな建物が旧王宮ですが、オープン時間が結構限られていて結局内部には入りませんでした。また今度余裕のある時に入場してみたいと思います。写真中央の白色の塔が先程登った聖アンナ教会の展望台です。

旧市街

この旧市街(&王宮前広場も)は、ワルシャワ歴史地区として世界遺産に登録されています。ヨーロッパの旧市街は、結構○○歴史地区として世界遺産に登録されており、そんなに珍しくもないのですが、このワルシャワはそれらとは違う大きな特徴が1つあります。

それは、一度戦争で破壊され第二次世界大戦後に忠実に復元されたという点です。ということは、古くても1945年以降、、、世界遺産に登録されたのが1980年ですので、当時はたかだか築35年程度の建物群の街並みが歴史地区として登録されたということです。これはなかなかユニークです。今現在はそこからさらに40年経っていますので、これらの建物ももう築75年程度になりました。スクラップ&ビルドを繰り返す日本に住む人間から見ると十分古く感じますがヨーロッパの他の旧市街は築700年とかが普通にありますのでそれらと比べるとだいぶ若いですね。

旧市街広場に向かう途中に出くわした教会ですが、彫刻のリアリティが素晴らしくパチリ、これは比較的新しいモダンな雰囲気ですね。

旧市街広場

再建された建物群は微妙に階高が違います、一個一個再現したんでしょうね。

ゼロから作るとなるとその辺は統一しちゃいたくなりそうなものですが。。。中央には、この広場のシンボルである剣と盾を持った人魚像があります。それほど大きくはないです。築70年を超えてきていますので、ところどころ修復している建物があります。

下半身部分が魚なのかは言われないとよく分からない感じです・・・

夜にも行ったトゥルデルニーク再びです。旧市街広場との位置関係はこんな感じです。興味のある方は探してみてください。

バルバカン

もともとここワルシャワの旧市街は城郭都市で、バルバカンはその入り口で防衛を司る砦の様式で馬蹄形をしているのが特徴のようです。世界で残存しているバンバルカンは3つ、うち2つがポーランド、こことクラクフ旧市街にあるようです。

これがバンバルカンです。馬蹄形の先端部に門があり閉じれるようになっており、外に向かって銃口が並んでいます。結構死角がありそうなので強かったのかどうかは謎です。3箇所しかないのにはそうした理由もあるかもしれません。

琥珀

ポーランドからエストニア、サンクトペテルブルクに至るバルト海沿岸は、琥珀の産地として有名です。琥珀は木の樹脂が固まったものですが、バルト海では海岸に打ち上げられる形で発見されるようです。特に台風のあとなど海がかき乱された後に海岸に流れ着いた漂流物の中から見つかるということで沿岸一帯が産地になっています。

記念にリーズナブルな琥珀をお買い上げ〜

茶色透明なハニー系と乳白色のミルキー系の大きく2種類があるようですが、ハニー系を購入、こんな感じです。

まとめ

特に何をしたという訳でもないですが、散策していて気持ちのいい地域です。

有名なヨーロッパの旧市街に比べ、治安が良さそうなところ、人が程よく少ないところ、一度戦争で焼失していることが関係しているのかもしれませんが、ゴミゴミしている場所と一方で旧市街につながるクラクフ郊外通りなどは歩道も広く開放的で気持ちいい場所がありそのコントラストが魅力的に感じます。結局、昼夜2回づつ計4回も行ってしまいました。私たちは歩いて行きましたが、王宮前広場には地下鉄駅もあり中央駅方面に滞在の場合もアクセスは悪くありません。

小腹が減った際は、チェコのおやつですけど、是非トゥルデルニークもお試しください・・・

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