重慶観光 〜雨の磁器口古鎮は情緒満点〜

重慶2日目の午後、ホテルで少し休憩した後は磁器口古鎮に向かいます。もともと水運の拠点としての港町だったということで、今現在はそうした用途はなくなっていますが、明清様式の建物が並び雰囲気が良く一大観光地になっています。

立地

磁器口古鎮は、重慶中心部から嘉陵江を10kmほど上流に上ったところにあり、重慶中心部からは、地下鉄もしくはバスでのアクセスになります。地下鉄の場合は1号線の磁器口駅が最寄りで、滞在しているヒルトン重慶からは両路口駅から1号線で12駅、30分くらいでした。

磁器口古鎮

地下鉄の駅からはある程度人の流れがありますのでついていけば辿り着けます。コンクリート造で直線的であまり情緒はありませんがこんなゲートが目印です。

この先の小道に入っていくと一気に情緒のある風景になります。

階段エリア

地下鉄の駅から入ったところは丘の上にあたり、嘉陵江畔に向かって下っていきます。しばらく階段沿いのエリアが並び、雰囲気としては台湾の九份に通じる感じです。この日は生憎の雨でしたが、濡れた路面が光を反射しより一層雰囲気が出ます。

ただし、路面は石畳ではありますが泥っぽいため、階段などで靴底以外の部分が接触しないように注意しましょう。上ばかり見ていて足元の注意が疎かになるとこうなっちゃいます。特に布地の場合は落とすのが大変です。ホテルに帰ってかなり苦労しました。



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ただし、路面は石畳ではありますが泥っぽいため、階段などで靴底以外の部分が接触しないように注意しましょう。上ばかり見ていて足元の注意が疎かになるとこうなっちゃいます。特に布地の場合はホテルに帰ってから落とすのが大変でした。。。

それにしてもガスった天気に、苔むした瓦など絵になります。日が当たりそうな屋根の上が苔むすって、、、重慶はずっと湿った感じなのでしょうか。



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下に降りるにつれ町が大きくなります。だんだんとお店が、観光客も増えてきます。

麓のメインストリート

麓まで降りてきました。道幅も広がり、より大規模な路面店が並びます。通り沿いの建物、提灯の感じなど統一感があり昔の中国にタイムスリップしたような感覚になります。

烤肉王

そんななかに人だかりができている串焼きのお店がありました。人だけでなくワンコも興味津々です。

せっかくになので私たちも参戦してみました。肉が5串で10元(200円)、イカが4串で10元(200円)と掲示があり明瞭会計です。

ゲットです。うーん、大分辛いですが普通におやつにはいい感じです。ふと、視線が・・・

いやいや、そんなウルウルした目で見られても、これは辛いから君には無理よ・・・

視線を外して口に運びます。

日が暮れてくるとより一層雰囲気が良くなります。

川縁の端っこまでやってきました。

ほんとは、ディナーもこの辺でとも思っていましたが、つまみ食いしたのでちょっとそこまではお腹も減っていないということで撤収することにします。

まとめ

重慶の観光情報はなかなか少ないですが、磁器口というエリアを訪れてみました。

中国では各地で大々的な再開発が進められており、似たような景観を持つエリアとしては天津の小文化街北京の前門大街などもあります。ただ、それらはあくまでかつての街並みを再現したエリアですが、ここ磁器口は、少なくとも一部の建物はそうした再現ではなさそうで、それなりにバックグラウンドが感じられます。

また、訪れた時はあいにくの天気でしたが、その分光を反射して情緒がありました。ただ、一方で地面は土っぽく、一旦汚れると落としにくいので注意が必要です。

お店は、屋台的な軽食、お土産のほかにカフェなどもありその点でも九份に似ています。時間があればゆっくりしてみるのもありかもしれません。

重慶の数少ない観光地と思いますが、中心部のスカイスクレイパーとの対比もあり面白いかと思います。重慶を訪れた際には合わせて訪れてみると良いかと思います。

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