ブダペスト観光 〜夜のドナウ川・鎖橋〜

フォアグラを満喫した後は、地下鉄M1で「Vörösmarty tér(ブダペスト中央広場)」駅まで。そこからドナウ河岸までは歩いてすぐです。ペスト側の広場近くの川沿いは、遊覧船、レストラン船などの発着所になっています。対岸のブダの丘は元王宮、現美術館、博物館の建物がよく見えます。それほど派手ではないですが一応世界遺産構成要素に含まれています。

2015年に訪れたタイミングでは中までは足は伸ばせず、2019年に再訪した際に入場しました。

ブダペスト観光 〜マーチャーシュ教会に夜入場できる裏技?お手軽コンサート&漁夫の砦〜

セーチェーニ鎖橋(チェーンブリッジ)

そして右にターンするとお目当ての鎖橋です。ちょうど真ん中にマーチャーシュ教会と漁夫の砦(と滞在しているヒルトン)が見えます。これから腹ごなしに、鎖橋を渡って最後はあそこまで歩いて帰ります。大体距離としては2km程度で大したことありませんが若干高低差があります。

川沿いは桟橋&遊歩道になっており散策可能です。ただ、船が停泊している部分は眺めが遮られますので常に綺麗に端が見れるわkではない感じです。歩いてだいぶ近づいてきました。

この辺の角度がベストな感じですかね。橋脚が石造で非常に立派ですが、通行する部分がかなり狭いことからが分かります。また、今現在は、こういた吊り橋の吊り部分はロープがよく使われていますが、この橋は今でもロープではなく自転車のチェーンみたいな鉄板をつなぎ合わせた構造をとっています。そしてそれが鎖橋という名前になっている理由です。一個一個のチェーン(風の鉄板)は数メートルでかなり大きい感じです。

橋の入り口までやってきました。

ライオン像

橋の両端にはライオンの像が睨みを効かせています。舌がないないとかで揶揄われて、作者はドナウ川に身を投げたとかなんとか、、、真偽の程は不明ですが、そんな揶揄い方をする方も、それを間に受けるのもちょっと稚拙ですね。時代が多少違いますが、東照宮の象とかに比べればそれなりにリアリティがあるのではないでしょうか。

そしてチェーンの鉄板が10枚くらい重ねたものを順に繋げてロープの代わりになっていますが、その鉄板の終端部がよく見えます。鎖橋には、この鎖を毎日チェックする役割が専門の担当者がいるとのことです。

鎖橋は離れたところからのチェーンの照明がきれいでしたが、近くで見るとこんなに大きくクラシックな感じのものでした。橋桁の巨大なリベットの反射と合わせて鉄鋼を使いはじめた近代の建築を感じます。

橋自体は300m程度ですぐでした。

橋を渡ったところからは橋脚、チェーンを正面から見られるスポットがありました。片側1車線で今現在は隣接するエリザベート橋、マルギット橋に比べるとスループットは限られますが、作られた当時の渡し船に比べたら雲泥の差でしょうね。

夜でも徒歩で渡る観光客に溢れています。鎖橋を満喫しました。

漁夫の砦

あとは、ブダの丘にあるヒルトンまで若干の上り坂で帰ります。10分くらいで漁夫の砦&マーチャーシュのとんがり屋根群が見えてきました。時間としては21時半といったところですが、この辺りもまだまだ観光客が溢れています。観光バスまでいますね。ヨーロッパの夜は長いです。

ここからは階段になります。

ラストスパートで階段を登ってきました。漁夫の砦のゲートをくぐって振り返ると鎖橋と明るい月が綺麗でした。

まとめ

フォアグラディナーを堪能した後は、最後に夜の鎖橋&漁夫の砦を通ってホテルに帰りました。距離としては2km程度ですが、若干の高低差はあります。

鎖橋は、橋脚ががっちりした石造りで非常にバランスの良い格好いい橋でした。鎖橋は何が鎖なのか、鎖に沿っての照明もクラシックで雰囲気がありました。距離は300mほどですので往復しても大した距離ではありません。夜遅くまで観光客がいるのでそれほど危険でもないかと思います。

漁夫の砦も下から見ると、マーチャーシュ教会の屋根も合わせてとんがり帽子が特徴的です。他で見ない建築様式ではありますが、これらも世界遺産構成要素として登録されています。

これにてブダペスト散策は終了。明日の朝は4時起きで空港に向かいます。

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