Etihad Airways (エティハド航空) EY7 (アブダビ → フランクフルト) ビジネスクラス搭乗記

夢のようなファーストクラスでアブダビに到着した後は4時間後8:55発のフランクフルト便に乗り継ぎます。4時間も乗り継ぎ時間があると街中に繰り出したくなってしまいますが、今回は到着後が忙しいのでおとなしく空港内で過ごします。

アブダビ空港

初めての中東の空港は、キンキラキンの内装、デザインも個性的でした。サインにあるアラビア文字も独特でエキゾチックです。

よくある免税店のほかにはベドウィンテントみたいなお土産物屋も並んでいます。また、そんな雰囲気の中にフェラーリの懸賞があったり、、、不釣り合いというか、今となっては中東らしいというか・・・

小物はラクダの置物やシーシャ(水タバコの道具)などよく行くアジア、ヨーロッパでは見かけないものもあり面白いです。荷物になるので買い物は帰りに立ち寄った時ですかね・・・

Etihad Premium Lounge(T1)

とりあえず最寄りターミナル1(T1)のラウンジに。さすがエティハドの本拠地、ソファーエリアと別にちゃんとしたダイニングスペースもありました。ランチョン、ナプキン&カトラリー、グラスなどが並びレストランのようです。

オーダーを取りにきてくれるわけじゃないですけどね。

雰囲気がいいとついつい座ってしまいます。そして全然お腹が減っていませんが手持ち無沙汰でちょこっとつまみます。

朝からカレーがありました、UAEは国民1,000万人弱のうち純粋なアラブ人は15%と言われています。残りの外国人の中ではインド人が最大で140万人、次がパキスタン人ということで、カレーが置かれているのもそういった事情からでしょうか。

Etihad Premium Lounge(T3)

とはいえ、さすがに4時間となると暇を持て余しターミナル内を散策に行きます。そしてターミナル3まで遠征しラウンジにも入ってみました。

こちらのラウンジは窓もあって明るく、より広く快適でした。帰りはシャワーも浴びる必要がありますしできるだけこちらに来ようと偵察します。

とか考えているうちにまた食べ物を持ってくる私(嫁)。

先ほどのは食事、こちらはデザートということのようです。ご当地のアラビックコーヒーもありました。

なんとか時間を潰しいよいよ搭乗開始です。

Airbus 340-600

シート

当時?今でも?流行りのスタッガードです。フルフラットの快適性と乗客数のバランスを取った仕様ですね。コンフィグはファーストクラスと同じ1−2−1ではありますが、1列ごとにちょっとずらして交互になっていますので、捉え方によっては2−4−2ともいえ、各席のシート幅はちょっと狭く感じます。

この便は昼便で砂漠の眺めを楽しみに窓側の席と縦に2席で取りました。A346はよくあるA343の長胴型ですが、搭乗率は50%くらい(それで意味あるの???)、余裕がありました。

最新のB787-900では後ろ向き席を導入しより快適になっています。こちらを参照ください。

機内食

フランクフルトまでは7時間5分とそこそこかかります。アブダビ8:55発でフランクフルトに14:00に到着します。

機内食は軽めのメニューと、3コースの食事があり、飛行中いつでも好きな時間にオーダーできます。今回は、離陸後に私(旦那)が軽食を、私(嫁)はラウンジで食べすぎたので飲み物だけ、そして着陸2時間前に2人とも3コースランチをお願いしました。

軽食

軽食の選択肢は、やはり朝食を意識しているラインナップですかね。

  • パン&パストリー
  • フルーツスムージー
  • ヨーグルトとグラノーラ
  • シリアル各種 クリーム、ミルク
  • チーズ、ドライドトマト、ルッコラのライロール
  • ビーフサンドイッチ
  • バクラバ

ライロールがおすすめということでコーヒーとともに頂きました。サイズも軽食としてちょうどいいですが、パンも一緒に来るんですね。

ランチ

前菜は、私(嫁)がアラビックメッツェ、スープ好きな私(旦那)はセロリスープをオーダーです。

アラビックメッツェは、豆のペーストであるフムス、米やひき肉などを香辛料で味付け葡萄の葉っぱで包んだドルマ、オリーブ、サイドにはピタパン、エギゾチックです。日本ではあまり一般的でない料理で楽しめます。

細長いビジネスクラスでの食事風景です。

スープもセロリがたくさん、見てくれはあまり映えないですが味は美味しいです。そしてやはりパンは頼まなくてもサーブされます。

メインは私(嫁)は鶏胸肉料理をオーダー、ソースは、モロッコ風のなすとトマトのスパイスソース、ほうれん草ご飯は中華圏でよく見ますが珍しい感じですね。

私(旦那)は、バラマンディという魚のグリルに。こちらも聞いたことがない魚ですが、インド洋のスズキ目の魚ということでお味は申し分ありません。

私(嫁)はデザートも。ピスタチオのケーキにベリーソース、右側の海ぶどうみたいなのは、バジルゼリーということです。エギゾチックなところもありますが、立体的な盛り付けは綺麗です。

美味しく頂きました。

ドリンク類

宗教的にお酒を飲まない中東系ということでお茶が充実しているのがなかなかいいです。普通の紅茶に加え、モロカンミントティー、カモミール、日本の煎茶などもあります。そしてチョコレートなどと一緒にサーブされるこだわりようです。

窓からの眺め

初めての中東ということで、砂漠が見えるか楽しみにしていました。ルートとしては、アラビア半島のルブアルハリ砂漠を横断、紅海に出てそこからはまっすぐシナイ半島上空を通り、地中海、バルカン半島、ドイツというルートでした。

離陸直後に見えるアブダビの住宅街、砂っぽい感じですが家自体はすごく大きい、高級住宅街なんでしょうかね。

そしてしばらくすると、砂漠です。

自然だけでなくこんな人工的な施設もありました。何かの養殖でしょうか???

その後は地中海を超えて、、、

到着間際にはフランクフルトの街並みが望めました。フランクフルトはかなり緑の多い街ですね。

まとめ

初めて中東経由のヨーロッパですが、12時間+7時間とかなりかかりました。でもビジネスクラスであればフルフラットのシートですので疲れはありません。

機内食は、ビジネスクラスでも好きな時にオーダーできるということでしたが、普通に離陸後と到着前にしました。お茶の充実さもお酒をほとんど飲まない私たちには嬉しい点です。

初めての中東で、ルブアルハリ砂漠を横断し上から望むことができました。帰りは、アブダビにストップオーバーしてデューンドライブをする予定ですのでそれもまた楽しみです。

昼便で多少仮眠は取りましたが結構な時間遊んでしまいました。この後フランクフルとを5時間観光、その後3時間かけてミュンヘンに移動ですが大丈夫か・・・

 

← Previous 旅行記トップ ↑ Next →
最新情報をチェックしよう!