ICE 727 (フランクフルト → ミュンヘン) ファーストクラス乗車記

フランクフルト中央駅

高く明かり取り付きのアーチ天井がヨーロッパの駅舎の特徴です。そして車両が結構汚れているのも海外の鉄道あるあるです。

日本の鉄道はあまりディスカウントがありませんが、海外の鉄道では事前に買うとかなりディスカウントされるケースがあります。

この当時もフランクフルトからミュンヘンまでの400km(東海道新幹線だと東京から京都の手前、岐阜羽島くらい)、ファーストクラス(グリーン車相当)で1人当たりEUR40.5(5,500円)という破格で迷わず予約しました。インターネットであらかじめ購入するとPDFが送られてきて、それがそのままチケットになります。非常に楽です。PDFはこんなのです。

多くの鉄道では車内での検札になるのですが、この時は車両に乗る際にチェックがありました。ホットドッグを持ってるのでちょっと待ってねと・・・

ICE 727

フランクフルトを18:54に出発、ミュンヘンには22:08に到着、所要時間は3時間14分です。速度としては新幹線の方が早いですね。

シート

ファーストクラスは1−2の1列3席、一部シートは対面シートになっており中央にテーブルがあります。せっかくですのでそちらのシートをあらかじめ予約していきました。日本にはあまりないレイアウトで海外の鉄道に乗っているのを実感します。

ICEでは座席指定は有料ですが、ファーストクラス運賃には座席指定料金が含まれているので積極的に好みのシートを選んでおくと満足度が高いかと思います。

まだ明るいですが、すでに時間的には19時ということで今晩の食事を。

私(旦那)は2度目のフランクフルトです。うーん、まあ、こちらは駅売店で買ったこともあり普通ですかね。長いタイプのソーセージを2つ折りに、肉の分量がなかなか多いのとパンが硬めで好みという点はあります。

フランクフルトでフランクフルトを食べることに意味がありました。

私(嫁)は、時差を考えるとすでに深夜ということでフルーツが食べたくなったようであっさりと。

眺め

フランクフルトをでてすぐECB(ヨーロッパ中央銀行:ユーロの通貨流通量を管理している銀行、ユーロ圏の金融政策の本部)のすぐそばを通りました。鉄の橋やマインタワーの展望台からも見えてたんですけどね。結構大きなビルだったんですね。

そして10分も過ぎると、、、超田舎〜、丘陵地帯に牧草地や畑などこれもドイツの一面ですね。

その後は、、、

さすがにもう眠くて寝落ちを繰り返していました。ほんとは荷物があるので寝るのは良くないんですが、流石にICEのファーストクラスだし大丈夫かとも思いつつ。

ミュンヘン中央駅

ようやくミュンヘンに到着、長い1日でした。さてホテルに、と電車を降りると超寒い!温度は20度を下回っています。夏場に長袖を着てちょうどいいというのはある意味贅沢です。

まとめ

ミュンヘン行きのフライトが売り切れたことで、フランクフルトに降り立ち、ついでに軽く観光したあとICE(ドイツ国鉄の新幹線)でミュンヘンまでやってきました。

ICEは400kmの距離で3時間強かかるのは日本の新幹線より遅いですが、ファーストクラスで5,500円というのはセールプライスとはいえ格安です。ファーストクラスは1-2の余裕のあるシート&レイアウトで快適でした。

ちょっと初っ端から飛ばしすぎました。時差の調整がついてない中で夜遅くまでの移動はなかなか辛い状況となりました。ホテルは駅からすぐ近く、ここまでくればあと少しです。

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